前項では、「花粉症の対策で、減感作療法をするために、遺伝子組み換えをした米(コメ)」というものを紹介した。
そのコメント欄で教えられたのだが、減感作療法をするのであれば、杉花粉飴というのがある。
→ 杉花粉飴 - Google 検索
→ Amazon 杉花粉飴
ざっと調べたところ、これはかなり良いようだ。
・ 減感作療法は、食品では効かない。
・ かわりに、舌下に含ませる方法が効く。
・ そのためには、飴をなめて、唾液に含ませるといい。
・ 飴に含まれる量は微量だが、十分である。
一見したところ、こう思った。
「飴に含まれる量なんて、たかが知れているから、効果はあまりないのでは?」
しかし実はそうではないそうだ。確かに微量だが、量が少ないということはない。むしろ、量が多すぎて、アレルギーの反応が過剰に出ることすらある。だから、最初は、少しずつ、おっかなびっくり使う方がいいようだ。それでアレルギー反応が出ないとわかったら、少し増やしてもいいそうだ。
( ※ といっても、そういう心配をするのは、花粉症の症状がひどい人の場合。軽症の人なら、あまり心配しなくてもいいだろう。)
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ただし、注意。
減感作療法は、シーズンの前に行なう必要がある。シーズン中に使うと、かえって症状がひどくなる恐れがある。シーズン中は利用しない方がいい。
具体的には、2月初めごろまでの数カ月間に使えばいい。一方、2月中旬から4月までは、やめた方がいい。
【 関連サイト 】
→ 杉花粉飴賛 (詳しい情報)
【 関連項目 】
→ 花粉症対策の米(コメ) (前項)
→ 書評ブログ: 花粉症には甜茶