ネグリトとは、アジア南洋の島々にいる、小柄の民族(人種)。肌が黒いので黒人と見間違われることもあるが、オーストラロイドの一種と見なせる。
( ※ トリビアふうの話題なので、読まなくてもいい。) ──
名前がまぎらわしいが、ネグリトはネグロイドではなくて、モンゴロイドの一種である。肌が黒いので黒人と見間違われることがあるのは、オーストラロイドと同様だ。しかし実際には、非常に古いタイプのモンゴロイドであると見なせる。オーストラロイドの仲間だと考えていい。
ただし、体がとても小柄なので、他のオーストラロイドとはかなり違っているとも言える。それでも、遺伝子的には、オーストラロイドと同様に、モンゴロイドの一種であると見なせるようだ。
代表的な例は、アンダマン島人。
それだけだ。あとは下記で。
【 関連サイト 】
→ ネグリト - Wikipedia
→ アンダマン諸島 - Wikipedia
→ ネグリトは「出アフリカ」の生き証人?
→ Y染色体の拡散 − アンダマン諸島
→ 遺伝子近縁度調査 Y-DNA
→ Andamanese photographed (画像)
[ 余談 ]
似た用語に「ネグリロ」がある。これはネグロイドの下位区分で、ピグミーのことだ。本項の「ネグリト」とは違う。
「ネグリロ」と「ネグリト」は、まぎらわしいが、混同しないように。
2013年08月20日
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