※ この記事の内容は 2013年07月28日 のものです。
現在では徐々に改善されつつあるようです。 ──
enchantMOON という手書き入力タブレットが発売されたが、悪評だらけだ。
→ enchantmoonが届いた人の阿鼻叫喚まとめ - NAVER まとめ
それというのも、もともと製品状態になっていないからだ。
→ enchantMOONは買ってはいけない(※)
ここでは未完成品であるだろう、と予測されていたが、現実にはそれをはるかに下回る、ひどい出来だったようだ。
→ enchantMOONはなぜ(現状)使いにくいのか
→ USBケーブル、金具部分が折れ曲がってる
→ enchantMOON レビュー
→ enchantMOON届いた
にもかかわらず、これがかなり売れたのは、あらかじめ大々的に話題を呼んでいたからだ。
→ enchantMOON価格決定プロセス / "新しいコンピュータ"が39,800円である理由記 (はてブ)
→ なぜ、ベンチャー企業だけが「新しいコンピュータ」をつくることができるのか (はてブ)
これだけ前評判が高かったのに、現実にはひどい出来映え、というわけ。
──
ではなぜ、これだけの乖離が起こったのか?
一つは、会社側の口上がうますぎたことだ。
「けっこう毛だらけ、猫灰だらけ」
じゃないが、うまく口上を並べて、夢を見させた。つまりは、詐欺師みたいだった。
もう一つは、次のことだ。(これが本質だ。)
「メーカーではなく、ただのベンチャーにすぎなかった。メーカーならば当然、何回も試作品を作ってから発売するのに、ベンチャーであるので資金がなくて、試作品を作れなかった。そのせいで、試作品段階のものを、そのまま発売した」
つまり、ベータ版やアルファ版じゃなくて、それ以前の試作品段階のものを商品として発売してしまったのだ。実験室で試行錯誤しているような段階の商品。売り物じゃないね。ひどい出来なのは、当然だ。
要するに、大メーカーでもないベンチャーが、大メーカーの真似をしてハードを作り出そうとしたところに、根本的な経営ミスがある。できもしないことを望んで、失敗する、という例。比喩的に言えば、「腹をふくらましすぎて破裂したカエル」みたいなものだ。
身の程知らず。
──
では、今後はどうなるか? バージョンアップを繰り返して、数年後には、実用化するか?
いや、無理だろう。ものすごく時間がかかるし、資金もかかる。小さなベンチャーが、大企業みたいに、金をかけることはできない。
とすれば、企業としては、さっさと撤退するのが賢明だ。「犠牲者の皆さん、ごめんなさい。私たちの無能を知ったので、これで撤退します」と声明するべきだろう。(「詐欺だ! 金返せ!」という声も出そうだが、仕方ない。)
このまま続ければ、会社そのものが倒産するだけだし、それでは犠牲者の数が大幅に増えるだけだ。
犠牲者の数を最小限に留めるには、できる限り早く撤退するのが最善だ。
──
では、一般ユーザーは?
すでに次のタブレットがある。
→ 東芝、手書き 10.1型 Androidタブレット
では、これを買えばいいか? いや、9万円もする Android タブレットは高額すぎる。お勧めしない。(ユーザー評価は → 価格コム ,Amazon
むしろ、次のアプリの方がいい。
→ あらゆるタブレット端末で使える手書きノートアプリ Note Anytime (Android 版)
→ あらゆるタブレット端末で使える手書きノートアプリ Note Anytime (iPad/iPhone/iPad 版)
→ あらゆるタブレット端末で使える手書きノートアプリ Note Anytime (Windows 8 版)
これは、Android ,Windows 8 など、いずれのタブレットでも使える手書きアプリだ。高額なハードを使ってもいいし、安価なハードを使ってもいい。最低価格では、中華タブレットで 9000円以下。
ソフト価格は、下記の通り。
・ PDF や SNS などとの連携は、本体に含まれ、無料。
・ 基本 24色は、無料。オプション色は、有料(従量制)。
・ 手書き文字を活字に変換するソフトは有償。言語別。
・ Premium 版は、全言語に対応。(そんなの無意味だね。)
かなり高機能である割には、無料で使える範囲が大きい。お勧めできる。
解像度などの面では、現状では不十分だろうが、そのうち少しずつ改善していくはずだ。
というわけで、比較的安価に、手書きタブレットを実用的に使えるわけだ。価格は1万円以下で。
難点は、指を使う必要があり、ペンを使うことはできないこと。しかしこの点も、そのうち少しずつ改善されていくだろう。当面は「安さが正義」という感じである。
なお、ペンを使いたければ、GALAXY Note 2 を使ってもいい。これでたぶん大丈夫なはずだ。
──
結論。
手書きタブレットは、大手各社がすでに開発して発売している。enchantMOON は、それよりもずっと遅れている。コンセプトはいいが、完成度が低すぎる。試作品段階のものを発売したから、先進的に見えるだけだ。大手各社は試作品段階のものを公開していなかっただけだ。
「初めて物(ブツ)になった試作品を販売する」
なんて、ユーザーの金で試作品を作っているのも同然だ。一種の詐欺商売と言われても仕方ない。
ハードウェアの製造販売とは何か、という基本すらも知らない幼稚な経営者が、試作品を製品として発売した、という詐欺事例であろう。
( ※ 意図的ではなくて無知ゆえであったので、犯罪性はないが。馬鹿に罪はない。)
唯一の「ケガの功名」みたいなのは、名称がひどすぎる名称であったことだ。素人にはとても覚えられない。ゆえに素人が買ったとは思えない。「初物買いで得意がりたい、浮かれた人々」が買っただけあろう。踊らされて、踊った、というわけ。これなら、被害は最小限で済んだ。買ったのは、自発的なカモだけだったからだ。これなら、詐欺は成立しそうにない。
良かったね。(いや、買ったユーザーにとっては、その逆か。「金返せ」と言えなくなる。 (^^); )
なお、一つだけ罪作りな点がある。それは、「口先がうますぎたこと」である。そのせいで、被害が拡大した。
「お安いですよ。お得ですよ。この特別バーゲン価格! ぜひご購入ください」
と語るのは、詐欺師の常だが、今回も同じような口先で、大量のカモを引っかけてしまった。
[ 付記 ]
何が一番駄目だったか? 次のことだ。
「誰もが考える当たり前のこと(手書きタブレット)を、自分の独創だと信じて、世界の最先端を突っ走っているつもりで、独りよがりで猪突猛進したこと」
つまりは、自惚れである。ま、自惚れるだけならいいが、その自惚れを商売にして、大量のユーザーを引き込んでしまったので、かなり多くの被害が発生してしまった。
ま、(数百万円〜数千万円をむしり取る)金融詐欺に比べれば、かわいいもんだが。
[ 余談 ]
本項を読んで、「ひどい悪口だな」と思う読者が多いようだが、それは勘違いだ。私は、それほど意地悪ではない。むしろ親切だから、忠告しているのだ。
「このまま継続すると、倒産ですよ。倒産を避けるには、さっさと撤退した方がいいですよ」
と。つまりは、良薬は口に苦し、である。
むしろ、安易に褒める方が危険だ。
「この機械は、今は未熟だが、将来性がある。だからどんどん開発しなさい。そのために、どんどん資金をつぎこみなさい。あなたはすごく優秀で、独創性があるのだから、自分の能力を信じて、どんどん突き進みなさい。そうすれば、先にはバラ色の未来が開けるでしょう」
こういう甘い言葉を信じれば、倒産確実である。人生真っ暗だろう。(甘い言葉をささやくのは、悪魔だ。信じる阿呆は、救われない。)
( ※ なお、数年後になって、「あのとき忠告を聞いたおかげで倒産を免れた。助かった」と思うのであれば、そのときになって、社長は感謝状の一通ぐらいでも、メールをください。金一封は不要です。)
【 追記1 】
参考情報。
同様の手書き入力タブレットが、2013年内にソニーから発売されるらしい。
→ E Ink Mobius採用、ソニーの「デジタルペーパー」
→ ソニーがA4サイズ「デジタルペーパー」端末を開発、2013年度内に商品化を目指すことに
→ ソニー、13.3型の「デジタルペーパー」端末を開発
【 追記2 】
私のことをイヤミなヤツだと思っている読者が多いようなので、本当は親切なんだよというところを見せておこう。
enchantMOON は、瀕死の状況だが、起死回生の手がある。それは、こうだ。
「この会社の全体を、大手企業に丸ごと売却する」
たとえば、パナソニック or NEC に売却する。売却後は、その会社のハードの技術陣の協力を得て、enchantMOON を日本の高品質な製品レベルに格上げする。大手企業の技術陣と資金を投入して、enchantMOON を一挙に完成レベルに引き上げる。
かくて、倒産寸前だったベンチャーの創業者は、株式売却益を得る。また、従業員は、失業寸前だったのに、大手企業の社員になれる。既存のユーザーは、無駄なカモにはならず、有益な人柱になって貢献する。(あんまり嬉しくないか。…… (^^); )
ともあれ、これで会社と製品は救われる。撤退しないで済む。……そうとわかったからには、さっさと急げ!
( ※ ね、私って親切でしょ? (^^); )
【 追記3 】
実用的な手書きタブレットは、すでに安価なものが販売されている。下記だ。
ブギーボードrip
※ 上記商品について、詳しい話は下記項目で示した。
→ 安価な手書きタブレット
【 関連項目 】
本項の続編があります。そちらもお読みください。
→ enchantMOON の宣伝は正当か?
→ enchantMOON の将来は?
タイムスタンプは 下記 ↓
タイムスタンプは 下記 ↓
タイムスタンプは 下記 ↓
というふうに解説する書籍がある。下記の本。
→ http://j.mp/13mmMkJ ( Kindle 本 )
enchantMOON をぜひ応援したいと思っている人は、上の電子書籍を買うといいですよ。たったの 500円ですから。4万円も払う必要はないし。書籍が読めないという心配もないし。( Kindle か スマホを持っていれば。)
── 以下、引用 ──
僕は****氏になにか意図していた悪意があったとは思いません。
ただ、技術者としては見込みが甘すぎたし、彼が技術者としての未熟故にいろいろな人に言ってみせた大言壮語は、結果として「騙した」と言われても弁明するのが難しいところまで来てしまったのは事実だと思います。
****氏は技術者として身の丈のあわない夢に、大勢の人を巻き込んだことで、破産という大きすぎる代償を背負うことになってしまいました。
→ http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20120525/1337933070
※ この発言者は、enchantMOON の社長の清水氏。
まるで自分を批判しているような文章。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
別の声
── 以下、引用 ──
買ってから文句言えってのは、被爆してから原発反対しろってのと同じだと思うの #enchantMOON
→ http://j.mp/1e3H1c2
→ http://openblog.meblog.biz/article/17961726.html (次項)
あの会社のメインビジネスはソフトウェア開発なので、ハードウェアに参入するならもっと勉強すべきだったと思う。
ハードウェアが製品化するまでのプロセスと品質管理は、ソフトウェアのそれとは全く違う領域だということを知っていたハズなのに、甘く見ていたんじゃないかな。
ベンチャーだからは言い訳にならず、製品品質を担保するためにやれることはいくらでもあったはずだ。
プロセスが正しいのか、品質管理できているのか、リスクコントロールできているのか、自社で評価できないなら第三者機関を使うべきだった。
プロダクトリリースしている海外のベンチャー(欧米系)はちゃんとやってるよ。やってないと訴訟リスクを低減できないからね。
というわけで日本の消費者が「製品」と呼ぶにはお粗末過ぎるブツが世に放たれてしまったけど、これは正直危ないと思う。
漏電対策とかちゃんとできているのかな?万が一製品が爆発して負傷者が出たら、それこそシャレにならんね。
→ 出典: http://j.mp/12WqxO1
enchantMOON の信者は、「この本をあちこちで紹介して、素人にどんどん買わせよう」と思っているのかもね。
enchantMOONより酷いかも:-)
読んでみてなんとなく面白かったので、お目汚しながら自分のenchantMOONに対する感想をここに残してみます。
私が4月当時少ない情報をかき集めていた中で分かったこと、そして買うのを止めた理由は以下の二点でした。
・enchantMOONは、紙の素晴らしい所とiPadの素晴らしい所の両方を備えてない可能性が高い
・この会社はユーザーに親切ではない
実際に出て来た製品は現行のタブレットの完成度、すぐに使える多機能性や携帯性、そしてユーザーフレンドリーな部分を排除した上で、手書きも結局イマイチ(らしい)とのこと。
また、ユーザーの本当に欲しい情報はユーザーレビューで初めて表に出て来てますし、結果的にユーザーが本当に実現して欲しいことを無視して自分たちのやりたいことだけを実現して悦に入ってるなぁと。
色々考えてるとこの会社、裸の王様の仕立て屋なんじゃないかと思ってしまうんです。「馬鹿には分からない素晴らしい製品なんです」なんて囁いてる気がして。
・・・まずは開発に協力してくれる人だけに少し高めにプロトタイプの先行販売して成熟度あげればよかったのに。
まぁでも、お金持ちや地位のある人は国産ハードである点やコンセプトの素晴らしさを好んで賞賛しているようですので、次くらいはきっと出るのでしょう。
むしろ投資家が手を引いても、損を覚悟で次を出すくらいの気概が欲しいな、なんて願ってしまいます。
なので、本当の勝負は次になることでしょう。次が出る頃には競合製品その他の関係でどうなるやらでしょうが。
色々考えた結果、手書きデバイスの必要性は感じなくなって来ているので多分買わないと思いますが、なんだかんだで魅力的な製品になることは非常に期待してます。
やっぱり国産でいいものがあると嬉しいですから。
タイムスタンプは 下記 ↓
 ̄ ̄
#enchantMOON を買ってはいけない層に知られたとか、人柱以外は買ってないと言う人がちらほらいるけど、 各ITニュースサイトの他にも、ファミ.comやWEDGEでも注目の製品・企業って感じで取り上げられたんだからそれは苦しいわ。
→ http://j.mp/17OJTbg (ツイッター)
ここでも大々的に取り上げられていました。
http://www.gizmodo.jp/2013/04/another_tablet_enchantmoon.html
見た瞬間は欲しいなと思いましたが、自分の用途で使わんと判断したことは覚えています。
理由はiPadよりもMacBookAirを選択した時と同じです。
これ、手書き入力デバイスが世の中にあることを考えて、それを使いこなせるソフトを販売した方がよかったのではないか?と思いますね。例えばタブレット端末そのものをPCの入力デバイスとしてしまうとか(ありそうですが)。
たとえば
「 買っても(使っても)ないのに #enchantMOON の事批判するなって言ってた人、いや、これ使ってないからあんだけのdisられ具合で済んでますよ。」
その他はこれ。
→ https://twitter.com/ytsuboi
本日分のみです。誰かがそのうち togetter にまとめるかも。
( twilog は追従が遅くて、16時間前のものまでしかない。)
それは認めますけど、そのせいでアクセスがいっぱい来るみたいですよ。過去最高のアクセス。あれから何日もたって、騒動も収まったのに、本日もすでに 600以上のアクセスがある。こんなにマイナーな機械の話題なのに、信じられないですね。ユニクロ社長や峯岸みなみや皆藤愛子のときも、たっぷりアクセスが来たが、それらをはるかに上回るアクセスだ。信じられない。
イヤミがひどいから、アクセスが多いんじゃないの? 人は他人の悪口を読むのが大好きだ。三島由紀夫がそう言っている。
そこまで優れたメーカーが、通話ボタンを押したら電源が落ちる電話を作るかなぁ?
#海外任せのハードだったからでしょうけど
##で、今しっかりとしたエンジニアが残っているのかも疑問。
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20130422/1366591912
一方で、NECやパナソニックは自前で基礎研究所を持っているような大手(しかもパナにはソニーという外部研究所まである)ですが、そこから尖った製品が出てこないという状況で、そんな大手にこの事業を売るなんて無理があるというか、売っても製品にならないというか、そもそも日本の大手メーカーが新規コンセプト商品のためにベンチャーを買収なんてしないでしょう。それも込みの反語表現ですかね?
私は4万円払って祭に参加した口ですが、着目したのは手書きメモではなくプログラマビリティです。あと、実際触ってみると、BTRONの再発明みたいなドキュメント間リンクの仕組みも面白いですね。こういう物は実際形にしてみないといろんなことが見えてこないものです。ソフトだけでできることはその範囲でやってもいいですけどね、やった結果ハード作んないと駄目だって結論づけた結果が今ってことだそうで。
ちなみに、enchantMOONやここの社長の以前からのファンでも何でもないし、買ってみようかという気を起こしたのは発売になってからです。ちゃんと醒めてますよ。
趣味ならば10万円ぐらいまでなら衝動買いの範疇というメンタリティの私が1万円しないブギーボードやマメモやカシオWG-N10を迷った末買わなかったのに何で4万円払ってこれを買ったのかというと、そういう、おもちゃとして遊ぶ余地がありそうに感じられたからです。
Surface Proはどうしようか、まだ迷ってます。買うかどうかではなく、今買うか次で買うか、に。あれはあれで、店頭で触ってみる限り、手書きの書き味が素晴らしいと言える出来栄えです。
雑誌などメディアの持ち上げかたは、まあ、所詮提灯記事ですし、彼らも夢のあるネタに飢えていたし、記事執筆時の不具合は製品が出荷されるまでに何とかなるものという前提もありますからバイアスはかかります。引っかかった人はかわいそうですね。
記憶障害云々のエントリも書いてらっしゃいますが、まあ、皮肉で言ってるんでしょうけど、強がりに決まってるじゃないですか。
社会正義に燃えてらっしゃるのかもしれませんが、たかだか5000台でちゃんと打ち止めています。どうってことはない。文字通り試作品を売っていると言っていい規模です。
製造物責任的な意味では、ちょっと心配ですね。ACアダプタにはPSEマークついてるけど、本体が爆発しない保証はない、かな。いや、穴が開いてて圧が抜けるから発火はするかもしれないけど爆発はしないか。
手書きとキーボードを打つのとで文章の生成速度が3倍以上違うということは勤め先で散々実感(測定も)して会議にはノートPCを必ず持っていったりすることから考えても、手書きデバイスであるということ自体には大して期待してません(手書きは手書きで川喜田二郎の点メモみたいな話が別途あったりはしますけども)。
ネーミングに関しましては、これはもう平行線で合意することはないのでしょうけども、率直に申しまして、あなたの方がセンス悪い。
私が何か言ったっけ? と思ったら、たしかに冗談でネーミングを付けていました。「ゆびっ子ちゃん」とか。
冗談を真に受けないでね。単に覚えやすい名前を1秒で考えただけです。センスは関係ない。
私が買っていたら、製品の悪口を書くか、褒めるか、どっちかです。本項はどっちも書いてないでしょ。
また、タイトルを読むだけでもわかる。「駄目だ」とは書いていない。「なぜ駄目か」と書いている。「なぜ」が主題。
本項は、製品じゃなくて、会社のことを書いている。
まずは日本語の勉強をしてください。
予約開始後一時間ほどでアスキーストアの方で注文が確定してから待つ事数ヶ月。
早い入手者からはレポートも上がり始めてすっかり熱も治まり、今更アーリーアダプターを名乗る事も賞味期限が切れ。
キャンセルを申し出たらその日が発送日で、ブツも近くの配送所に来ていたのだけど認められました(ありがとうアスキーストアさん)。
これで晴れて待つ身から解放されてすっきりです。
今は先日到着した新型が出て値が少し落ちたシャープ電子ノートで「手書き」を考察中。
改善点多いですが、使えているという意味で良い判断でした。
これからは落ち着いてenchantMOONの今後(UEIの今後の動き?)を興味深く見ていたいと思います。
しかし代替品として紹介している物に明らかにターゲットの違うもの(ブギーボード)や、使い物にならないもの(note anytime+galaxy note)混ざっているのはいかがなものかと思う。
使ってない物で記事を書く姿勢は信用にかかると思います。
それは ITmedia や アスキーみたいな企業の場合でしょう。彼らはそれで飯を食っているんだから。
一方、素人のブログにそれを求めるのは酷です。
信用? そんなもの、最初から ないです。私のことを IT 機器のレポーターだと思っている人は、一人もいないはずです。
それより、enchantMOON を高額で売りつけたアスキーの信用はどうなったんでしょうか?
> ブギーボード
1ケタ違う価格のオモチャに、性能を要求するのは、お門違いでしょう。
> note anytime+galaxy note
手書き以外の面では、十分に実用になります。
だいたい、この価格帯で、手書きが実用になるものは ないも同然なんだから、「手書きで使い物にならないもの」という批判は、無理筋です。
そもそもタブレットというものが、かなり限定された用途にしか向いていない。それなのにタブレット用の Windows 8 なんかを出したマイクロソフトの責任の方がずっと重大だ。
責める相手を間違えていますよ。
> enchantMOONの酷さには全面的に同意する。
本項はこれが主眼です。あとはオマケ。余談。参考にして読み流す程度でいい。
そうですよ。ひとつ前のコメントで私自身がそう書いている。
それより、こんな小さな記事に、はてブが 181 も付いて、現在でもまだ訪問者がいっぱい来ることが、不思議で仕方ない。
この記事、やっつけで書いたんだし、たいした内容があるわけでもないんだが、どうしてこんなにアクセスがあるのかな? まったく不思議。私自身がアクセス数に驚いている。
ハンドルとペンだけアクセサリでうったほうが幸せになれたかと。
2.1.x、2.2.x(7月下旬)は正直お話にならないものでした。私はこのタイミングで購入しましたが、2.3.x(7月末)で軌跡の取りこぼしがなくなり、2.4.x(8月上旬)で追従性が良くなりました。2.5.x(8月下旬)は実用に耐える範囲になっています。
この評を書かれたのは多分2.2.x頃ではないかと思いますが、届いたタイミングで巷のレビューもだいぶ違います。最近はそこまでひどい評価は見ません。
(購入されてないなら、おそらくこの過程をご存じないかとは思いますが、「駄目」の前提が1ヶ月で崩れてます)
挙げられた代替品ですが、まず指で書くNoteAnytimeでは筆圧も取れないし、静電容量ペンを使っても全然代替になりません。
Galaxy Note IIは使用経験ありますが、メモ用途にするには面積が小さすぎます。ripは筆圧が保存されません。AT703はAndroidというより、間のアプリケーションがひどい。
2.5.xのenchantMOONと同レベルの書き心地だと、
Windowsタブレットクラスになりますが、4万円のものはないと思いますよ。
enchantmoonが全くネットに繋がらない…困った困った.
https://twitter.com/OshoDayo/status/373639072452866048
うーむ、チュートリアルの途中から、内部エラー発生して、”内部エラーが……再起動してください"ループから抜け出せない。想像以上やった、enchantMOON….。
https://twitter.com/xoj/status/373610931629998080
まだまだ地獄の被害は続いているようです。2.5.x にしたくても、そうすることができないと、どうしようもない。
──
でもまあ、当初は試作品レベルだとしても、だんだん実用品レベルになっていくことは、当初から予想されていました。
だから発売を延期すれば良かったのにね。でも延期すると、現金が入ってこないので、無謀にも試作品を売り出したのでしょう。
ともあれ、推移を生暖かく見守っていきましょう。
※ 現状でも、初心者はやはり手を出すものではないでしょう。その意味で、本項の警告は有益です。初心者が手を出しても大丈夫なレベルになったら、本項をいくらか書き換えます。
ググると2番めに来たので見てみたが
有益なのはコメント欄の管理人以外の人のコメントだけでしたね…
「実用的なタブレット」にこだわってるみたいだけど
誰もそんなの期待してないよw
買った人は、ツイッター検索した方が役立ちますよ。(これはお役立ち情報。)
 ̄ ̄
> enchantMOONをお披露目してきた、2.5.0にしたけど起動後の内部エラーで始まりチュートリアル中のColumbia墜落、頻発プチフリに描線遅延の変な補間、意義不明なパスワードロックと説明抜きでも楽しんで頂けました
→ http://j.mp/148gKu2
購入後の不具合に関しては、直接投げたほうが良いと思います。
http://code.google.com/p/enchantmoon/issues/list
Twitterだと情報が散逸するので延々とループしてる感じが。
http://www.gizmodo.jp/2013/09/post_13069.html
私の予想ですが、このタブレットのプログラミング機能で汎用3Dプリンターを動かすアプリを開発し、「欲しいものが何でもいつでもデスクトップで作ることが出来る時代が来た。もう工場も大企業も要らない、アイデアを具現化する為のツールが揃った」と仰せになる人が現れ、人類の"程よい幸せ"に貢献してくれるでしょう。
メデイアの絶賛に呼応して起業する人も出てくるでしょう。
でも何を作るのかというアイデアが重要であって、ワープロソフトが幾ら優秀でも感動する様な小説は書けません。