7〜8インチのタブレットで、スマホの代わりとして使うのであれば、新 Nexus 7 が最強だろう。( → 前項 )
一方、パソコンとして使うのであれば、ビジネス用のソフトや、高性能な日本語 IME が必要だ。となると、選択肢は Windows タブレットに限られる。
とはいえ、サーフェス PRO は 10万円ぐらいするので、高すぎる。もっと安いのはないか? ある。4万円クラスで見つかる。
日本エイサー (AAXBV) ICONIA W3-810
4万円でありながら、Windows 8 としてちゃんと使える。これほど高機能の格安タブレットは、他にないだろう。iPad mini などと比べても、圧倒的に高機能だ。
特に素晴らしいのは、MS Office が付属していることだ。このソフトは通常 28000円の値札が付いているのだから、その分を差し引くと、本体価格は 12000円にすぎないとも言える。
( ※ 実を言うと、 28000円の MS Office は2台にインストールできるので、実質価格はその半額だとも言える。その場合には、14000円を引いて、残額は 26000円となる。それでも格安だ。)
難点は、液晶がきれいでないこと。ネットの評価でも、評判は良くない。とはいえ、「文字さえ読めればいい」という私みたいな立場なら、あまり気にならないとも言える。(昔のモノクロ液晶のワープロ専用機よりもマシであればいい。)
──
なお、液晶の難点を解決した製品もある。東芝の新モデル Encore だ。これも遠からず発売される見込みだ。……とはいえ、いつ発売されるかもわからない。また、 MS Office が添付されているとも思えない。実質価格はかなり高くなりそうだ。
「 MS Office の付いた格安タブレットで、十分にビジネス能力のあるものを、今すぐ使いたい」
というのであれば、本機 ICONIA W3-810 が唯一の選択となる。
※ ただし、ときどき不良品があるようなので、注意。
簡単に交換してくれる Amazon で買うのがベスト。
Nexus 7 でなく ICONIA を買うのならば。
【 関連項目 】
→ 手書き Win 機が 39800円
こちらのタブレットも、4万円。しかも、手書き機能付き。
ただし、OS 代が別途1万円。さらに、手書き機能のためには 5000円かかる。合計、55000円。手書きのために、ずいぶんと金を食う。また、Office ソフトは付いていない。当然。
ゆえに、ICONIA の方がずっとお得だ。(液晶はよくないそうだが。)