2013年02月06日

◆ あんこ・しるこ

 あんこ・しるこは、小豆(あずき)から手作りしよう。安くて、簡単で、おいしくて、いいことずくめ。 ──

 雪の降るような寒い日には、お汁粉を食べたくなる。あんこを湯で溶くだけで簡単にできる。
 暑い夏の日にはバニラアイスがおいしいが、小豆あんを添えると、とてもおいしい。
 小腹が減ったときには、小豆粒のあるあんこをひとくち食べると、ちょっと満足感がある。
 あんこがあると、食生活が豊かになる。

 ただし一つだけ、難点がある。値段がちょっと高めなのだ。缶詰のあんこは、百円で1缶だが、安いというほどではない。
 百円ショップのビニール袋入りのあんこは安いが、まずい。
 また、市販のあんこは、どれもあんまりおいしくない。

 「うまい・安い・大量」という三拍子そろったものはあるか? ある。それは、手作りのあんこだ。

 ──
 
 ここで注意。あんこを手作りするために、スーパーで小豆を買うと、ものすごく高い。ちょっとした一袋が 500円もする。馬鹿高い。こんなものを買うくらいなら、市販品を買う方がずっと安くていい。……と思っていました。
 しかし、間違いでした。

 作ればわかることがある。
 小豆を煮ると、小豆はものすごく増量する。どのくらいかというと、ざっと 10倍ぐらいに増量する。小袋ひとつを鍋に入れたら、鍋にいっぱいぐらいになる。
 3.5リットルの圧力鍋に入れると、2リットルを超えるぐらいまで増量する。あまりにも増えるので、唖然とする。こんなにできてしまって、食べきれないよ〜。

 仕方ないので、冷凍して、ときどき取り出して食べます。今日みたいに雪の日には、朝のうちに冷凍庫から出しておけば、夕方には解けたあんこを汁粉にできます。
 とにかくまあ、これほど大量にできるのだから、小豆にかけた 500円程度は、全然気にならない。あと、砂糖代に 100円程度かかるが、ま、気にしない。あんこの量の前には、コストは無意味だ。
 とにかく、うまい。市販品みたいな大量生産品とは違う。また、小豆の質が、ずっといい。さすがに手作り用だけあって、とても質のいい小豆だ。
 それに比べると、市販品のあんこは、ゴミ同然だな。食えたもんじゃない、と今にしてわかる。あんなゴミをよくもまあ、今までは喜んで食べていたものだ。 (^^);
 
 ヤマザキパンのあんパンのあんこは、まあ、標準的です。あれを基準にしても、手作りならば、1ランク上です。

 「うまい・安い・大量」という三拍子そろったものが、簡単にできます。



 [ 付記 ]
 もう一つ、「簡単」という要素もある。これも、大事。
 作り方は簡単。ネットで「あんこ レシピ」を検索すればすぐにわかる。あるいは、小豆の袋の裏に書いてある。
 「水でひたして、煮て、砂糖を加える」
 というだけのことだ。

 特に、圧力鍋を使うと、短時間でできる。
  → 圧力鍋で簡単すぎっのあんこ (レシピ)



 [ 余談 ]
 前にも述べたが、圧力鍋は、ホントに便利だ。
  → 省エネには圧力鍋
 私は、豆を作るときは、圧力鍋を使うことにして、とても楽になった。(時間が短くて済む。)

 あと、ゆで卵も、圧力鍋を使うようになってから、すごく楽になった。これまでは殻をむくのがすごく大変で、ゆで卵を作るのは嫌いだった。しかし圧力鍋を使うようになってから、ほとんど手間いらずだ。
  ・ 何かを食べるついでに、5〜10分程度蒸す。
  ・ 殻をむく

 これだけで済むのだが、特筆すべきは、「殻をむく」ことのお手軽さだ。卵をくるくる回して卵の腹を(1周だけ)割ってから、腹の上下の部分を剥がす。……この際、ほとんど気を遣わないで済む。目で見ることはない。ぼんやりとして、ほかのことを考えながら、指先だけを適当に操作している。見るのは、次の卵を取るときだけだ。で、こんなことを数分間やっていると、いつのまにか殻をすべてむき終えている。頭は何も使わない。これまでは、殻をむくためにさんざん気を遣っていたのに比べると、雲泥の差だ。時間はちょっとかかるが、気はほとんど使わない。
 これで 10個ぐらいをまとめて作ってしまえば、あとは、おでんなど、いろいろと使える。
 圧力鍋は、ホントに便利だな! 

( ※ 何で圧力鍋か? ゆで卵の殻がつるんと簡単にむけるからだ。で、そのためのコツは、卵をゆでるんじゃなくて、圧力鍋で蒸すことだ。蒸し卵ですね。……これによって、殻が簡単にむけるようになる。)
posted by 管理人 at 19:24 | Comment(0) | 一般(雑学)1 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ