2013年09月21日

◆ 起業で儲かるという妄想

 「起業すると大儲けできる」という見解があるが、ただの妄想である。引っかからないようにしよう。 ──
    ( ※ 本項の実際の掲載日は 2013-09-19 です。)


 「起業すると大儲けできる」という見解がある。
   → 東大の同級生の結婚式に行ったのだけれど

 ここでは、ホリエモンや孫正義の例が挙げられているが、彼らはごくごく例外である。宝くじで特等に当たったようなものだ。しかも、孫正義は、もともと知能が抜群である。普通の人は、スタートラインからして大きく引き離されている。とうてい真似はできない。(ライオンの真似をする子猫のようなものだ。)
 
 普通の秀才レベルはどうか? こうだ。
   → UEI社長 清水亮
   → 悪いこと言わないから、会社なんて始めるべきではありません

 この二つのページは、身の毛もよだつような話が書いてあるので、熟読するといいだろう。

 とにかく、起業しても、99%ぐらいは失敗する。しかも、成功してさえ、バラ色にならない。バラ色に見えたホリエモンは、1000億円(?)の株券が紙屑になったあとで、監獄に入ってしまった。
 孫正義は? 大成功か? バラ色か? それは彼の頭髪を見て判断したい。

 とにかく、(少なくとも日本では)起業なんて、まともな人間のやることじゃないね。一種の狂人のやることだ。人生をバクチにかけるようなものだ。
 「ロシアンルーレットやりません? 6発のうち、1発だけが、空砲です。もしそれを引き当てたら、100億円差し上げます」
 あなたなら、やりますか? 6発のうち5発は「死亡」ですよ。
 ベンチャーの場合は、100発のうち 99発は「失敗」だ。「失敗」のうちには、「死亡」も1発ぐらいはありそうだ。また、「ハゲ」「胃痛」「早死に」のような弊害も、たっぷりと含まれている。



 [ 余談 ]
 ついでに、幸福に至る最も確率の高い方法を教えよう。それは、大金を得ることではなくて、結婚することだ。
  

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posted by 管理人 at 23:57| Comment(8) | 一般(雑学)2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「浮利を追わず」の精神で、お金が社会全体で循環するような経済システムがベースの部分
(全体の30%程度でも)で機能すれば、住み良い社会になるでしょうね。
 そういう経済学は、まだ、日本で確立できる素地はあるが、翻訳受け売り型の経済学者では、
無理でしょうね。
Posted by 思いやり at 2013年09月20日 23:16
個人事業レベルで起業だと、5年間で半分ぐらいが倒産します。
アイデアだけとか、技術だけだと続かないですね。
逆に言えば勢いだけでは無く、ちゃんと経営できれば簡単には倒産しないと思います。

ホリエモンは、既に無料プロバイダ事業に失敗・本業から撤退していたライブドアを、株式売買のテクニックだけで大きくした訳です。最初から5年で破綻のパターンです。資金が出来て買収した雑多な企業を、次々に再生してゆく位でないと続かないと思ってました。

ロシアン・ルーレットの例でいくと、弾をこめるのは経営者自身。実弾1発ぐらいで始めたいところです。
Posted by MSどす at 2013年09月21日 08:43
倒産しなくても、「起業前よりは収入が減って、労働時間が増えて、心労が激増した」という例が多いですよね。UEI社長(上記)が、いい例。

 自分のひどい気苦労と金銭損失を他人にも少し味わわせる、という機械を発売したのが、おもしろい。
Posted by 管理人 at 2013年09月21日 09:11
イイネボタンが欲しいところですね。
Posted by 京都の人 at 2013年09月21日 10:47
>「ロシアンルーレットやりません? 6発のうち、1発だけが、空砲です。もしそれを引き当てたら、100億円差し上げます」あなたなら、やりますか? 6発のうち5発は「死亡」ですよ。

経済学でいうところの,費用便益分析ですね.自分自身なら.6発のうち5発が当り(100億円)でも引かないですね.死ぬことと100億円では間尺に合わないからです.仕事がなく食い詰めた若者に外れなら死ぬが当れば50億円差し上げますとして,引かせれば当れば50億円が自分の懐に入ります.米国で志願兵を集める方法がこれではありませんか.
Posted by 森中 定治 at 2013年09月21日 15:28
起業ではなく法律上自営業になるのはまともな発想
無職よりは自営業のほうが世間体に良い
Posted by 片柳 at 2017年02月16日 12:30
 自営業の平均年収は、下記。
  → http://heikinnenshu.jp/tokushu/jieigyo.html

 たいていの業種で、一流大卒のサラリーマンより、ずっと劣りますね。おまけに、厚生年金に入れないと、老後の年金も悲惨だし。
(サラリーマンは、給料のほかに、企業の年金負担分の加算があり、見えない給与となっている。)
 自営業で成功するのは、リーダーシップを取って社長になるような人。だけど、そういう人なら、大企業に入っても成功する。
 ゲイツみたいに才能があれば、大金持ちになれるが、普通の才能だったら、大企業に入る方が「寄らば大樹の陰」ですね。
 なお、IT系では、フリーになったり起業したりした人がいっぱいいるが、たいていは悲惨です。
Posted by 管理人 at 2017年02月16日 22:08
自営業者とサラリーマンとでは同じような所得の比較はできません。自営業者は多くのものが経費として処理できるからです。

配偶者に給与として支払ったものも経費になります。飲み代、書籍代、ゴルフのプレー代、スマホ代、パソコン購入費、慶弔費、車両購入費、車検代などありとあらゆるものが経費になります。
自宅を事務所として使えば、住宅購入費や電気代の一部も経費とできます。

サラリーマンと比較するのであれば、実際の収入は、もっと割り増して考える必要があります。

極端な話、うまく処理すれば確定申告書の所得が0であっても生活することもできます。

自営業者で所得が4、5百万もあるということは、確定申告の処理の仕方がまずいか、相当儲かっているといえるでしょう。4、5百万のうちから税金を払って残りは丸々貯金できるレベルです。
Posted by バスパワー at 2017年02月20日 22:18
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