あんこ・しるこは、小豆(あずき)から手作りしよう。安くて、簡単で、おいしくて、いいことずくめ。 ──
雪の降るような寒い日には、お汁粉を食べたくなる。あんこを湯で溶くだけで簡単にできる。
暑い夏の日にはバニラアイスがおいしいが、小豆あんを添えると、とてもおいしい。
小腹が減ったときには、小豆粒のあるあんこをひとくち食べると、ちょっと満足感がある。
あんこがあると、食生活が豊かになる。
ただし一つだけ、難点がある。値段がちょっと高めなのだ。缶詰のあんこは、百円で1缶だが、安いというほどではない。
百円ショップのビニール袋入りのあんこは安いが、まずい。
また、市販のあんこは、どれもあんまりおいしくない。
「うまい・安い・大量」という三拍子そろったものはあるか? ある。それは、手作りのあんこだ。
──
ここで注意。あんこを手作りするために、スーパーで小豆を買うと、ものすごく高い。ちょっとした一袋が 500円もする。馬鹿高い。こんなものを買うくらいなら、市販品を買う方がずっと安くていい。……と思っていました。
しかし、間違いでした。
作ればわかることがある。
小豆を煮ると、小豆はものすごく増量する。どのくらいかというと、ざっと 10倍ぐらいに増量する。小袋ひとつを鍋に入れたら、鍋にいっぱいぐらいになる。
3.5リットルの圧力鍋に入れると、2リットルを超えるぐらいまで増量する。あまりにも増えるので、唖然とする。こんなにできてしまって、食べきれないよ〜。
仕方ないので、冷凍して、ときどき取り出して食べます。今日みたいに雪の日には、朝のうちに冷凍庫から出しておけば、夕方には解けたあんこを汁粉にできます。
とにかくまあ、これほど大量にできるのだから、小豆にかけた 500円程度は、全然気にならない。あと、砂糖代に 100円程度かかるが、ま、気にしない。あんこの量の前には、コストは無意味だ。
とにかく、うまい。市販品みたいな大量生産品とは違う。また、小豆の質が、ずっといい。さすがに手作り用だけあって、とても質のいい小豆だ。
それに比べると、市販品のあんこは、ゴミ同然だな。食えたもんじゃない、と今にしてわかる。あんなゴミをよくもまあ、今までは喜んで食べていたものだ。 (^^);
ヤマザキパンのあんパンのあんこは、まあ、標準的です。あれを基準にしても、手作りならば、1ランク上です。
「うまい・安い・大量」という三拍子そろったものが、簡単にできます。
[ 付記 ]
もう一つ、「簡単」という要素もある。これも、大事。
作り方は簡単。ネットで「あんこ レシピ」を検索すればすぐにわかる。あるいは、小豆の袋の裏に書いてある。
「水でひたして、煮て、砂糖を加える」
というだけのことだ。
特に、圧力鍋を使うと、短時間でできる。
→ 圧力鍋で簡単すぎっのあんこ (レシピ)
[ 余談 ]
前にも述べたが、圧力鍋は、ホントに便利だ。
→ 省エネには圧力鍋
私は、豆を作るときは、圧力鍋を使うことにして、とても楽になった。(時間が短くて済む。)
あと、ゆで卵も、圧力鍋を使うようになってから、すごく楽になった。これまでは殻をむくのがすごく大変で、ゆで卵を作るのは嫌いだった。しかし圧力鍋を使うようになってから、ほとんど手間いらずだ。
・ 何かを食べるついでに、5〜10分程度蒸す。
・ 殻をむく
これだけで済むのだが、特筆すべきは、「殻をむく」ことのお手軽さだ。卵をくるくる回して卵の腹を(1周だけ)割ってから、腹の上下の部分を剥がす。……この際、ほとんど気を遣わないで済む。目で見ることはない。ぼんやりとして、ほかのことを考えながら、指先だけを適当に操作している。見るのは、次の卵を取るときだけだ。で、こんなことを数分間やっていると、いつのまにか殻をすべてむき終えている。頭は何も使わない。これまでは、殻をむくためにさんざん気を遣っていたのに比べると、雲泥の差だ。時間はちょっとかかるが、気はほとんど使わない。
これで 10個ぐらいをまとめて作ってしまえば、あとは、おでんなど、いろいろと使える。
圧力鍋は、ホントに便利だな!
( ※ 何で圧力鍋か? ゆで卵の殻がつるんと簡単にむけるからだ。で、そのためのコツは、卵をゆでるんじゃなくて、圧力鍋で蒸すことだ。蒸し卵ですね。……これによって、殻が簡単にむけるようになる。)
2013年02月06日
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