2013年08月04日

◆ 富士山の入山料とトイレ

 富士山で入山料を徴収しているが、やめるべきだ。かわりに、トイレの利用料を徴収すればいい。 ──

昇仙峡展望台から望む富士山
昇仙峡展望台から望む富士山 by (C)カノープス

 
 富士山で利用料徴収している。任意なので、全員の6割ほどが、1人 1000円を払っている。
 世界文化遺産に登録された富士山で環境保全などに役立てるため、山梨県と静岡県が登山者に任意で1人当たり1000円の入山料の負担を求めたところ、3日までの10日間で3万4000人余りが協力し、およそ3400万円が集まりました。
 登山者の数をカウントしている吉田口では、登山者のおよそ60%が入山料を負担したということです。
( → NHK 2013-08-04
 朝日新聞(紙)の報道によれば、払う人が多すぎる感じで、行列をなすぐらいらしい。「いちいち行列に並ぶぐらいなら払わない」という人もけっこういるのだろう。ま、非常にたくさんの登山者がいるのだから、徴収の人手が足りなくなるのも、不思議ではない。
  → 登山者の行列(画像)

 ──

 一方で、途中にあるトイレでは、トイレが不足して困っているそうだ。これも利用者が急増しているせい。



 トイレが足りないので、登山者は困るし、環境は破壊される。その一方で、トイレの利用料はたったの 200円。これではトイレをたくさん設置することもできない。
 そこで、「料金を払ってくれ」と頼んでいるそうだ。
 国や県、富士宮市などでつくる「富士山富士宮口五合目公衆トイレ維持管理運営協議会」は1日、登山道入り口にほど近い「五合目公衆トイレ」に利用料支払いを求めるプレートを設置した。
( → 同ルートでは、「五合目公衆トイレ」で1回 100円の利用料の支払いを任意で求めているほか、6合目以上の各山小屋では 200円を強制徴収している。 )
 しかし、こういうことをやっていてもトイレが足りないのが現状だ。

 ──

 以上のすべてを解決するために、私が提案しよう。こうだ。
 (1) トイレの利用料は、現状の倍額。(任意ではなく必須。)
 (2) 登山の入口では、入山料の徴収をやめる。
 (3) かわりに、トイレの回数券を販売する。


 具体的には、次の感じ。
  ・ トイレの利用料は1回 400円。必須。
  ・ トイレの回数券は 7回分で 2000円。

 
 以上によって、トイレの整備と、入山者の抑制という、両方が同時に達成される。
( ※ なお、場合によっては、もっと金額を上げてもいい。)
( ※ 回数券の余った分は、1回分を 100円ぐらいで回収してもいい。横流しを防ぐために。)
( ※ ただ、回収するとお金がかかってもったいないから、券をそのまま持ち帰ってもらう方が賢明だ。そのためには? 券に萌え絵を描くといい。「富士たん」という萌えキャラの絵。これで 100円を返済しないで済む。)


黎明の富士
黎明の富士 by (C)DAYS

 


 【 関連項目 】

 動画の中に出てくる「バイオトイレ」(オガクズの微生物で汚物を分解するもの)については、前に紹介したことがある。
  → 地震で必要なのは食料よりも トイレ
posted by 管理人 at 10:08| Comment(8) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
人間の糞尿は、最終的には自然に還り自然界が再利用する。プラスティックのゴミより素性が良いですね。
昔は野糞が当たり前、用便後は木の葉をちぎって拭いて糞の上を覆えばOK。自然の循環の一コマでした。
 とはいえ、富士山も世界遺産になり、いままで以上に大人数が登山し大量の糞尿を放出することになった
ため、従来とは違った抜本的な対策(再設計)が必要ですね。管理人さんの案(トイレ使用料)で、費用を
捻出するのは合理的です。

 ある(まだ無名の)NPOは、バクテリアの権威氏も所属していて、糞尿を餌にして、無臭もしくはやや
芳しい、有益な肥料に代えるバクテリア群を精選された(25年の研究の成果という)。自然の加速器。
 煙草の臭い、飲食店の腐敗臭を根本的に消臭する(臭いの元をバクテリアが食べる)、商品を開発された。
それを応用すれば、富士山の糞尿も、悪臭は短期間のうちに消え(バクテリアが食べる)、肥料に換る。
つまり、富士山の大量の糞尿は大量の肥料に換り、それらは、登山ルートから外れた山肌に施肥していけば、
富士山は、生物多様性の豊かな山になる可能性がありそう。

 糞尿問題も、別の視点から見ると、夢のある世界に見えてきますね。
Posted by 思いやり at 2013年08月04日 21:34
富士山のような高所ではバクテリアも少ないため糞尿は分解されません。
知ったような口を利く前に、登山家初心者でも知っている基礎知識を勉強されたらいかがでしょう。
Posted by サルーン at 2013年08月05日 01:39
バイオトイレで分解するというのは、私が言っていることじゃなくて、上のニュースで報道されたことです。動画の字幕に書いてある。「富士山 バイオトイレ」でググってもいい。
Posted by 管理人 at 2013年08月05日 06:39
>知ったような口を利く前に、登山家初心者でも知っている基礎知識を勉強されたらいかがでしょう。

 寂しい言い方をする方ですね。登山家さんですか。私は時々登山はするけれど山登りを目的化する登山家では
ありません。山野で育っていますので、山や川で過ごした実時間と実体験は豊富です。山は素晴らしい大自然の
一部です。例えば、野糞は瞬く間に自然に吸収されます。頼もしく感動的です。

 富士山の山頂付近で用便をするということではなく、多くの人が、ふもとに近い適所までで計画的に用を足す
ようにし、そこに、高効率バクテリア群を活用したトイレ方式も導入していくと合理的ではないかいう提案です。
少しずつ実現されれば、世界遺産に相応しい日本の環境保全の姿勢は世界的に評価されます。
 中には、計画性のない人や体調不良の人もいて、山頂に近いトイレも必要ですが、事前に丁寧に広報すれば、
大部分の方はふもと付近で用便されるでしょう。
 管理人さんの提案であるトイレ使用料は、上へ行くほど高くすれば、環境をあまり考えない人に、考える契機
になりますね。
Posted by 思いやり at 2013年08月05日 13:39
利用者数に応じたバイオトイレを増設して人間の排泄物を分解できる様にしても「使用後のあれ(セルロース)」等がたっぷり残りそうです。
使用後のあれをお持ち帰りにするか、難水溶性紙の持ち込み厳禁にしないと・・・。と思います。
フジは遠くから眺めるものですね
Posted by 京都の人 at 2013年08月05日 23:04
動画に出ていますよ。専用のティッシュ以外は禁止です。
Posted by 管理人 at 2013年08月06日 00:33
尻拭きに適した木の葉を入れたボックスを置くのも手です。
1)地元で栽培する。
2)使用感の良いのは、もちの葉、悪いのは、ゴボウの葉
 葉っぱで拭くのは、最初は「ギョッ」とするかも、しかし「ワイルドだぜぇ」。面白いし、慣れます。

>動画に出ていますよ。専用のティッシュ以外は禁止です。
 そうですね。環境にやさしい「尻拭き紙」をもっと開発し、ふもとで購入できるようにすることですね。
Posted by 思いやり at 2013年08月07日 08:26
富士山など人気の山にはバイオトイレ(物質の自然循環)の開発・設置が必要という趣旨で、野糞の例を紹介したら、
韓国人たちが富士山で野糞をして、自慢比べしているというニュースがあった。例えば、
http://www.news-us.jp/article/371216601.html

 野糞の川上にもおけない愚かさである。野糞にはルールがある。子供の頃は山野を駆け巡った。山にトイレがある
はずもなく、テッシュなどない時代。当然、野糞になるが、山道から外れた草の茂った場所(バイオ活動が活発な)で、
草をよけて用をすまし、葉っぱで拭き、物には土を被せ、葉っぱで覆う。それが、子供でも自然から学ぶルール。
 観光登山は1本の登山道を大勢の人が登る。高度が上がると草も生えていない。バイオ活動が不活発。子供レベルの
野糞のルールにさえ反している。大人がやることではない。青木が原の人が通らないところでやる分には野糞ルール内。
 ただでさえ韓国と韓国人の評価は急落しているのだから、自分たちの言動に合理性や倫理性があるかを自問しないと、
世界から相手にされなくなるのでは。
Posted by 思いやり at 2013年08月27日 22:35
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