レジ袋で節約できる石油は、ほんの数グラム。
一方、駐車場に自動車が来ると、1リットル近いガソリンが消費される。仮に往復で 500cc の消費だとしよう。レジ袋1枚が石油 5グラムだとすれば、その 100倍もの石油を消費することになる。(しかも、ガソリンという、高品質の石油だ。もったいない。)
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ヨーカドーは、新たにレジ袋を有料化して、1枚2円を取るようになった。2枚なら4円。
一方、駐車場の方は、500cc の石油を浪費する結果になったとしても、「お買い上げ 2000円以上で駐車場代金無料」なんて言っている。
これは不公平ですよね。ガソリン代を払うのは客だが、駐車場の建物と土地代を負担するのは店の側だ。それを自動車を使わない客まで等分に負担していることになる。不公平。
ゆえに、エコとか原価とかを考えるなら、「レジ袋有料化」よりも、「駐車場の有料化」をするべきだろう。そして、その分、一般商品の値段を下げるべきだろう。
ま、店の側は「駐車場に来る客は、大量の買物をしてくれるから、上客だ」と思っているのだろう。だったら、レジ袋だって、「 500円以上のお買い上げで1枚無料 or 2円引き」とかにすればいいのに。
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結局、現状は、自動車による石油浪費を推奨し、その一方で、どうでもいいようなレジ袋をケチろうとする。

[ 付記 ]
レジ袋有料化の何がいやかといって、2円の負担がいやなんじゃない。いちいち「買う」とか「買わない」とか、店員とやりとりするのが面倒臭い。そんなことに煩われたくない。黙って袋を入れてほしいんだよ。勝手にレジ袋を入れられて、2円を追加されるんでもいいけど。
無料でも有料でもいいから、とにかく全員一律で、黙ってやれ。個別に対応させるな。面倒臭くて仕方ない。
というか、「レジ袋ありのレジ」と「レジ袋なしのレジ」とに、分けてほしい。そうすれば、いちいち店員との交渉みたいなことをする手間が省ける。
でなければ、レジ係を全員、かわいい女の子にしろ。それなら店員と交渉してもいい。おばさんやおじさんとの交渉はイヤだ。
※ ところでどうしてスーパーのレジが係はおばさんで、
コンビニの店員は若い女の子なんだろう? 不思議。
→ 美人コンビニ店員の画像
(2番目の写真は、日本一の美人コンビニ店員。)