
【 注記 】
あとで指摘された点があるので、本文中にいくつか修正ふうの加筆をしておきました。
enchantMOON は、たとえすべてが完成しても、 Windows のアプリは使えない。また、Android のアプリさえも使えない。
一方、Windows のアプリが使える手書きタブレットが、本体 39800円で買える。それは……
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こいつである。
→ Dell Latitude 10タブレット
見ればわかるように、価格は 49,980円 (OS込み)だ。ここには、Windows 8 がインストールされている。その価格を 10180円と想定すれば、その価格を引いた残額である 39800円が、本体価格となる。
というわけで、本体 39800円( Windows 8 は別途 10180円)の手書きタブレットを購入できるわけだ。 (^^)v
【 注記 】
あとで指摘されたが、この数字は不正確。あと 5000円高くなるそうです。
(筆圧感知のペンを使う場合)
──
すると、次の不満が出るかもしない。
「僕は金がないんだ。どうしても 39800円しかないんだ。それでも手書きタブレットがほしい。Windows 8 (10180円)を買わずに済ます方法はないか?」
実は、あります。これだ。
→ Surface RT
これもまた 39800円だ。OS 込みで、この価格だ。しかも、手書き入力がいくらかできる。enchantMOON よりも実用的で、かつ、値段は同じだ。少しは、お勧めできる。
ただし、注意。こいつは、Windows 8 は搭載されていない。その簡易版みたいな Windows RT という OS が搭載されているだけだ。当然ながら、Windows 用のソフトは使えない。あれもこれも、みんな使えない。
とはいえ、それは当然だ。「Windows 8 を買わずに済ませたい」という方針なのだから、Windows 8 が使えないのは当然だろう。Android 機よりは高度な実用ソフトが使える、というぐらいで我慢するしかない。
【 注記 】
あとで指摘されたが、この機種は筆圧感知のペンが使えないそうだ。
また、固いペン先のスライタスペンも使えないそうだ。その意味で、「手書きマシン」として、不十分である。その点注意。
ま、もともとこの機種は「非推奨品」であるから、どうでもいい話かもしれないが。(あくまで参考として掲げただけ。)
というわけで、お金がないという人には、これがいいかもしれない。とはいえ、あと1万円出せば Windows 8 搭載の Latitude 10が買えるのだから、こっちの方がずっとお勧めである。
──
Latitude 10 のレポートはこちら。
→ 「Latitude 10」は漫画家を満足させられるか?
CPU が Atom なので、レスポンスなどの性能は十分とは言えない。そこまで求めるなら、10万円以上の高級機を求めるしかない。とはいえ、Atom ならば、Android 機よりはずっと上だ。「遅さを我慢すれば使える」レベルにある。「実用的には使えないオモチャ」である レグザタブレット(Android機)なんかよりは、ずっとマシだ。(まして、ろくに動かない enchantMOON とは、話の次元が異なる。)
ユーザー・レビューもあるが、なかなか好評である。
→ 価格.com - レビュー評価・評判
──
Latitude 10 にひとつだけ難点があるとすれば、筆圧感知をするスライタスペンが別売りであることだ。
Latitude 10向け、というスライタスペンは、Amazonで割引価格で買える。
Wacom Bamboo Stylus feel CS300UK
こいつの価格を、39800円に上乗せする必要がある。
「それじゃ看板に偽りありだ! この詐欺師!」
と文句を言いたがる人もいそうだ。だが、よく読んでほしい。本項の冒頭には、次のように記してある。
手書きタブレットで Windows を使えるものが、本体 39800円で買える。つまり「本体 39800円」だ。OS と ペンは、「本体」には含まれていない。だから別に、嘘をついたわけじゃない。私は詐欺師じゃありません。
【 注記 】
あとで指摘されたが、これは不正確だ。5000円高い機種が必要。
さらにペンもセットで買う必要がある。(この箇所、追記。)
そもそも、私は何も売っていないから、詐欺師になりようがない。お金を受け取らないんだし。
「でも アフィリエイトで宣伝しているじゃないか!」
と思うかもしれないが、違います。本項には、マシン本体へのアフィリエイトはありません。マシンがいくら売れても、私には1円も入りません。
せいぜい、Amazon のワコムのペンが売れたら、スズメの涙みたいな金が入ってくるだけです。労力を考えたら、まったく割に合わない。仮にコンビニ並みで時給 800円で計算しても、コンビニで働く方が何十倍もお金儲けになる。Amazon アフィリエイトなんて無意味ですね。
「じゃ、何のために、おまえはこの記事を書いたのか?」
それは、社会貢献のためです。人類の進歩と平和のために、日々貢献するのが、私です。ウルトラマンみたいだ。(ちょっと違う。 (^^); )
( ※ なのに、はてなには、私の悪口を言う人が多いんだ。イヤな連中。特に、トンデモマニア系列の人々が、そうなんだ。……人の善意を踏みにじるのが好きな人々。進撃の巨人みたい。)
《 オマケ情報 》
「 39800円もお金がないよ」という人向けには、1ケタ少ない金額で、手書き専用タブレットが買えます。下記商品。
→ ブギー・ボード(各種)
特にお買い得なのは、色違いの商品。(ピンク)
ユニーク 電子メモタブレット ブギーボード ピンク BBC-001P
ピンクは不人気なせいか、お買い得価格になっている。
※ たぶん、在庫限りである。売り切れたら、それで終わり。
※ 他の家電商品でも、ときどきピンクだけが投げ売りされる。
なお、この機種についての解説は、下記項目で記した。
→ 安価な手書きタブレット
【 追記 】
下記コメント( noname 氏 )に、重要な指摘があるので、お読み下さい。
(1) Latitude 10 にスライタスペンを使う場合には、あと 5000円高くなるそうだ。その点、注意。(本文記事は不正確でした。)
(2) RT では筆圧感知できないというのは初めて知りました。「手書きは一応できるが不十分」ということですね。
(3) シリコン式のペンで筆圧感知、というのは、次の製品のこと。
→ iPadで筆圧感知ペン ワコム「Intuos Creative Stylus」
価格は1万円弱。値段を考えると、あまりお勧めはできない。
ただ、すでにタブレットをもっている人ならば、価値がある。
こちらの記事で格安のWindows搭載手書きタブレットとしてLatitude10が紹介されていますが、
標準構成が五万円以下で買えるAtomタブレットはLatitude10ではなく
Latitude10Essentialモデルで、そちらはデジタイザ筆圧ペン入力には対応していません。
さらにSurfaceRTもまた、デジタイザ筆圧ペン入力には対応していません。
筆圧ペン入力に対応しているのはそれぞれの上位モデルのLatitude10、SurfaceProです。
(もちろん、iPadなどの静電容量タッチパネル向けのペン先がシリコンゴムなどで出来ているスタイラスペンを用いての手書きペン入力ならば、紹介されているタブレットでも可能だと思われます。
しかしそれではCPUスペックやOSを問わず、現在流通しているほぼ全てのタブレット型端末が手書き入力に対応していると言えるでしょう)
以上から、「格安」「Win8搭載」「手書きタブレット」と殊更強調して紹介するにはこの記事は不適切な内容のように思います。
消去したらそれっきれです。子供のおもちゃの磁性反転ボードみたいなもんです。
追記(2)にて、筆圧感知はできないが手書き入力はできるというように読み取れる表現がありますが、
Microsoftが純正機器として売り出しているSurfaceペンはSurfacePro専用であり、SurfaceRTでは使えません。
筆圧感知だけが機能しないのではなく、ペンそのものが使えないのです。
SurfaceRTで硬く細いペン先でより精度の高い手書き入力をすることは(外部接続のペン入力機器を買ってつなぐなどしない限りは)一切できません。
(繰り返しになりますが、SurfaceRTもまた静電容量タッチパネルを搭載していますから、シリコンゴム等のペンを用いた「手書き入力」は可能かと思われます。)
また追記(3)に紹介されている製品は、iPad専用かつ対応アプリ専用のもののはずです。
これと同様の製品はpogo connect、jot touchなどいくつか知っていますが、どれもiPad用の製品ばかりなので、AndroidやWindowsRTのタブレットでは簡単には使えないと思われます。
なのでSurfaceRTで使えるスタイラスペンは、100円前後〜3000円程度で買えるごく単純な作りのシリコンゴムペンだけと思った方がよいです。
他の大多数のタブレットと同様にシリコンゴムペンでしか手書き入力ができない製品を「手書き入力は一応できるが不十分」としておきながら、あくまで「手書きタブレット」として紹介し続けるのはあまりに乱暴ではありませんか?
私にはこの記事が手書きタブレットに興味を持っている読者をただ混乱させるだけの記事になってしまっているように思えるので、もう一度「安価な手書きタブレット」というテーマに合った商品に変更して紹介し直すか、いっそ消去されては、と思わずにいられません。
SurfaceRT はもともと非推奨品なので、その旨の記述を加えました。
推奨品は Latitude 10 なので、その記述も少し書き足しました。
ついでですが、価格コムのレポートを見てもわかるように、Latitude 10 は完璧というわけではなく、処理の遅さでもたつくことが多いようです。格安品は(画像処理には) CPU の能力が足りない。その点は理解しておくべきでしょう。格安品で性能十分ということはありえません。あくまで格安なだけです。
ただ、enchantMOON ほどひどくはないでしょう。CPU もずっとマシだし。そもそも enchantMOON には画像処理ソフトは搭載されていないし。