水素を液体化する(体積を 500分の1にする)という技術が開発された。これは燃料電池車の代替になる。 ──
水素を液体化する(体積を 500分の1にする)という技術が開発された。詳しくは下記。
→ 水素を液体化、体積500分の1に
この水素を燃料電池車に使うというアイデアもあるようだが、むしろ水素エンジン車として、内燃機関で燃焼させる方がいいだろう。
具体的には、純粋な水素エンジン車というよりは、LPG に70%ほど混ぜて使うのが現実的であるようだ。(記事参照。)
LPG 車は、すでに実用化されている。それと同程度の技術だから、あまり困難でなく実用化しそうだ。
→ LPガス車 > 燃料電池車
政府は、燃料電池車をやたらと優遇しているが、どうせなら、LPG 車も優遇した方がいいだろう。こっちの方が有望だ。
仮に、LPG 車が世界を制覇するとしたら、燃料電池車ばかりを優遇していた日本は、ガラパゴス化して、世界の潮流から取り残されることになる。それは「政府の補助金で日本の自動車会社をガラパゴス化する」というようなものだから、政府による産業滅亡策になってしまう。
[ 付記 ]
燃料電池車は、あまり見込みがない、と私は考える。理由は、熱効率が低いからだ。ガソリン車よりも熱効率が低い。オマケに、やたらとコストがかかる。白金という稀少資源もたくさん使うので、普及は原理的にほぼ不可能。
筋がかなり悪いので、私としてはとうていお勧めできない。電気自動車の方がまだマシだ。
2013年08月10日
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