iPad は今は大人気だが、あと1〜3年で消滅するだろう。それは歴史的な必然だ。 ──
これは衝撃的に思えるかもしれないが、当たり前のことだ。
まずは、前項を見るといい。
→ 4万円の Windows タブレット
見ればわかるように、Windows の機能をフルに使えて、MSオフィスのアプリまで付いていて、たったの4万円強だ。ディスプレイの差を除けば、性能的には iPad を圧倒している。勝負にならないぐらいの大差が付く。iPad に勝ち目はまったくない。
では、iPad が消滅するのは、Windows タブレットに負けるからか? 違う。ライバルは、Windows タブレットではない.身内にある。
──
そもそも、iPad とは何か? 次の趣旨で述べた。( → 別項 )
「 iPad は …… OS が Windows2000 並みに軽い」
ここでは、OS が軽量であることが、iPadの特徴となっている。正確に言えば、iOS は Mac OS X のサブセットである。
そして、そのことゆえに、OS は軽量さと引き替えに、大幅に機能を喪失した。
しかし、先の Windows タブレットを見ればわかるように、もはや CPU (Atomプロセッサ)は、Core i5 並みの性能を持つようになった。メモリも十分に備えるようになった。
とすれば、 iPad はもはやハード的には Mac OS X を搭載できるのだ。数年前の Mac book と同程度のスペックをもつのだから。(現行の iPad ではなくて、次世代の iPad は、だが。)
したがって、次の iPad は、iOS のかわりに Mac OS X を搭載するのが当然だろう。そして、そうなれば、それはもはや iOS を搭載しないので、iPad ではない。Mac Pad という名前がふさわしい。 (^^)v
(「 Mac タブレット」でもいいが、ダサい名前。)
──
iPad は、次世代では消滅して、Mac OS X を搭載する Mac Pad になるだろう。(遅くとも、三世代後では。)
ただし、名称だけは、iPad という名称を維持するかもしれない。しかしその中身はもはや、iPad ではなくて、Mac Pad なのである。
( ※ 以上は推定です。アップルの内部情報をスクープしたわけではありません。しかし、論理的には、必然であろう。)
2013年12月01日
過去ログ
そのための CPU (最新版の Atom)は、この12月の製品になってようやく搭載されるんです。 CPU の開発状況しだい、ということですね。今まではそうしたくてもできなかった。12月以降になってようやくできるようになった。
それにしても、この CPU はすごい。一挙に3倍ぐらいの性能アップ。私の見込みを大幅に上回った。
自分の書いたことを覚えておくといい
むしろ消えるのはwindowsタブだろう
・ 遠からず、3万円にまで下がる。
・ LTE の使える無線型も出現する。
・ スマホタイプの4〜5インチも出現する。
・ Android の市場を大幅に食う。
・ Mac Pad とは競合するが、並立する。
──
Android はこうなる。
・ 機能が貧弱すぎて、シェアを失う。
・ 途上国では、低価格品として生き延びる。
Android 対抗の低価格・低性能の iPad(現行機種のままの低価格版)は、たぶん、消えるだろう。コストはほとんど変わらずに、機能が大幅に低いだけなので、誰も買わないはずだ。売り出しても、高値は付けられないので、もうからない。アップルが売るはずがない。(作れるけど、売らない。)
従来型のデスクトップやデスクトップ用アプリは使いものにならないです
逆にデスクトップマシン
でフルスクリーンのアプリが起動するとイラつきます。
MSは8を出してしまった以上このままいくかもしれませんがappleやGoogleが同じ事するのは考えられないです
iOSの美点は「貧弱なハードでも動く」ことじゃなくて、
・タッチパネル操作に最適化されていること
・余分な機能を抑えているから、シンプルで迷いがないこと
・バックアップや共有、ストア購入などが非常に簡単なこと
だと思うのですよ。だから、Macと互換性はとりつつも、別物として成立する。
で、Windowsは上記がまったくなっていない。利点は「(Officeを含む)過去のアプリが動く」だけです。機能ばかり過剰で使いにくいし。で、そうこうしているうちに、新しいアプリの差は質量ともに開く一方。
私は、数年先に消えていくのはPCのような気がしますね。ごく限られた用途(大量のデータ入力や保管)を除けば。で、そんな用途は少なくとも家庭ではほとんどないし、外付けキーボードやクラウド容量の整備でそれもほぼ解決してしまうでしょうから。
それはいくらでも維持できますよ。単なるインターフェースの問題です。現状の上位互換になるだけですから、現状でできることができなくなるわけじゃない。
また、現状の iOS のままでも、iPhoneには十分でしょう。その意味で、「iPhoneは消滅する」とは言っていません。
iPad が何より不便なのは、日本語入力がまともにできないこと。特に、ATOK のようなIMEを使えないこと。カスタマイズもまったくできない。あまりにも機能が貧弱だ。これでは 20字以上の文字を入力する気になれない。
たとえば、本ブログにコメントを残すのだって、100字以上を書くのが普通です。しかし現状のiPadでは、それだけの文字を書く気にはなれない。最低限、まともな日本語入力機能がなくては。
そういう問題。
基本的には、「100字以上を書く」という能力がほしい、ということ。iPhoneならば、なくてもいいが、iPadならば、ぜひほしい。
> バックアップや共有、ストア購入などが非常に簡単なこと
Windows の方がずっと便利ですよ。無料のフリーウェアがたくさんあって、自由にカスタマイズできる。Google ドライブや、Dropbox も、自由にカスタマイズできる。自分でマシン内部のフォルダ構成やファイル管理さえもできない iPad なんて、仕事用にはまったく使えない。あくまでオモチャでしかない。
研究論文で大量にテキストを書くとか、統計データを加工するとか、そういう用途にはもちろんiPadは向いてない。でも、それを必要とする人って家庭ではまれだし、仕事だって多数派じゃないと思うのですよ。
企業の企画書だって文字を増やしたりレイアウトに凝ったりする時代はとうに過ぎた感がありますしね。それより本質だけ箇条書きにして、あとは口頭で済ませる方がよほど能率的で、そのためには機能てんこ盛りの道具はかえって邪魔だと思うのです。道具の使い方習得に必要以上の労力をかけるのはムダかと。
実際、最近の私はほとんどの仕事をiPadで済ませてます。たまに外付けキーボードは使いますが、正直その必要性もあまり感じない。それより余計なことを考えずに集中できる利点の方が大きいです。
フリーウェアを使ったカスタマイズだって、私も以前はやりましたけど、iCloudみたいにノータッチでやってくれて時系列+検索で取り出せれば大抵の用は済んでしまうから、もうやる気にもならない(笑)。ファイルの階層管理やら細々としたカスタマイズやらに労力をかける必然性が、以前よりグッと低下しているのかなということです。
もちろん、それを必要とする人のために高性能なPCは残るでしょうけど、それは多数派ではないし、散々お世話になった私だってもういらないかな、と思っているわけなのです。わが家のPC、もはや完全なデータ倉庫と化してますし、この文(約700字)もiPad単体で書いてますから(^^)
たしかに十分にありえますね。たいていの人は、キーボードの入力もすごく遅い。手書きより遅い人がかなり多いだろう。そういう人には、iPad でも十分に間に合いそうだ。
手書きどころか口でしゃべるよりもタイピングの方がずっと楽で高速だ、という私みたいな人は多くない。その意味で、iPad で十分だ、という人は多いでしょう。
とはいえ、やはり、ATOK が使えるのと使えないのとでは、大差が付く。上記 約700字だって、ATOK が使えれば、書く時間は2分の1で済むはずだ。使えないよりは、使えた方がいいと思いますよ。実際、iPad では日本語入力が面倒で仕方がない、という人がすごく多いし。
それはたしかにありますね。
ただし、よく考えたら、それは Android でもできることだから、Google の Chrome のアプリでもできるのでは? ……と思って、調べてみたら、たしかに同様のことはできます。
たとえば、Quick Note というエディタ(メモ帳)があって、これは iPad のエディタ(ノートブック)とまったく同様に使える。「保存」という項目はなくて、オンライン上に自動保存される。
Chrome の Web アプリというのは、何のことかよくわからなかったのだが、Android のアプリを Chrome 上で使えるようにしたものだ、と考えていいのだろう。当然、操作性は Android や iPad と共通する。
だから、iPad の使い方を踏襲したければ、Chrome 上でやれば済むだけのこと。iPad のアプリがそっくりそのまま使えます。同じ流儀で。(若干の違いはあるにしても、基本的には同様。)
でもまあ、どうしてこういう使い方をするべきなのか、根本的な疑問がある。「あえて機能に制限を付けて、そのなかで自由さを楽しむ」という変態的な利用方法。ま、インストールが楽なことは楽なので、初心者向きではある。
とすれば、iOS と MAC OS X を自由に切り替えて使えることになる。従来の iOS を利用したければ、いくらでも使えることになる。(DOS窓で MS-DOS を使えるのと同様。)
しかも、この場合は、IME はそのまま使えるから、IME を機能させたまま、iOS を利用できる。
・ iOS + IME
・ MAC OS X
これを自由に切り替えて使えるわけだ。つまり、完全な上位互換。これが将来の iPad のあるべき姿だろう。
もちろん、iOS を使いたい人は、従来通り使える。違和感なし。 IME も使えるが、使いたくなければ、 IME を OFF にすればいいだけだ。(でもそんな人はいないだろう。現状では簡素な専用の IME を使っているだけだ。)
──
ただ、それだと、単純に「iOS だけの iPad 」というのを欲しがる人も出てきそうだ。コスト的には、CPU で2000円、メモリで 3000円、合計 5000円ぐらいしか安くならないだろうが、液晶の品質を retina でないものにするという形で、1万円安の廉価版 iPad が残るかも。
ただ、価格性能比では、iPhone 5c みたいに分が悪いから、先進国では売れないかな。
機能制限があるってのは、よほどのプロ(デザイナーとか、文筆業とか)以外の人にとっては、実は悪くないことだと思うのですよ。
なまじPowerPointが多機能なせいで、ひところオフィスでは妙に色に凝ったり、過剰なアニメーションが氾濫したりした。で、それってまったく本質とは関係ない話で、結局無駄な時間を費やしただけでした。
Wordだって同じで、あんな取扱説明書でも作れるようなソフトはメニューや設定ばかり多くて、普通の仕事人には使いにくいだけです。最近iOSのPagesやKeynoteを使って、そのことがよくわかりました。もうOfficeなんてうっとおしくて使いたくなくなる(笑)
ま、これはタブレットかPCかという話ではなくソフトの話ですが、大抵の人間にとっては高機能やカスタマイズよりも「迷わない」「設定に神経を使わない」「できないことがはっきりしている」、加えてクラウドを「意識しないでも」どこでも同じように使えるってことの方がずっと重要で、生産性も上がると思うのです。
あと、タッチパネル操作とキーボード操作は物理的に水と油ですから、「タッチ操作のくせにキーボードにこだわる」Windows8はすでに出発点から間違えている(笑)。用途に応じて、PC(大量のデータ入力・スプレッドシート処理・精密なデザイン、大画面が必要な用途)とタブレット(それ以外全部)を選択する方が無理がなさそうです。
だから、OSXとiOSは実は統合する必要なんかない。データとiCloudの互換性が完璧であれば、それぞれの入力環境に応じてOSを最適化した方が使いやすいと思います。今もそうですし。
なお、アップルはiPod/iTunes以来、データの階層管理・フォルダ管理を徹底的に嫌ってますよね。なるべく時系列と検索だけで済ませようと。iOSにファイル操作系がないのは欠陥ではなく、その方がシンプルで使いやすいということだと思います。
もちろん、必要なプロの仕事であれば、データを多種のソフトで加工したり、プロジェクト単位でフォルダを作って管理するのは当たり前ですが、これまた多数の人にとってはそんなの不要で、ファイル管理に混乱するだけにすぎない。画像とテキストの使いまわしができればそれで十分なわけです。だからiOSには「カメラロール」しかないし、それで十分(笑)
そういう意味でも、PCとタブレットのOSは無理に合わせなくていい。
【専門用途】キーボード付き、多機能、ファイル操作必須、特化したアプリのみ
【一般用途】キーボードなし、機能制限、ファイル操作不要、エンタメを含めた多数のアプリ
に二極化していくような気がします。
問題は、IME です。私が iPad mini で我慢できないのは、日本語入力だけ。
アプリは、こんなものだろうと思うので、特に不満はありません。ブラウザ以外は、どうせメモ書きとメールぐらいしか使い道はないんだし。
とにかく、日本語入力にストレスがかかりっぱなし。特に変換機能が絶対必要なのが、腹が立つ。ATOK ならば、変換機能なんかほとんど使わないのに。(たまに誤字が残るが。で、そのせいで、私のブログにはときどき誤字がある。ATOK のせいです。私が悪いんじゃない。→ 責任転嫁。)
ATOK搭載してインテント(共有)機能があれば最強なのに。
上記が欲しいためにAndroidに乗り換えたほどです。
Androidの不満はタッチの追従性。最新の4.4でも解消されてない。
Windows Phoneや8.1はiOS並みの追従性がある。
AndroidはUIの土台がよろしくないのか設計思想なのか。。。
ただ、他の人がすでに言及しているように
MacOSとiOSが統合することはないと思いますよ。
Macは未だにタッチパネル機能を搭載しない。別物と捉えてる証拠です。
今はそうだけど、将来は違うだろう、というのが、私の予測です。現状ではなく、将来の話。
ま、個人的な予測ですから、当たらない可能性もある。
ただ、使いたくない人は使わなければいいだけの話だから、機能拡張して、上位互換にすることは、十分に考えられる。
だって、iPad とノートパソコンの2台持ちよりは、1台で両方を済ませる方が、価格でも重量でも有利です。
実際あり得ることだから。
ちょっとさわってみればWin8がイマイチなのわかるだろうに。
その話題は、1年前の記事に書きましたよ。
→ http://openblog.meblog.biz/article/12089510.html
あなたは1年遅れています。
ところで、対比対象は、他の MS の OS です。日本語 IME さえもまともに使えない iOS はライバルになっていない。
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本サイトは MS の悪口がいっぱい書いてあるので、MS から金をもらうどころか、損害賠償を請求されかねない立場です。
一方、ジョブズのことはものすごく褒めているし、私は iPad mini ユーザーなのに、アップルファンは私のことをアンチ・アップルだと思い込んでいる。リンゴ好きは、被害者妄想が強すぎ。
Windows ユーザーはたいてい自虐ネタが好きなんだが、リンゴ好きもそうなればいいのに。
最近やたらオススメするのはなぜ?
最近のことは棚に上げて1年前の話を持ち出すあなたは1年遅れています。
> ところで、対比対象は、他の MS の OS です。
Win8(8.1)以外ということ???
この記事の管理人さんが言いたい趣旨は、「iPadのIMEがイマイチ」ということと「タブレットOSとデスクトップOSが将来統合する」と読めるのですが違いますか?
後者は明らかにWin8系を指してますよ。
前者は誰も否定してません。
後者は違うだろうということです。
お薦めじゃなくて、ただの紹介でしょ? 情報の紹介ぐらいしますよ。
> ところで、対比対象は、他の MS の OS です。
Win8 がいまいちなのは、他の MS の OS に比べていまいちだ、ということ。特にWindows 7 が対象。XP も含めてもいい。
>大抵の人間にとっては高機能やカスタマイズよりも「迷わない」「設定に神経を使わない」「できないことがはっきりしている」、加えてクラウドを「意識しないでも」どこでも同じように使えるってことの方がずっと重要で、生産性も上がると思うのです。
ブラインドタッチできないし。
自分の用途としてはSurface RT Proの方が(キーボードがついてるから)良かったかなとは思います。仕事でofficeソフトも使うし。
で、iOSに入力デバイスとしての性能を求める時点で間違ってるんじゃないかなと思うのですよね
そういう人はPC買ってくれって話なんじゃないかと。
タブレットは「PCまでの性能は要らないけどガラケーじゃちょっと・・・」というスキマ商品だと思うのです。
そういう人が多数居たから売れたわけで。
(まぁ自分のようなデバイス好きも居たでしょうけど。)
嫁はPCに縁がなかったのですが、私が2年前にiPad2を購入してから コレがお気に入りのようです。 YouTubeやゲーム、クックパッドは元より この間 テレビ見ながら ,"猪瀬知事 眉毛" などと検索して 遊んでいます(^_^)
私の予測としては iPadは お茶の間でテレビのリモコンや新聞などのようにありふれた存在になるのではないかと思います。
ドアホンの受像機ぐらいなら簡単に出来そうですが、、、調べたらもうすぐ発売だそう(^^)
↑
読んでて暗い気持ちになりました。
もうPC用OSはLinuxしかなくなるかもしれません。
Apple→iOS
Microsoft→Surface
Google→android
ユーザにとって使いやすいかどうかは問題ではない。
ユーザが定期的に買い換えなければならなくなること(企業にとっては安定収入を生む)が重要
アプライアンスによる独占ですね。
まず、マイクロプロセッサ(CPU)が異なる。
両者とも、DarwinというOSをベースにしてるけど、違うOSです。(iOSがOS Xのサブセットではない)
同じAppleで開発してるんで、親和性は強いんですが、それだけのこと。
OSとかCPUという言葉すら理解出来てませんね。
で検索すればわかるけど、
「iOS は OSX の完全なサブセット」
じゃなくて、
「本質的には、iOS は OSX のサブセットだった」
ということです。ただし、それは過去の時点の話で、最新版になると、独自機能をたくさんつめこんで、 OSX からかなりズレていっていきます。
それでもまあ、基本的な立ち位置は同じなので、本項のように大枠を話す限りは、本項のような認識でおおまかには正しいと言えます。
> 親和性は強いんですが、それだけのこと。
それは相当、不正確な認識ですね。そのような表現は、OSX と unix と Linux ぐらい離れている関係に適した表現です。iOS と OSX には不適切です。
> これまでiPadは、iPhoneなどと同じく「iOS」で動いていたが、iPad2019年モデルの登場に合わせて、独自のOSに切り替えられた。
→ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000000-jct-sci