これと類似の商品として、ウイルスブロッカーという商品があるが、空間除菌ブロッカーという名称に変更した。こいつも危険性がある。 ──
ウイルスプロテクターという商品に問題があるとして、消費者庁が警告を発した。
インフルエンザなどの感染症を予防するという、携帯型の空間除菌剤「ウイルスプロテクター」で、やけどが相次いでいるとして、消費者庁は、使用中止を呼びかけている。消費者庁の呼びかけは、こちら。
消費者庁が使用の中止を呼びかけているのは、石川県の「ダイトクコーポレーション」が販売している、首から提げるタイプの携帯型の空間除菌剤「ウイルスプロテクター」。
( → FNNニュース2013-02-19 )
→ ウイルスプロテクターの使用中止を(PDF)
この PDF の1頁目だけを JPG 画像で示すと、下記。(クリックして拡大。)

文字による詳細記事は、こちら。
→ 消費者庁が使用中止勧告(サーチナ)
──
さて。
類似する商品として、ウイルスブロッカーという商品がある。これについては、私が前に指摘した。
→ Open ブログ: ウイルスブロッカーの危険性
本日、上記項目にやたらとアクセスが集中したので、私も気づいた。
詳しい話は、上記項目にあるので、そちらを読んでほしい。この商品のどこがどう危険なのか、説明してある。
さて。このウイルスブロッカーという商品は、名前を変更した。下記の通り。
→ 空間除菌ブロッカー(旧ウイルスブロッカー)
なぜ名前を変えたのか? たぶん、次の理由だろう。
「ウイルスブロッカー」という名称でググると、かなり上位に、次のページが出る。
Open ブログ: ウイルスブロッカーの危険性
つまり、本サイトの項目だ。これが否定的評価を出している。
ウイルスブロッカーの業者は困ってしまった。そこで業者は商品を、空間除菌ブロッカーという名称に変更した。今後は、「空間除菌ブロッカー」という名称でググっても、Openブログの項目は出ない。
「だから、危険だという評価からは免れるぞ。しめしめ.これでまたボロ儲け」
と思ったのだろう。
ふん。そううまく行かせるものか。それなら私が、「空間除菌ブロッカーの危険性」という項目を作っておこう。……と思ったのだが、内容が空っぽだと、Google 先生に無視されるな。
そこでかわりに、本項の名称に「空間除菌ブロッカー」という言葉を含ませておくことにした。つまり、「空間除菌ブロッカー/ウイルスプロテクター」という項目名にしておいた。(もともとは、ウイルスプロテクターを主題とする別の項目名だったが、名称を変更しておいた。イヤガラセですね。 (^^); )
あとは、本項が上位に来るようにすればいい。そのためには、皆さん、本項を引用して(リンクして)おいてください。そうすれば、「空間除菌ブロッカー」という語で検索したときに、それを否定する本項が上位に来ます。そうすれば、当の会社に、「名前を変えても、逃げられないぞ」というお灸を据えることができます。
そう言えば、整形して逃げた犯人がいましたね。顔を変えても、最後には逮捕されちゃった。
→ 【英国人女性殺害事件】市橋達也容疑者
[ 付記 ]
空間除菌ブロッカー(ウイルスブロッカー)や、ウイルスプロテクターは、ただの二酸化塩素だ。こんなもの、ただの安い薬剤である。それを袋に入れたぐらいのことで、馬鹿高値を付けて売っているだから、ほとんど詐欺みたいなものだ。
どうしてもこの商品がほしいというのならば、自作するといい。二酸化塩素 や 次亜塩素酸ナトリウムなら、安価に入手できる。
二酸化塩素 スプレー
欲しい人は、これらの薬剤を買えばいいんです。圧倒的に大容量のものを、安価に買えます。
何だったら、これらを脱脂綿に含ませて、適当な袋に入れたものを、一袋 500円ぐらいで売るといいでしょう。そうすれば、ボロ儲けできますよ。原価5円のものを 500円で売れるんだから。ボロ儲け。
( ※ すぐ上の話は皮肉なので、実際にはやってはいけません。やれば、あなたが詐欺師になります。 (^^); )
( ※ なお、上記の薬剤は、Amazon で売っているぐらいなので、特に大きな危険はありませんが、あくまで化学薬品なので、慎重な取り扱いが必要です。トイレや台所の塩素洗剤を扱うぐらいの慎重さが必要です。)
異種蛋白質はアミノ酸に分解されて吸収されるので、繊維状だろうが水溶性だろうが関係ないはずですが、割高のサプリを喜んで購入するのと同じ心理なんでしょうね。