2013年12月03日

◆ 燃料電池車よりも排ガス規制

 「燃料電池車は排ガスを出さないからクリーンだ」と言われる。しかし、排ガスを抑制したいのならば、排ガス規制を強める方がいい。 ──

 「燃料電池車は排ガスを出さないからクリーンだ」と言われる。たしかに、水素と酸素からは、水ができるだけだから、一酸化炭素も炭素微粒子も二酸化窒素も出さない。その意味では、クリーンである。
( ※ ただし「炭酸ガスを出さない」という意味のエコは成立しない。→ 前出項目

 ただし、排ガスのクリーンさを求めるのであれば、燃料電池車をいくら推進しても、効果は皆無に近い。なぜか? 次の二点による。
  ・ 燃料電池車は、当面、台数がごくわずかである。
  ・ 代替される乗用車は、排ガスが比較的クリーンなガソリン車だ。


 要するに、そこいらのガソリン車を千台ぐらい、燃料電池車に取り替えても、それによる排ガス削減の効果は、微々たるものである。日本全体では、効果は皆無に等しい。こんなことのために、百億円単位の補助金を投入するなんて、馬鹿げている。

 ──

 では、どうすればいいか? こうだ。
 「排ガスを減らしたければ、直接、排ガスを規制する」


 具体的には、こうだ。
 「ディーゼル微粒子などをたくさん排出する大型ディーゼル車(トラックなど)の排ガスを規制する.特に、年式の古いものは、大量の有害ガスを排出するので、強く規制する」


 たとえば、次のように。
  ・ 古い年式の大型トラックには、高額の課徴金。
  ・ 新しくて排ガスが比較的クリーンなトラックには補助金。
  ・ 特に、LPG車には、多額の補助金。


 このようにすれば、圧倒的に多くの排ガスを抑制できる。どうせ金をかけるのならば、燃料電池車なんかより、こちらに金をかけるべきだろう。
posted by 管理人 at 20:09| Comment(0) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
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