省エネという目的で、クールビズが1カ月 前倒しで実施された。マスコミ各社が報道している。
国民の省エネ意識を向上させ地球温暖化対策推進につなげるため、ノーネクタイ、上着なしで過ごす夏の軽装「クールビズ」が1日、中央省庁などで始まった。ノーネクタイというのはいいが、上着なしというのは逆効果だろう。なぜか? 次のことがあるからだ。
( → 静岡新聞 2013-05-01 )
「寒いときに薄着をすると、寒さに対する抵抗力が付くが、厚さにはかえって弱くなる。夏の熱さに耐えるためには、今のうちからなるべく暑さに慣れておく方がいい」
わかりますよね? 特に最近は肌寒い日が続いたので、寒さ慣れしている。つまり、暑さ慣れしていない。こういうときには、なるべく厚着をして、きたる夏への抵抗力を付けておく方がいいのだ。
そもそも今は、まだ寒いし、冷房を入れている会社はないはずだ。こんな時期にクールビズを実行しても、電気代の節約の効果はない。かえって「暖房」を入れて、電気代を無駄にするかも。(私も最近、部分的に暖房機器を使うことがある。)
マスコミにも言いたい。
気候の状態も考えずに、「クールビズで省エネを」という頭の悪さを、誰か理解できないのか? マスコミはこぞって間抜けばかりなのだろうか?
体を冷やすよりは、頭を冷やした方がいいですよ。頭寒足熱。
マスコミ関係者は、体を冷やしすぎて、血のめぐりが悪くなったんじゃないの?
寒い間は、皆さんノーネクタイ、ジャケットありで過ごしますので、心配ご無用です、