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まず、乙武氏自身の釈明はこれ。
→ イタリアン入店拒否について
これには、批判がいっぱい来た。
→ はてなブックマークの感想
→ 2ちゃんねるの感想
そこで、彼に代わって、お詫びの模範文を書く。こうすればよかったんだよ、という文例。
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《 レストラン問題についての反省 》
銀座のレストランに入店できなかったことについて、先日ツイートしましたが、これは正しくないことだと気づいたので、お詫びの文章を書きます。以下、かなり長くなりますが、お読みいただければ幸いです。
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銀座のレストランに入店できなかったことについてツイートしました。そのあと、各方面から批判されて、おのれの未熟さを反省しました。そしてまた、真実にも気づきました。そこで、この真実について記したいという気持ちから、お詫びとともに説明をします。
まず、最初に「入店拒否」と書いたのは、まったくの間違いでした。「入店拒否」はありませんでした。なぜなら、私は、レストランの入口に達していなかったからです。入店する以前の段階だったのです。
正しくは「ビルに入れない」と書くべきでした。そして、私がビルに入れないことには、レストランはまったく責任はありません。
なのに、これを「入店拒否」という言葉でとらえたせいで、感情的になって、怒り狂ってツイートしてしまいました。
そこで、「入店拒否」という言葉を全面撤回するとともに、レストランの側には何ら非がなかったということを、ここに明示したいと思います。
間違った表現をとったことについては、深くお詫びします。
また、事前連絡することを「常識」と指摘した店主に対して、私が「常識ではない」と主張したとき、
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
「ええ、どうぞ」
というやりとりがありました。このとき、私は頭に血が上っていたので、私の側に理があると思っていました。
しかし、あとで人々から批判されてみると、事前連絡することはまさしく「常識」であったことに気づきました。
ゆえに、「常識」と指摘した店主が正しく、「常識ではない」と主張した私が間違っていたことになります。この点でも、私は非を認めます。
また、常識外のことを申し立てたことに対して、店主に対しては深くお詫びします。
さらにもう一つ、恥をさらす必要があります。当日、私は一人で行ったのではなく、女性の同伴者がいました。(そのことは このページ で推測されていたので、今さら隠しません。)
よく考えれば、私が怒った理由は、女性の前で恥をかかされたことでした。「食事のあとで楽しいことをする予定」だったのに、その予定が一挙に崩されたのです。楽しい時間が来るはずだったのに、その楽しい時間がすべて消えてしまったのです。そのせいで感情的になって、怒ってしまいました。
女性が泣きわめいたのも、同様だったのでしょう。この女性は簡単に泣きわめくような女性ではないのですが、やはり、楽しいことをする予定が崩れてしまったので、われを失って、泣きわめいてしまったようです。そして、それを見た私は、「レストランの側が女性を泣かせた」と感じて、いっそう怒り狂ってしまったのです。常軌を逸していました。お恥ずかしい話ですが。
ここで、そもそもの原因を考えます。今回の問題の原因は、私のミスにあります。エレベーターが止まらない店を選んでしまったこと。(調査不足。)また、車イスだということを電話で伝えていなかったこと。そういうミスです。なのに、そういうミスをほったらかして、「2階まで運んでくれ」と要求するなんて、とんでもない過大な要求ですよね。
では、私はどうすればよかったか? 第1に、あらかじめ店の状況を調べれば良かった。第2に、車イスだと伝えれば良かった。
ではなぜ、そうしなかったのか? 私は、あらかじめ調べるだけの頭がなかったのか? パソコンもスマホも使えないほど愚かだったのか? いや、そうではありません。僭越ながら、早稲田の政経卒だし、頭のレベルではかなり優れていると考えています。では、頭のレベルではかなり優れているのに、なぜパソコンもスマホも使えなかったのか? また、なぜ電話で伝えることもしなかったのか? 実は、そこに物事の本質があります。
これまでの自分は、そういうことをしなくても、特に不自由しなかったのです。自分で店を予約する際、あまりバリアフリー状況を下調べしたこともありませんでした。さらに、店舗に対して、こちらが車いすであることを伝えたことも記憶にありません。それは、とくにポリシーがあってそうしているわけではなく、これまで困ったことがなかったのです。
では、それはなぜか?
ここでようやく、私は真実に気づきました。私がこれまで特に不自由なく暮らしてきたのは、私のまわりにいる人々の優しさのおかげだったのです。私自身は、自分一人ではまともなことはできないほど非力なのに、まわりの人々が与えてくれていた優しさのおかげで、特に不自由なく暮らしてきたのです。なのに、その優しさに気づかなかったのです。
私の不自由さを助けてくれた人々がたくさんいます。それは、義務とかバリアフリーとか、そういう制度によって助けてくれたのではありません。人々の優しさが、私を助けてくれたのです。
そして、優しさは自発的なものであって、こちらから強制するようなものではないのです。誰かが私を助けてくれたら、それに感謝することはあっても、誰かに対して、「私を助けるのが当然だ」などと、こちらから要求する権利はないのです。
私はこれまで、あまりにも傲慢でした。そのことに、いま気づきました。
私は五体不満足です。そんな手足が無い自分の運命を呪ったこともありました。しかし今ようやく気づきました。手足はなくても、多大な人々の好意に恵まれていたということに。これまで大学時代も、卒業後も、いかに多くの人々の好意に恵まれてきたことか。自分ほど多くの好意に恵まれた人間はいないでしょう。私は、手足を四つ失ったかわりに、何千何万という好意に恵まれてきたのです。
よく考えれば、私はそれほど多数の人々の好意に恵まれる価値のある人間ではありません。私はごくつまらない人間です。それにもかかわらず、手足が四つないというだけの理由で、他の健康な人の何万倍もの好意を与えられてきたのです。分不相応にも。この下らない私のために。
そのことに今気づきました。それも、皆さんが私のことを、このたび批判してくださったおかげです。皆さんが批判してくださったおかげで、無知で傲慢だった私が、今ようやく真実に気づきました。
私はこれまで、自分のことを不幸だと思っていました。しかし、こんなつまらない人間に、何万人もの好意を与えてもらっていたのです。何万というツイッターのフォローアーの数は、私の獲得した能力の数値ではなくて、私に与えられた優しさの数値だったのです。私ほど分不相応に幸福を与えられた人間はいなかったのです。そのことに、気づきました。
子供のころには、自分の不幸に何度も涙をこぼしました。手足がないくらいならば死んだ方がマシだ、と思ったこともあります。しかし今、多大な人々から与えられた優しさに気づいたとき、この世に生まれたことの幸福をしみじみと感じることができます。生まれてきたよかった。心からそう感じます。
私がこの幸福を感じることができたのも、まわりにいる皆さんのおかげです。ありがとうございます。私に生きる勇気を与えてくださったのは、みなさんです。
・・・全面降伏に等しいこの文章を、本人が掲示することは無さそうですけど。
全て真摯に受け止めたいですね。
「女性が泣いていたのでついカッとしてしまった」だけでおk
「謝ってもいないし反省してもいない」
と見なされて、ネット上で袋だたきに遭っているのが、乙武氏です。
そこで私が、「これなら許される」というふうに、救いの手を差しだしているんです。実際、本項を読んだ人の意見をネット上で見ると、「これなら許せる」という見解が多いようです。
せっかく救われる方法を教えてもらったのに、それを理解せずに拒むなんて、もったいないのでは?
 ̄ ̄
一般に、自分の誤りを指摘されて、正解を教えてもらったときに、どうするかで、二つのタイプに分かれます。
・ 「私を向上させてくれてありがとう」とお礼を言う。
・ 「おれを攻撃するとは、喧嘩を売る気か?」と怒る。
どっちかな?
後半の感謝の下りは悪くない。
でも、前半は乙武氏のプライドも傷つくかなり自虐的な謝り方で、私の好みではない。
もっとましなやり方があります。
まず、問題となった銀座のレストランに電話して、前回の非礼を詫びるとともに、もう一度予約をします。
難色を示されるかもしれませんが、今度は、車いすから運んでくれる人も一緒にお店にいくことや、特別な扱いを必要としないことを伝えて受け付けてもらいます。
それで、レストランで食事をして、もちろん評判のお店なので食事は美味しいでしょうから、一連の経緯とともに「店長は無愛想だけど、食事は最高でした」とブログにアップすればいいんです。
2chの人の反応は私には予測できないけど、普通の感覚であれば賞賛されるんじゃないですかね。
100の言葉より1つの行動。
ぐだぐだと過去の事実をあやまるより、現在の行動で示すことが重要なんです。
後半は必要ないけど、前半は必要だと思います。(女性の箇所は除く。) それがないと、謝罪の意味がありませんから,世間から「謝罪している」と見なされないし、炎上したままでしょう。
プライドが傷つくのは当り前です。それが謝罪の意味です。プライドが傷つくのを恐れている小心者だから、橋下さんも乙武さんも、世間から軽蔑されまくっているんです。本人の肝っ玉の問題なんですよね。夫婦喧嘩のあとで,どちらが謝るか? 肝っ玉の大きい方が謝るのが普通です。
> レストランで食事をして〜
その案は前から出ているけれど、それだと「そんなことで謝罪したつもりか」と言われて、馬鹿にされたままでしょうね。その魂胆は見え見えです。「自分の非を認めたくないからゴマ化している」というふうにね。
比喩で言えば、「夫婦喧嘩のあとで、謝るのをゴマ化すために、プレゼントする」というようなもの。買収の意図は見え見え。
ゴマ化そうとしても、その意図は見え見えですから、それでだまされるほど、世間はバカじゃない。
なお、別の難点も。お店には車イス用のトイレはなくて、時間は3時間かかりますから、お漏らししてしまいます。
さらに言うと、すごい急傾斜の階段なので、付添人は男性4人は必要です。無意味なことはやめた方がいい。エレベーターのある店に行くべき。自分の非をきちんと認めるべき。それができずにゴマ化しをしても、百害あって一利なし。
橋下さんも乙武さんも、どちらも「謝る」という気持ちがないんですよ。「形だけ謝ればいいだろ。プライドは傷つくのがイヤだ」という立場。見え見えです。
そんな愚かな方針では駄目だ、ということを示して、ちゃんと救ってあげようとしているのに。
ぜんぜん意図が分かってないですね。
そう考える発想がとても2ch的です。
お店に行く意味は、迷惑を掛けた本人と和解したことを明確に示し、そういったお店のスタイルを認めることを行動で示すことにあります。
そうしたら、非難されるいわれは一切残らない。
だれに謝罪すべきか、ってことを勘違いしている人だけが文句を言う。
『「謝る」という気持ちが大事」
そう、これこそが日本的な感覚だって理解して下さい。
だから、乙武氏の対応としてはそれでもいいですが、橋下氏の対応はそれでは全く駄目です。
「気持ち」なんてものは理解されないんですよ。海外の人には。
行動と未来への意思表示で示さない限り、絶対に共感は得られないですし、尊敬も信頼も得ることはありません。
しかし、これだけ同じ話を繰り返して、だれからも理解されないので、そうとうに根の深い問題なんだと分かりました。
騒いでいる人々が正しい、と言っているわけではないんです。炎上を鎮める方法を指南しているだけです。善悪とは関係ありません。実利の話。最悪の方法は、大衆や顧客に向かって、「おまえが間違っている」と言うことです。
とにかく、乙武氏が救われるにはどうするべきかを示しています。
もっと本質的に言えば、こうです。現状では乙武氏は、世間の大反発を食っています。「こういう人間だったんだな」と思われている。これではテレビに出たり、本を売ったりして、商売をすることができなくなります。おまんまの食い上げです。たとえ論争に勝って、「おれが正しい、世間が間違っている」と証明したって、商売あがったりじゃどうしようもありません。
それよりはきちんと非を認めて、「なかなか見所のある奴だ。反省したなら、これからも支持しよう」と思われる方が利口です。
逆に、「自分の正しさを主張して、世間と喧嘩した」という人の例は、下記のコメント欄にあります。
→ http://openblog.meblog.biz/article/224262.html
at 2012年02月28日 12:32
管理人さんの案を採用してから
(かなり修正が必要そうですが)
当人のお二人がどこでもいいですけど
握手をして笑っている写真を双方のブログに
公開するだけであなたのおっしゃる目的には
かなわないのでしょうか?
別に食事を店でする必要は無いと思うし、
現実に今の店の人手では無理だとわかって
しまうので乙武さんはやらないでしょう。
橋下氏の話は本来「国」が主体となって
発信するべき事項です。
それが出来ないのは日本が真に独立していないからではないでしょうか?
脇から余計な事を言ったのでしたらご勘弁を
もしくは、それができない場合、自分の考えが間違っていたことを別の形で行動で示すでも次善です。
なので、通りすがりさんの対応で問題ないです。
また、今叩かれている状況をどうにかする方法、としては管理人さんのやり方(謝り方)で問題ないです。そう書きましたよね。
でも、それは、橋下氏の対応に応用できるような、汎用的な方法じゃないし、誠意を持って謝る「だけ」、ってことが責任を持った立場の人間のやり方として全く正しくない、ということを何度も言っているのです。
日本への信頼を少しでも取り戻す正しい対応を考えるなら、橋下氏は謝る必要なんて全くないし、むしろ謝ってはいけない。
謝らずに、未来への提言をすべきなんです。過去、過ちを犯した国の1つとして。
また、過去の事実に対して誠実に向き合う姿勢を明確にすることも重要です。
特別に美化したりごまかすことをしない、ただし、特別に卑下することもしない、事実を誠実に受け止める、という立場を明確にするべきなんです。
それしかないでしょう。
そして、過去の歴史に対して誠実に向き合ってない国こそ、韓国であり中国であることを、次のステップとして示していくべきでしょう。
ただし、これは相手を責めるためでなく、Win-Winの関係を築いてアジア圏の全ての国が繁栄するために必要である、という立場で主張しないといけない。
それが本質なんで。
こういった方向性を、だれもどの政治家もマスコミも明確に示さない。
橋下氏を批判して喜んでる輩は、アホすぎて涙が出てきます。
「夫婦喧嘩のあとで,どちらが謝るか? 肝っ玉の大きい方が謝るのが普通です。」
この言葉自体は正しいです。
夫婦関係のような濃密な関係性の場合は、世界共通でそう言える気がします。
ただ、この夫婦間の方法を、国と国の間での交渉や、ビジネス交渉でも応用できると考えてしまうのが、とても日本的な考え方ですね。
場を納めるためにとりあえず謝る、って方法がビジネス上多少なり有効なのは日本くらいです。
いわんや国際交渉の場でおや、です。
その認識が無い人が日本にはあまりに多い。
政治家もマスコミも日本では濃厚な人間関係をベースにできあがっているんで、特にその認識がないんでしょう。
ちなみに、「謝る」ことが常に不要と言ってる訳じゃないですよ。
謝って責任を取らされる立場じゃなかったら、どんどん謝った方が得な場合が多いですし、それで傷つくプライドなんて捨てた方が良い場合が多い。
夫婦の場合なんてその典型ですね。
また、責任ある立場で、簡単に謝ることができない場合でも、共感の姿勢を取ることは重要で、慇懃な態度を取るべきじゃないのはどこでも共通です。
さらに、本当に責任があるのなら、きっちり謝って責任も取るのは当たり前です。
ただね、謝ることで「肝っ玉を示す」なんてことは、一般的なビジネスの世界では全く評価されないって、私からしたら極めて常識的なことを言ってるのに、管理人を含め全く理解を示す人がいないことに驚いているんです。
根は深いです。
いろいろ書きましたが、管理人さんを批判する意図は全くないです。そう感じる部分があったなら謝ります。
久々に非常に腹が立った事件(橋下氏の言動、および周りの反応)に対して、少なくとも私の視点では管理人さんが全くずれたことを書かれているので、ちょっと書けば分かってくれるかな、と思いいろいろ意見を書かせて頂きました。
これで書き切った感はあるので、何か私宛の質問や指摘がでてこないかぎり、この件で、これ以上の投稿を控えます。
お騒がせしてすいませんでした。
余計な事かもと思いながら書きます。
橋下氏が謝罪などしたいと本人が本心から
思っているはずがないでしょう。
日本中から誰も味方となる人も団体も無いから
仕方なく幕を引こうとしているように見えます。
橋下氏が間違っているからではなく
この話題は日本ではタブーなんだと思います。
なぜタブーなのか?
戦後いくらGHQの権力が絶大だったからと言って
いくらなんでも簡単に陸軍と海軍の悪口が日本の
常識にまで簡単に広まるのは異常すぎませんか?
基本的にあいつら軍隊は言われるぐらいの異常な
やつらであるという認識が当時の日本人に有ったから
GHQの洗脳に簡単にかかったのですよ。
いまだにその洗脳は解けていませんし
解くには途方もない労力と時間が必要です。
外国に対し日本がどうするこうするでなく
日本人が日本人としてまっとうに自覚することが
第一に必要であると認識しています。
いかがでしょう
そんな事に何の意味があるのかな。
世の中の付き合いには、腸が煮えくり返っていても、表面上つくろうことは多々あるでしょ。
行動で示すなら、時間の経過が必要で、その店の常連として通う、料理に対して賛否両論の記事を掲載する、そういう経緯を経て真に和解するとならないと、行動で示した事にはならない。
文で謝罪することと行動を示すことは、時間軸が違うのだから同じ軸で評価するべきではない。
>その店の常連として通う、
>料理に対して賛否両論の記事を掲載する、
>そういう経緯を経て真に和解するとならないと、
>行動で示した事にはならない。
それは現実的に無理ではないでしょうか?
物理的にではなく、繰り返しになりますが
乙武氏がそんな自分に不利なことをするとは
思えません。
男性3〜4人がかりで急な階段を抱えられて
やっとのこと担ぎ上げられて
「この料理おいしいね」で話が済むはずがありません。やっぱりこんな小さな店で
しかも今度で4回目だってさ
迷惑を考えない人ですね。
これでは管理人さんの好意にそむくことになりませんか?
グランメゾンとは言わないでもリストランテに行きゃよかったのに、わざわざサービスコストがかからない店を選ぶ節約根性がいけない。
「デート代ケチってごめんね」って相手の女性にも謝ってほしいわー
それから、旦那が「泣いてるデート相手の女を守ろうと世間にキレる、ブログにまた書く」だなんて、嫁さんも恥かかされてますよね。。。
もはや乙武氏が許される日はこなくなったようですね
第一に必要であると認識しています。
その通りですね。
私の文章からどうして、それを認識してないことになるのか分かりませんが。そこに特に言及してなかったのは確かです。
私は、その前段の話をしてるつもりです。
なぜ日本人が韓国やそこに誘発された世界からの批判にしっかり向き合えないか、その根本原因の話をしています。
ようは「謝っとけばいいんだよ」という意識を持っている人があまりにも多い。
乙武氏のお詫びの模範文のように、ちゃんと謝ってないのが問題だ、なんて甘々の考えの人が多すぎる。
だから、批判にきっちり向き合って、主張すべきことを主張するという、謝るより数倍難しいことに踏み出す勇気が持てない。
橋下氏はそこに踏み出したこと『だけ』は評価できます。しかし、やり方があまりにも悪すぎてマイナス効果しか出してないのが大問題なんです。
乙武氏の件は、私の主題ではないですが、お店が閉店に追い込まれたと聞いて、とても残念に思います。
ブログでの反応とは逆の形で過激に反応した人が多いんでしょうね。
これで分かるように、乙武氏が本当に反省しているのであれば、丁寧な謝罪文を載せるなんてことより、このお店への実質的な被害を防ぐための手段を取るべきだったんです。
現実的にはむずかしかったのかもしれませんが、お店にもう一度いって評価するのがベスト。で、それをやったら買収、って感覚はまったく理解できないです。
乙武氏がどうすべきか、という乙武氏側の視点で書きましたが、お店側の視点でこのお店はどうすべきであったか、という視点で書くなら、
そもそも、お客に対して失礼な態度取った時点でアウトなんですよね。
受け入れられないのはしょうがないとしても、「申し訳ない」という態度をとらないと、お客が不快になるのは当然で、同情の余地はおおいにあるものの、今回の事態に対してお店側の責任も間違いなくあります。
私がお店の立場なら、すぐに乙武氏連絡入れて、前回の非礼を詫びると同時に、お店に来てもらえるように手配しますね。
トイレの問題があるなら、それを明示して、1時間限定とかにすればいいでしょう。
もしくは、断った事情を詳しく説明するだけでもいいでしょう。直接、誠意を持って説明する。
本当のクレーマーにこんなことしたら付け上がるだけですが、乙武氏は明らかにそんな悪人じゃないですから、これで状況を理解して乙武氏側からもお店側にも謝って一件落着、というシナリオになります。100%うまく行く方法ではないですが、やってみる価値のある方法です。今となっては遅いですが。
今回の場合は、どちらも正しい方法を取らなかったので、Lose-Lose の最悪パターンとなりました。
もともと不可能なことを無理に可能にするなら、特別体制を組む必要があります。
・ 運搬用に臨時店員を5名雇用します。
・ お漏らし対策用に、簡易トイレキットを用意します。
・ カーテンルームも新たに設置します。
・ かかる費用 20万円は全額、店が負担します。
・ 当日は乙武様の貸し切りとなります。
・ 当日の収入の減収20万円も、店が負担します。
・ 以上、合計 40万円を店が負担します。
・ 乙武様の負担は、実費だけでけっこうです。
以上を呈示するしかないですね。
だけど、こんなことをやったら、乙武氏の炎上騒ぎはますますひどくなるでしょう。
もともと不可能なことを無理に可能にすると、こうなります。できないことはできないとはっきりと明示するべきです。
店の対応で悪かったのは、店主の「小馬鹿にしたような顔」にすべての原因があります。つまり、顔です。
彼がイケメンで愛想が良ければ、乙武さんも素直に引き下がったでしょう。なのに「小馬鹿にしたような顔」だと思った時点で、すべてが狂ってしまいました。
店主の顔が不自由だったことが、すべての原因です。顔の不自由な人を許せなかったのが問題なのでしょう。
世の中で、顔の不自由な人は、乙武氏のやったような攻撃を受けることを、覚悟した方がいいでしょう。
「おまえの顔が気に食わないんだよ!」
──
基本的には、「ビルの問題を、店に解決させるのは、筋が違う」ということです。半世紀も前の古いビルゆえの問題を、店に強引に解決させようとしても、豚に「空を飛べ」と要求するようなもので、道理が通りません。
──
なお、例のレストランが閉店に追い込まれた、というのはガセネタです。
店主の接客態度だけ(顔だけ)」と、
店主の態度(顔)だけを問題にしようとしてる
けど、乙武氏本人のコメントでそれは否定されて
ます。
店名を晒した事を咎められた際に、
「ひどく悲しい、人としての尊厳を傷つけられる
ような思いをする車いすユーザーがひとりでも
減るように」と差別と絡めて店批判を行なっています。
あまり2チャンネルみたいな書き込みが無い
綺麗なブログなので私は大好きなのですが、
やりすぎはやっぱり良くないと思います。
→ http://matome.naver.jp/odai/2136894338130612401
しかしこれは当事者の一方における感じ方であり、現実にひどいことがあったかは不明です。
そのあとで乙武氏の釈明がありました。
→ http://ototake.com/mail/307/
> キョトンとしてしまった。僕は、いまなぜこの人にケンカを売られているのだろう? いや、もしかしたら彼にはケンカを売っているつもりなどないのかもしれない。でも、それはどう考えても初対面の相手に放つべき言葉ではないと思うし、あきらかにケンカを吹っかけているようにしか思えない口ぶりだった。
> 他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる店主に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった。
これを読む限り、事情は次のようです。
・ 店主は単にぶっきらぼうなだけ。客あしらいは接客係みたいにていねいではない。(どこのレストランだってシェフはそうだ。だから接客のプロがいる。)
・ 乙武氏はそれを悪意だと受け止めている。(シェフを接客係と同様なものだと思って、接客係のような口の利き方をしないのを見て、失礼をしていると思い込んでいる。)
どう見ても、乙武さんの誤解です。店主は自分のホームページので、失礼なことはしていないと述べています。
→ http://matome.naver.jp/odai/2136894338130612401
二人の釈明を見る限り、店主の方がずっと大人でていねいであり、乙武さんの方がずっと子供で怒り狂っています。
最初の対面でもそうだったのでしょう。乙武さんの方が一方的に怒っていたわけです。それも「店主は喧嘩を売っている」と勝手に勘違いして。
そういう勘違いがあったとすれば、顔を見て誤解したとしか思えません。店主は単ににこやかな笑顔を浮かべたのに、それを「他人を小馬鹿にしたような笑み」というふうに受け取るんだから。
よくあるんですよね。相手の顔を見て、勝手に馬鹿にされたと思って怒り狂う、という例が。……私なんか、けっこうその被害に遭っている。もともと怖そうな顔をしているせいかもしれないが。
→ http://a0.twimg.com/profile_images/2363390969/takosin.jpg
この手の顔は、「おまえ、おれのことを馬鹿にしているな」という難癖を、しょっちゅう付けられる顔です。特に被害妄想の大きい人が難癖を付ける。
乙武さんの顔も、同じ検索で見つかるが、この顔は、良く難癖を付けてくる人の顔とタイプが同じだ。勝手に独りよがりな妄想で被害を受けていると思い込んで、わけのわからない文句を言い出す。
顔って、大事だなあ。文句を言うタイプの顔と、文句を言われるタイプの顔がある。今回、二人の相性は最悪だったな。
で、この店主や私みたいな顔だと、いつも一方的に喧嘩を売られて、困ってしまうんだ。喧嘩の強そうな顔をしているけど、別に喧嘩が好きなわけじゃないんだよ。
まぁその可能性もあるでしょうね。
そこまで完璧に対応する必要なんて全くないですが、いずれにせよ、実現が難しい可能性はそれなりにある。
だから、電話で謝るという選択も示したんです。
そこでやるべきことは、実現できない理由を正直に話して謝ればいい。
お店に招くことが本当に不可能であれば、ちゃんと説得力もって説明できるはずなので、本物のクレーマーで無い限り納得してくれることでしょう。
でも、この話はやっぱり蛇足でした。
お店がつぶれてないのであれば、むしろ宣伝効果になった可能性もありますし、実質的な被害を受けてないのなら、お店側が動く必要は全くないので。
お店がこれからも繁盛すること願ってます。
接客の良さを犠牲して、味とコストパフォーマンスで勝負している店はわりと嫌いじゃないので。
たしかにその通りですけどさ。
「顔が気に食わなかったから、それだけの
理由で、店名をツイッタで晒し、60万人
フォロワの力で店を潰しにかかりました」
って、
ここ、2ちゃんねるより酷くなってるような?
以前、3年間教師やってるときに児童に
自分の排泄の世話をさせたという話なみに
酷い言い方に聞こえますが・・・
> フォロワの力で店を潰しにかかりました
本サイトにはそのような言葉はありません。
出来ない店と車椅子ユーザーの話であるならば
店の謝罪文を引き出した段階で
彼も他の障碍者も大勝利だったはずなのに
なぜ余計な事を言ったのか・・・
二度目の釈明のブログの事ですがあれが無ければ
乙武側の方が完璧に有利だったと思います。
そこがよくわからないのです。
伝えられている事情からすると本当に乙武氏が
愚かきわまりないとしか思えないです。
ここまできたら管理人さんのおっしゃるとおりに
きっちり謝罪しないと乙武氏の人生破滅です。
誰か間に入って嵌めていないですかね?
乙武氏が自分でブログやツイッタの書き込みが
出来るはずが無いですし・・・
> フォロワの力で店を潰しにかかりました
本サイトにはそのような言葉はありません。
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その通りですね。
私もそんなことは書いた記憶がありませんが
それがどうしましたか?
出来るはずが無いですし・・・
普通に入力できているそうです。「乙武 パソコン」で検索するとわかります。
手足がまったく欠損しているのではなくて、ごく小さな手足が残っています。歩くこともできます。YouTube に始球式の動画があります。
乙武氏が手足がないことを呪ったとかリサーチ不足だし、謝罪文としても得意顔の分析なんかいれたらキモイし再炎上する。後出しの例文でこのレベルじゃ管理人はあまり人の気持ちがわからず、もてないんじゃないだろうか。
> 管理人はあまり人の気持ちがわからず、もてないんじゃないだろうか。
はい。そうですね。ごめんなさい。伏してお詫び申し上げます。
管理人さんの模範文素晴らしいですよ。
卑屈にならず、ユーモアを交えながら原因を究明し反省し、前進する姿…
それこそが今まで多くの人が思っていた「乙武さん」のイメージですからね。