2013年05月29日

◆ 薬局が多すぎる 2

 薬局が多すぎるせいで、ひとつずつが小規模になっている。そのせいで処方薬の品目数が不足する。

 ──

 処方薬局の薬の数は、1部屋に収まる程度の数でしかない。そんなもので足りるのだろうか……とかねがね疑問に思っていたが、足りません。その被害に遭った。

 先日、抗生物質を処方されて、処方薬局に行ったら、ちゃんと処方された。ただ、もらった紙を読む読むと、「後発薬は半額です」というふうに記されている。
 そこで次回、また同じ処方を受けて、薬局に行ったとき、「ジェネリックで」と頼んだ。そうしたら「その薬はありません」だって。
 仕方ないから、あちこちの薬局に行ったが、どこにもない。3軒行って、3軒ともない。「これじゃ、探すだけ無駄だ」と思ったので、「先発薬でいい」と応じた。

 ──

 この薬は、ごく平凡な抗生物質だ。ただの化膿止めである。アスピリンや胃散みたいに平凡な薬だ。こんなものでも、ジェネリックというだけで、どの薬局にも在庫がなくなる。呆れた。
 で、ジェネリックが使えないから、国の医療費用も高くなるわけだ。(今回の分で言えば、先発薬は倍額になる。私の支払いも、国の支払いも、倍額。)

 薬局の数はあまりにも多すぎる。数を減らして、ひとつずつの規模を大きくするべきだろう。そうすれば、在庫不足もなくなるはずだ。
 規模の市場原理が働いていない。どうなっているんだ。呆れる。
 たぶん、何らかの原理があるのだろう。
  ・ 薬局に渡る金が高すぎる。
  ・ 小規模の方が有利なような、何らかの事情がある。


 普通の(市販薬の)薬局ならば、「大規模な店で値下げする」という競争原理が働くのだが、処方薬局ではそうなっていないようだ。困ったことだ。
( ※ 詳しい事情は、私は知らないが、とにかく、おかしな事情があるようだ。)



 【 関連項目 】

 → 薬局が多すぎる
  ※ やたらと無駄な手間をかけてコストがかかっているので、
    電子処方箋を使ってコストを下げよ、という趣旨。
posted by 管理人 at 20:22| Comment(4) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
薬事法距離制限規定の違憲判決
http://j.mp/10HdAGw

この昔の判例のせいですかね?もしくは規制緩和とか、色々考えられますが。
Posted by こもの at 2013年05月29日 21:38
>小規模の方が有利なような、何らかの事情がある。

これが正解。

http://kanri.nkdesk.com/kasan/kasan1.php

集中度の高い薬局の報酬が低くなるよう、点数設定されています。
「面分業」構想というのが、30年くらい前からあって、一つの薬局をかかりつけにしろっていうんですが、ITが発達した現在では、まったく事情は違うはずなんですが、政策は変化してません。
Posted by 井上晃宏 at 2013年05月30日 07:44
集約が進まない理由の一つは、価格が公定価格だということです。勝手に値上げも値下げもできないから、価格競争が起こらない。
Posted by 井上晃宏 at 2013年06月02日 23:03
>集約が進まない理由の一つは、価格が公定価格だということです。

 それはありますね。せめてポイントサービスぐらいしてくれればいいのだが、「政府に禁じられているのでできません」だって。
(でも最近だと、ポイント1%を付けてもらったこともある。よくわからん。)

ちなみに、書籍だとポイントが付く店もある。三省堂でも、一部のネット書店でも、1%のポイント。
もしかすると、クレジットカードの方が、お得かも。

でも1%程度じゃね。
Posted by 管理人 at 2013年06月02日 23:18
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