2013年03月15日

◆ 最強の省エネ:冷熱の利用

 LNG(液化天然ガス)の冷熱は、莫大にあるが、無駄に捨てられている。これを有効利用することが、最大の省エネだ。 ──
    ( ※ 本項の実際の掲載日は 2013-03-17 です。)


 LNG は、気体を液化するときに、莫大なエネルギーが費やされる。(生産地で)
 一方、消費地では、液化された LNG を気化する。このとき、液化するときに使われたエネルギーを回収することができる。ところが、現状では、このエネルギーが無駄に捨てられている。実にもったいない。

 冷熱は、うまくやれば、有効利用できる。
  ・ 都会で冷房に使えば、冷房の電力を減らせる。
  ・ 冷凍食品の冷気に使えば、冷凍の電力を減らせる。
  ・ 通常の海水との温度差を使えば、発電ができる。


 冷熱は、このようにさまざまな形で有効利用できる。しかるに、現状では、ほとんどが無駄に捨てられているそうだ。
 だから、このような冷熱を無駄に捨てずに、有効利用するべきだ。……これが結論となる。

 ──

 このような結論は、そう難しい発想ではない。すでにあちこちで指摘されている。
  → Google 検索

 ただ、私としては、次のように指摘したい。
 「太陽光発電なんかに注力するよりは、冷熱の有効利用の方が、はるかに大きな効果を、はるかに少ない費用で実現できる」


 なぜか? その理由は、「無駄に捨てられていたものを使うだけだから」だ。

 比喩的に言おう。
 ある人が「楽をして金儲けをしたい」と懸命に考えた。「IT分野で画期的なアイデアを創案して、Google や YouTube や Facebook の創業者のように大儲けしたい」と。
 しかし、それをやるには、多大な才能と他人の援助が必要だ。たいていの人には無理だ。やろうと思っても、できるわけがない。
 ここで私は、教えて上げる。
 「楽をして金儲けをする方法はありますよ。それは、自分で金を生み出すのではなくて、他人が捨てた金を拾うことです。捨てられた金を拾うだけだから、楽をして大儲けができます」
 それを聞いた人は尋ねる。
 「え? ほんと? じゃ、捨てられた金って、どこにあるの?」
 私は教える。
 「ここですよ。冷熱の有効利用です」

 ──

 ただし、現状では、それはできていない。なぜか? 冷熱を捨てている人が、その有効利用を許可しないからだ。ま、馬鹿ですね。馬鹿については、馬の耳に念仏みたいな状態となる。

 ま、あとは、どこか利口な人が、これをきちんと利用すればいい。たとえば、日立とか三菱重工とかが、きちんと技術開発して、冷熱を有効利用する方法を提供すればいい。
 そして、それに対しては、政府も補助金を出してもいい。少なくとも、太陽光発電みたいに、「普通の電気代の何倍もの金額を補助金として出す」なんていう馬鹿げたことはしないで済むはずだ。

 とにかく、朝日新聞を初めとするマスコミは、「エコのために太陽光発電を推進しよう」なんていう詐欺キャンペーンをするよりは、「冷熱の有効利用」というキャンペーンをする方がいい。その方がはるかに低コストで、大量の省エネができる。



 [ 付記1 ]
 参考:
  太陽光発電の補助金  38円(来年度)
  LNG 発電の発電コスト 11円 (出典
  
 [ 付記2 ]
 太陽光発電の、現状の発電量は? 
 日本全国の住宅における太陽光発電の発電量は年間3.5テラワット時とのことだ。
 一方、福島第一原子力発電所の年間発電量は33テラワット時とのことだ。
 ( → 出典
posted by 管理人 at 17:49| Comment(1) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
手をこまねいているのは、低温脆性の危惧でしょうか。事故は船だと局所。基地だと広範囲の被害。それを懸念しているような気がします。
Posted by 京都の人 at 2013年03月18日 06:22
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