安藤美姫が出産したが、父親の名前を秘匿している。これについてマスコミが大騒ぎしたあげく、世論に批判されている。
→ 安藤美姫選手出産アンケートについて |週刊文春WEB
→ 朝日新聞:週刊文春、安藤選手の出産に関するアンケートを中止
→ スケート連盟に抗議殺到「ちゃんと性教育しているのか」との声も
→ 「安藤美姫の父親知りたい?」TBSアンケートに非難
→ 安藤美姫選手に対する集団マタニティ・ハラスメントについて
要点をまとめると、こうだ。
・ 安藤美姫は出産したが、子供の父親の名前を明かさない。
・ 「結婚しないのに出産するのはけしからん」という古い道徳観。
・ そういうマスコミへの、世論の批判。
ここまでは、下世話な話ではあるが、よくある流れだ。特におかしなことはない。
ただ、人々の見失っている点もあるので、私なりに見解を示す。
──
(1) 男が悪い
マスコミが批判するのは、「性的にだらしない」ということなのだろう。「フィギュアをすると、下半身が鍛えられるが、下半身がだらしなくなる」なんていう、ダジャレみたいな批判まであるそうだ。
しかし、勘違いしてはならない。「結婚しないのに出産する」というのは、女が悪いのではなく、男が悪いのだ。
女の方は、結婚したがっていると考えるのが常識だ。なのに、男の方が、結婚をいやがっている。だから結婚できない。とすれば、悪いのは男の方だ。だから、批判するならば、男を批判するべきだ。なのに、女の方を批判するなんて、見当違いすぎる。それはいわば、「交通事故が起こったときに、加害者ではなく被害者を批判する」というようなものだ。
「おまえが横断歩道を歩いているから、俺がおまえを轢かれちゃったんだよ。轢かれたおまえが悪い。え、青信号? 青信号だって、轢かれないように、襲いかかる自動車から逃げればよかったんだ。うまく逃げなかったおまえが悪い!」
こういうデタラメみたいなものだ。
とにかく、安藤美姫は、被害者なのだ。被害者の側を責めるなんて、話の方向が狂っている。
(2) 名前を要求するな
「男を責めたいが、安藤美姫が男の名前を明かさないからいけないんだ」
という批判もありそうだ。しかし、それは理屈がおかしい。
そもそも、男の名前を知る権利は、他人にはない。ただ一人、その権利があるのは、娘の世話をしているはずの父親だけだ。ところが現実には、安藤美姫は自立しており、十分に金を稼いでいるから、誰の世話にもなっていない。したがって、安藤美姫に「名前を明かせ」と要求する資格を持つ人は、一人もいない。
(3) 事情をおもんぱかれ
そもそも、安藤美姫が男の名前を明かさないのは、「結婚できなり理由」があるからだ、と考えた方がいい。では、その理由は何か?
理由を推定する根拠は、二つある。
→ 安藤美姫の“意味深”ツイート
→ ひまわりはロシアの国花
これから大胆に推測すれば、次のやりとりが推定される。
「ミキ、愛しているよ」
「私も愛しているわ」
「結婚してくれるかい?」
「いいわ」
「本当に? ロシアに来てくれる?」
「え、え、え。ちょい待ち。私、ロシアに行くの?」
「そうさ。僕といっしょにロシアで、ロシアのスケートの発展に尽くすんだ」
「え? じゃ、私、日本国籍を捨てるの?」
「もちろん。ロシアのために働くんだよ」
「そ、それ、無理ぽ」
「どうして? 僕のことを愛していないのかい?」
「愛しているけど……国を裏切ることはできないわ」
「別に裏切るわけじゃないよ。国籍を変えるぐらい、どうってことはないさ。日本とロシアは戦争しているわけじゃないし」
「で、でも……」
「ほら、リングを買ったんだ。嵌めてくれるね?」
「む、無理よ」
「どうして? 結婚してくれるんじゃないの?」
「あなたが日本国籍を取るのだとばかり思っていたけど」
「そんなの無理だよ。僕は男なんだから。国を捨てることはできない」
「えーっ。じゃ、私、日本を捨てない限り、あなたたと結婚できないの」
「それは仕方ないさ」
「ああ! Hard and hurts! I don't know what to do... I feel I am in lost.. I born to die.( 出典1 ,出典2 )」
ここにあるのは、ふしだらな性的非行ではない。男と女の悲恋である。国境を越えた愛の悲劇。
これを他人が批判する資格があるだろうか?
( ※ ここで英語を使うのは、彼氏とのふだんの会話が英語であるから。また、彼氏が誰かは、本項末に追記した。)
(4) 批判するよりは
安藤美姫を批判するべきではない。では、かわりに、どうするべきか? 二つの場合がある。
第1に、独身の場合。独身の男性ならば、批判するよりは、結婚を申し込むべきだ。
「美姫ちゃん、可哀想に。でも、父親がいないのは、子供のためにならないね。だから僕と結婚してくれないか? きみの父親が誰であろうと、僕はきみと子供をともに愛するよ。だから僕と結婚してくれ」
こう語るべきだ。それができないんだったら、黙っていろ。
第2に、既婚者の場合。既婚の男性ならば、よその女性の恋路について、いちいち関心を持つべきじゃない。自分の奥さんのことだけを考えていればいい。よその女性のことに口を挟む既婚男性の方が、はるかに不道徳だ。そういう男性こそ、吊し上げにされていい。
ま、それでも、本気で安藤美姫の心配をしている人もいるのかもしれない。それだったら、安藤美姫にプロポーズするべきだ。そして、その前に、今の奥さんに離婚を申し出るべきだ。
「安藤美姫と結婚したいので、離婚してくれ」
奥さんに向かって、そう言いなさい。それもできないくせに、安藤美姫のことを語るなんて、人間のクズだよ。
──
結論。
性的にふしだらなのは、安藤美姫じゃなくて、安藤美姫にやたらと関心を持つ男性の方である。こいつらのことを表現するとしたら、「スケベ」の一語に尽きる。
非難されるべきは、こういうスケベな連中なのだ。
[ 付記 ]
一般に、次のことが成立する。
「誰かの悪口を言うと、その悪口は自分自身に突き刺さる」
ま、天に向かって唾を吐くようなものだ。
( ※ トンデモマニアがそうであるのと同様だ。)
【 追記 】
「相手が誰か?」という問題は、実はすでに判明している。以下、引用。(南里氏へのインタビュー)
――お付き合いされていると思いますが、お父さんは南里さんですか?
「いや、違います」
――父親が誰か知ってはいる、と?
「……はい」
――スケート関係の方?
「だと思いますよ」
――では、モロゾフ氏ですか
「いやぁ、そこまでは言えないですね」
( → J-CAST )

その匂いがバレるから嫌われるんだと思います。
家庭の主婦は自分の領分を侵食してくる脅威に敏感ですから。
ほんとにそっとしておいて欲しかったら、独占インタビューなんてセンセーショナルなことはさせませんものね。FAXで各マスコミに報告して「お相手は一般の方ですので公開出来ないのですが」以上終了ってなものです。
関係業界は、人生を一芸に打ち込んで成果を上げた人間を使い捨てにするのではなく、引退後にも付加価値をもてるように、
複数のキャリアプランを用意して、現役の頃からバックアップしていくシステムをもって欲しい。
『女の方は、結婚したがっていると考えるのが常識だ。なのに、男の方が、結婚をいやがっている。だから結婚できない。』
と言うのは道徳観として古いのではないですかね?
あと、この文と『(3) 事情をおもんぱかれ』の内容が矛盾しているように思いますが、どうなんでしょう?
まあ、常識の話をしているんだから仕方ない。常識ってのは、昔からあるもので、古いものなんです。
> この文と『(3) 事情をおもんぱかれ』の内容が矛盾しているように思いますが、どうなんでしょう?
私も気づいたけど、矛盾があっても構わない。もともと雑多な推測が混じっているんだから。
学問理論じゃなくて、現実というものは、矛盾に満ちたものなんです。
なお、女性に対して、「きみの考えはここが矛盾しているよ」なんて指摘したら、一発で嫌われますから、ご注意あれ。野暮は厳禁。
世間の批判よりも、「彼女には今後こんな演技をして欲しい」と言うのが自然な擁護だと思います。
たまにこういうのを書くと、アクセスが増えるんです。峯岸みなみと乙武と川越以来。検索して来る人もいるし。
だけど本当のところは、「女性がいじめられるのを見ると、騎士道精神が止まらない」というのが強いですね。ほしのあき 以来かな。
ブラック企業と呼ばれる企業よりも、そのような偏見の方がよほど負の力をもっています。
大丈夫。そんなことを言っているのは、私だけだから。マスコミの主流は、「女の子をいじめて、金を儲けてやろう」でしょうから、問題なし。
別れた男の国の、さらに「国花」なんてつけないですよ
自分の子供に。
女はそんな発想にならない。とても不自然。
死んだ父親の好きだった花説がありますね。
こちらのほうがよほど信ぴょう性が高いと思います。
詮索されるのが嫌ならば、不倫に思われることを言わなければいいのに、どうしても「匂わせる」ことをしてしまう。
正妻になるのが決まってる女性ならこんなこと言いません。
つらい立場であることは同情しますが、叩かれるのはこういう自己主張をするからです。