2013年12月01日

◆ エイズ患者の献血の阻止

 エイズ患者の献血が続いている。これを阻止するには、どうすればいいか? 名案はないか? ──

 エイズ患者の献血が続いている。感染の疑いのある人が、検査を目的に献血するのだが、検査から漏れることがある。その血液を輸血された人がエイズを発症する事例も出た。
 では、この問題を阻止するには、どうすればいいか? 

 実はすでに「輸血した人に感染の有無を教えない」という方針がある。しかしそれでも、感染者が献血をする例がなくならない。
 また、「保健所で無料で匿名の検査を受ける」という方針もあるが、保健所は平日昼間にしか開いておらず、場所も遠いので、受ける人は少ない。
 恐れていたことが起きてしまった!「エイズが心配なら、献血するとソッと教えてくれる」。こんな悪質な噂に乗っかった男性のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染血液が、検査をスリ抜け、2人の患者に輸血されてしまった。うち1人は、HIV陽性に。実は、エイズ検査目的の献血は後を絶たないという。
 献血者からHIV陽性者が出る人数は、ここ10年で年間70〜100人。献血者10万人当たりでは1.5〜2.0人だが、「感染者の人口は欧米より少ないのに、この数は欧米に比べて桁違いに多い」(同課)。
 つまり、献血でHIV検査をしてしまおうという人間が日本ではあまりに多いのだ。日赤広報も「いまだにHIV検査目的で献血に来る人はいる」と話す。保健所では無料・匿名で検査できるが「心理的に行きづらい」というバカな声が多い。
( → 東スポ
報道などによると、40代男性は、2013年2月に献血したが、その2週間前に同性と性的行為をしていたという。しかし、献血時には、医師の問診票にこの半年で男性同士の性的接触はなかったなどとウソの申告をしたとされた。
感染後1か月半ほどは、血中のウイルス量が少ない空白期間とされる。その結果、男性は献血時に感染していたものの、日本赤十字社の検査をすり抜けてしまった。11月上旬の再度の献血で、男性のHIV感染が分かったが、すでに2月の献血が2人の輸血に回されていた。そして、26日になって、慢性の消化器疾患にかかっている60代男性が感染していることが分かった。
男性が献血したのは、実際には感染が通知されないにもかかわらず、それを期待した検査目的だった疑いがあるとされている。
( → J-CAST
 厚生労働省は、エイズ検査を希望する場合は、保健所などが実施している無料で匿名の検査を受けるよう呼びかけています。
( → NHKニュース
 保健所は平日昼間にしか開いておらず、場所も遠いので、受ける人は少ない。(要旨)
( → 読売・朝刊 2013-12-01 )

 どうにも困った事態だ。では、どうすればいいか? 
 「エイズ感染者の献血を法的に罰せよ」
 という声もある。しかし、罰則だけで済むとは思えない。本人にとっては命のかかった問題なのだから、ささいな刑罰などほとんど無視しているだろう。「検査して、エイズ感染の有無を汁というのは、命のかかった問題だ。そのような重大問題に比べれば、罰金ぐらいはどうってことはない」と思いがちだ。

 もっとうまい方法はないか? こういうのはある。
 「エイズが感染した人が献血した場合には、あとで治療して上げない」……(
 ここで、「治療して上げない」というのは、治療拒否のことではなくて、「健保負担をしない」ということだ。読売の記事によると、エイズ患者の場合、最新の薬を飲めば、余命は健常者と同様だという。ただし、薬代が生涯で1億円もかかる。この薬代を負担してもらえないとなると、大変だ。だから、「金を払わない」ということで、() の効果が出る。

 しかし、これはどうも、人道的ではない。いくら懲らしめるとはいえ、ほとんど死刑にするのは、忍びない。
 もっとうまい案はないか?

 ──

 そこで、困ったときの Openブログ。私が名案を出そう。こうだ。
 「献血所で、献血を受ける。この献血を、エイズチェックと兼用にする」


 つまり、保健所に出向くかわりに、献血所に出向けばいい。そこで普通に献血すればいい。ただし、疑いのある献血者は、「エイズチェックしてください」という申告をする。
 このあと、申告のあった血液は、隔離されて、廃棄される。ただし、廃棄される前に、(申告に応えて)エイズチェックをする。その後、献血者には、感染の有無を報告する。
( ※ 献血者には、献血者番号だけを与える。その番号を知った献血者は、あとでネット上で情報を得る。例。「53086047983番の献血者は、HIV 陽性 です」)

 一方、普通の献血者は、その申告をしない。あとは現状通りとなる。もちろん、エイズチェックをしても、その結果を本人は教えてもらえない。(これが重要。このことで、疑いのある人は、自主的に申告をするという動機が働く。)

 これで万事OK。名案ですね。 (^^)b

( ※ 本質的には、処理の問題だ。二つの別々の処理を、一箇所で行なう。ただし、手順の工夫をすることで、受付のあとで、別々の処理に移行する。 → 結果的に、被疑者の手間が減るので、被疑者が検査を受けやすくなる。)



 [ 付記1 ]
 難点はないか? 実は、ある。コストだ。
 この案を採った場合、献血者の提供した血液を保存するケース(採血瓶)が、かなり無駄になる。申告した人の血液を保存するケースは、輸血されることもないのに、無駄にケースが使われてしまう。もったいない。
 しかし、そのくらいの費用は、仕方ない。何しろ、エイズ患者が1人発生するごとに、治療費が1億円もかかるのだ。そっちの費用を節約する方が優先する。
 つまり、このことにより、若干の追加負担が発生するが、そのかわり、医療費を大幅に削減できる。差し引きして、帳尻は合う。

( ※ ただし、政府がお馬鹿さんだと、目先のケース代を惜しんで、巨額の治療費を支払うことになる。……現状は、この状態。視野が狭すぎ。思考が短絡的。……この件に限らず、たいていがそうだ。)
 
 [ 付記2 ]
 作業員の手違いで、エイズ患者の血液が、普通の血液にまぎれこんだら、どうなるか? 
 その場合も、普通の人の血液と同様に、エイズチェックを受けるから、たいていは大丈夫だ。それでも少しはすり抜けるだろうが、だとしても、現状よりはマシだ。
 相対的には、新たなデメリットが少し加算されるが、従来のデメリットが大幅に減少する。だから、差し引きして、大丈夫。
 このように、総合的にメリットとデメリットを見て、差し引きする、という発想が大切だ。「新たなデメリットの発想は一切許されない」という立場だと、全体のデメリットがかえって増えてしまう。
 こういうことを理解できる人は、案外、少ないものだ。

 [ 付記3 ]
 献血者には、衛生についての不安が生じる。「エイズ患者の採血をした針で、自分に感染するかも」と。
 そこで、採血用の針は、使い捨てにするといい。これで、不安は消えるだろう。
( ※ すでに使い捨てになっているかも。たぶん、そうだ。)

 [ 付記4 ]
 献血者には、もっとサービスをした方がいい。私の案はこうだ。
 「初音ミクのナース姿の文房具をプレゼント」
 「赤十字の萌えキャラを創案して、その文房具をプレゼント」
 
 ※ あとで調べたら、もうやってた。ただし、一部地域のみ。
  → 献血に協力した人には初音ミクのオリジナルポスターとポストカードをプレゼント

 他の萌えキャラでもいい。赤十字の萌えキャラなら、紅莉栖 がいいかも。名前からして。
posted by 管理人 at 18:51| Comment(1) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
というより、根本的な部分で
まずエイズに対する偏見や差別意識を
どうにかしないとお話にならないと思います。

薬害エイズ事件以来日赤や厚生省が
ゲイをスケープゴートにしたせいで、
ゲイ自体もこういう有り様だし、
ゲイでない人は自分とは関係無いと思って
検査に行かない為に感染に気づかず
いきなりエイズを発症するケースが急増
してるそうですよ。
Posted by Caprice at 2014年01月07日 22:31
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