2013年07月04日

◆ Google の検索ヒット件数の謎

 Google で検索をすると、ヒット件数が表示される、その後に実際のページを探ると、200件ぐらいしかたどりつけない。なぜか? ──
 
 たとえば、「安倍晋三 facebook 田中均」で検索すると、ヒット件数が「31500件」と表示される。( 2013-07-04 23:00 現在。この数字は刻々と変わる。)
  → Google 検索

 このページの一番下の方に、次のような表示がある。
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  次へ

 そのうちの 10 という数字をクリックすると、次のページが表示される。
  → Google 検索 (5ページ目)

 つまり、10ページ目をクリックしたはずなのに、どういうわけか5ページ目が表示される。そのページの下の方には、次のような表示がある。

    最も的確な検索結果を表示するために、上の 222 件と似た
    ページは除外されています。
    検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。


 つまり、たったの 222件しか表示されない。

 これはどういうことか? 実際にヒットした件数は 222件しかないということか? 
 いや、どうも、そうではないようだ。たとえば、「安倍晋三」で検索すると、ヒット数はたくさんあるが、検索ページの数字からたどりつける数は、たったの「約 222 件」だ。
 とすると、検索ページで一番下に並ぶ数字の箇所は、当てにならないのかも。これは、ヒット件数ではなくて、ただの検索出力の数字であるようだ。

 つまり、ヒット件数はたしかに何万もある(当然ですね)のだが、そのすべてを 検索出力のページから見つけることはできず、何万もある内の最初の 222件 ぐらいしか表示しない、ということだ。検索出力のページには 10ページも並んでいるのだが、10ページのすべてに掲載することはしないで、最初の方の数ページ分[222 件だけ]しか掲載しない、ということだ。(……これを見て、「実際には 222 件だけだな」と思ってはいけない。それは勘違い。Google が検索結果の出力を 省略しているだけだ。)

 ──

 結論。

 Google の検索のヒット数(件数)が多いときには、一番下の

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  次へ

 という数字からたどりつけるのは、せいぜい 200〜300件である。それ以上多くは表示されないようになっている。
 したがって、めざす情報を得るには、最終的なヒット件数が200件以下になるように、十分に絞り込む必要がある。
 
 ──

 例。
 「安倍晋三」という語で検索すると、ヒット件数が多すぎる。それでうまく見つかるページは、上位 200件ぐらいのページだけだ。それ以下のページは、検索結果からカットされる。
 従って、めざす情報を得るには、ヒット件数が 200件以下になるように、十分に数を絞り込む必要がある。
 たとえば、
  「安倍晋三 姿三四郎 KGB」
 だと、37件まで絞ることができる。
posted by 管理人 at 23:44 | Comment(1) | コンピュータ_03 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キーワード検索でTwitterのノイズを巧くカットする技能が欲しいですね。公共の場で大声で騒いでる方々に思考を妨げられたときとおなじ感情が芽生えます、
Posted by 京都の人 at 2013年07月05日 18:17
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