2013年11月16日

◆ 蓄光(≒ 夜光塗料)

 蓄光という概念がある。夜光(塗料)とか蛍光とかに似た概念だが、その明るさははるかに強い。 ──

 昔から夜光塗料というものがあったが、今ではその能力がはるかに高い物質が開発されている。
  → 太陽光を吸収し、夜に美しく光る歩道:発光する表面塗装材 (画像あり)

 これを読んだとき、「新しい化学物質が出現したのかな」と思ったが、調べてみると、そうではないようだ。かなり前から存在する物質である。夜光塗料に似たものだが、新開発された。圧倒的に高い性質をもつ。
 誰が開発したのか? と思ったら、日本の根本特殊化学だ。 詳細は
  → http://j.mp/17iz7ON
  → http://j.mp/1fZL92d
  → http://j.mp/1fZKRIr

 冒頭のページ(WIRED)の例は、この蓄光材料を、屋外でも使えるように耐久性をもたせただけだろう。たぶん。

 ともあれ、こういう「蓄光」という高性能の材料があることは、大切だ。一応、紹介しておく。

 ──

 で、これが何で大事かというと、夜間に遊ぶためじゃない。停電のときに役立ちそうだからだ。というのは、次に紹介したような話があるからだ。(前出項目)
  → 道案内のソーラー標識(地震で)

 ここでは、次のような例が紹介されている。(埼玉県)
 「地震のときの停電時の対策として、ソーラー標識をたくさん設置する。40個、9700万円で」
 計算すると、1個 242万円である! 呆れた。こんな馬鹿高値の標識を設置するなんて、あまりにも馬鹿げている。

 そこで、上記項目では、さんざん批判した。「そんなものは不要だ」という趣旨。

 ただ、本項で述べた蓄光の材料があるのならば、ごく安価に標識などを作れそうだ。それはそれで、けっこう便利そうだ。というわけで、本項では「蓄光」という概念を紹介したわけだ。

 ──

 さて。さらにあらためて「ソーラー標識」をググると、新たなことがわかった。
 「ソーラー標識は、最近では、ごく安価に販売されている。太陽光パネルも、LED も、ともに激安になったので、ソーラー標識もごく安価になった」

 たとえば、Amazon の例。

   


 次のような商品案内もある。
  → ソーラーLEDサイン(標識)

 ここでは価格は不明だが、販売しているのだから、馬鹿高値ということはあるまい。1個 242万円ということはあるまい。高くても数万円だろう。というわけで、いくらかは意味がある。

 ただ、蓄光の方がはるかに安いことは確実だ。その意味で、用途はいくらか異なるが、蓄光というものも覚えておくといいだろう。

 使用例:
 災害時のために、地図を蓄光材料で描く。白地(蓄光材料)の上に、黒インクで図柄を描く。そういう地図。



 [ 付記 ]
 「停電で真っ暗なときには、地図を頼りに歩いたりしない方がいい」
 と前に述べた。
  → 道案内のソーラー標識(地震で)

 ただ、よく考えると、常に真っ暗とは限らない。満月のときには、地上はかなり明るい。
 地震のとき、運が良ければ、満月か半月ぐらいになっていて、地上はけっこう明るいかもしれない。それなら、地図は役立つかもしれない。

( ※ ただし地上の狼はどうしようもない。停電時の夜間には、女性の一人歩きはお薦めしません。)
 


 【 商品案内 】


  蓄光テープ
     

 廊下に張っておくと、夜間にトイレに行くときに便利そうだ。
 (常夜灯の代わり。常夜灯だとまぶしい、という人向け。)
posted by 管理人 at 15:51| Comment(1) | 科学トピック | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夜間は目印になるものも目につきにくい。
また、標識で地名を掲げられても自分の向かう方向が分からない。
つまり、どちらの方向に向かっているのか、方位が分かるようにならないか。
スマホ持っているなら地図が出るしGPSで方位もわかる。
Posted by きたきた at 2013年11月17日 13:28
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