峯岸みなみは、坊主刈りにしたことで、同情の声が高まっている。一方、ほしのあきの方は、いまだに総スカンの状態だ。テレビにはまったく顔を出せない。また、同じ状態の小森純は、テレビで悪口を浴びせられた。
小森純(27)が3日、TBS「サンデー・ジャポン」に生出演し、謝罪した。涙ながらに「認識が甘かった」などと語ったが、書き込みまでの経緯などには触れなかった。共演者からは「顔も見たくない」と糾弾された。さんざんな言われ方である。峯岸みなみがあっさり受け入れられたのとは極端な違いだ。
一方、共演者からは非難の声が噴出した。
タレントの西川史子(41)は「番組に出て謝って、みそぎを済ませられると思っていたら大間違い。テレビに出てくる神経も理解できない」と痛烈に批判。涙を流し、うなずきながら話に聞き入る小森をよそに「詐欺の片棒を担ぐようなことをするのは性根の問題。話もしたくないし、顔も見たくない」と淡々と話し、突き放した。
八代英輝氏(48)は「生放送で泣いて謝罪すれば同情する人が出てくる。(これを狙った)ガス抜きにしか見えない。泣いている姿を見て違和感を感じる人も多いと思う」と、批判は番組にも及んだ。
( → スポニチ )
では、どっちが悪質か? 詐欺という面では、似たようなものだ。どっちも嘘をついて金を集めている。
とはいえ、ほしのあきの方は、直接的に自分が客の金を得たわけじゃない。単に宣伝の代金を受け取っただけだ。彼女は、ペニーオークションとはどういうものか、ろくに知らなかったのだから、詐欺に加担していたとは言えない。(詐欺行為ははっきりとあったが、加担していたとは言えない。詐欺の認識がなければ、法的には犯罪者には含まれない。共犯にすらならない。殺人犯にナイフを売った店が共犯にならないのと同様だ。[ただしナイフが殺人に使われることを知っていてナイフを売ったならば、共犯になる。あくまで犯意の有無が重要だ。])
これについて記事には次の記述もある。
放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏(58)からの「ペニオクがどういうものか確認しなかったのか?」との質問 ……しかし、これを要求するのは、要求のしすぎだろう。理由は三つある。
第1に、タレントは通常、宣伝しているものの詳細を知らない。どこかのタレントが新型自動車の発売で、「すばらしい性能」と言ったとしても、その新型自動車の性能を詳しく知っていることはないのが普通だ。(発売前の自動車の性能を知っているはずがないし、そもそも自動車の性能を理解できるほどの自動車知識があるとも思えない。) タレントの場合、宣伝しているものについて「ろくに知らなかった」としても、それは別に犯罪ではないし、当たり前のことなのだ。
第2に、ペニーオークションが詐欺であるということは、たいていの人が知らなかった。その証拠に、私の項目がある。
→ オークション詐欺(ペニーオークション)
私がこの項目を書いたのは、ペニーオークションが詐欺であるということが、世間にあまり知られていなかったので、警告の意味で書いたのだ。つまり、この時点で、たいていの人が「ペニーオークションが詐欺である」と知らなかった。デーブ・スペクターだって知らなかったはずだ。自分でも知らなかったくせに、よくまあ、偉そうなことを言えるもんだ。そんなことを言えるのは、私みたいに、問題の発覚の前に警告していた人だけだ。そのような人は、ごく少ない。
第3に、ペニーオークションが詐欺であると発覚したのは、今回が初めてである。ほしのあきの事件の直前に、ペニーオークションの主宰者が逮捕された。Wikipedia から引用しよう。
2012年12月7日、ペニーオークションサイト「ワールドオークション」に関して、ボットによる自動入札によって参加者が落札できないようにし手数料をだまし取ったとして詐欺容疑で初の逮捕者が出たこのとき初めて、「詐欺」として違法性が示された。だから、それ以前では、犯罪であるとは見なされなかったのだ。
( → Wikipedia )
では、何かというと、次のようなものだった。
2010年12月には、消費者庁が利用に注意喚起を促した。措置命令は、次の通り。
2011年4月1日、消費者庁は不当に安く落札価格を見せかけているとしてペニーオークションサイトのDMM.com・凄オク・ゼロオクの3社に関する措置命令等を発表した。
( → Wikipedia )
消費者庁が、景品表示法に違反して、商品の品質や値段について実際よりも優れている、または安価であると消費者が誤解するような不当表示などをした業者に、その行為の撤回、再発の防止を命じる行政処分。この命令は、会社宛に出されている。
( → kotobank )
→ 消費者庁の命令(PDF)
したがって、何かに違反しているとしたら、それは、会社が違反しているというだけであって、ほしのあきは別に何かに違反しているわけではない。(ほしのあきは消費者庁から措置命令を受けていたわけではないからだ。)
また、仮に命令の違反があったとしても、それはあくまで行政処分にすぎないし、罰則も「措置命令への違反」であるにすぎない。それは詐欺とは異なる。
──
結局、詐欺をしたのは会社であって、ほしのあきは詐欺をしたわけではない。詐欺の加担者になっただけだ。そして、詐欺であることの認識は、2012年12月7日に初めて生じた。そして、それは、「裏で bot による自動入札があった」ことによる。
ほしのあきはもちろん、そんなことは知らなかった。bot によるシステムなんて、知るはずがない。したがって詐欺の犯意はまったくない。ゆえに詐欺をしていたことにはならない。強いていえば「詐欺師に利用された(それで黒い金を受け取った)」ということだろう。
ほしのあきは、詐欺の事情を知らなかったのだから、だます意図はなかった。いくらかはあったとしても、それは、普通のタレントが「この自動車は素晴らしい」という嘘宣伝をするのと大同小異だった。
だから、ほしのあきであれ、小森純であれ、「詐欺をした」というふうに批判されるいわれはないのだ。
なのに現実には、詐欺師のように扱われる。その一方、実際に詐欺同然のことをして直接金を巻き上げている峯岸みなみは、あっさり許されてしまった。早速、握手会で、引っかかったカモから金を巻き上げている。
→ 峯岸みなみ 握手会でファンに謝罪 (別 URL)
世の中、狂っているね。
──
教訓。
女は嘘泣きの上手なものが勝ち。頭を剃って、嘘泣きすれば、世の中の人々はイチコロだ。みんなあっさりだまされて許してくれる。
[ 付記 ]
以上を読むと、「峯岸みなみは したたかな女だな」と思う人が多いだろうが、そうは行かない。
相手の男にインタビューした記者は、ノーコメントとしか言われなかった。つまり男は何も責任を取らない。すっとぼけている。どうせ「うまく一発やったな。あとは知らんぷり」と思っているのだろう。
つまり峯岸みなみは「やり逃げ」「乗り逃げ」されたわけだ。哀れなものだ。もてあそばれたわけだ。そして、ポイ捨て。
一般に、AKB48 の女性たちは、男に捨てられてばかりだ。指原や前田敦子の例もそうだが、いずれの例でも発覚後には捨てられている。見事結婚した例は一つもない。
これは次の事情に似ている。
「客の金をキャバ嬢は奪うが、キャバ嬢の金はホストに奪われる」
つまり金の流れは
客 → キャバ嬢 → ホスト
である。これと似た関係が、心理的にも成立する。客はキャバ嬢に惹かれるが、キャバ嬢は別のイケメンに惹かれる。
客 → キャバ嬢 → ホスト
そして、そこには、対等の恋愛関係は一つもない。一方的に憧れる関係があるだけだ。
AKB48 も同様だ。
ファン → AKB48 → イケメン
という形で、一方的に憧れる関係だけがある。そして、今回もまた、AKB48 はイケメンとエッチしたあとで、イケメンに捨てられた。
峯岸みなみは、ファンをだますのは上手だが、イケメンをだますことはできなかったようだ。ポイされちゃいましたね。
( ※ 坊主頭のことばかり人々は話題にしているが、「男に捨てられた」ということの方が、よほど面白いんだけどね。)
→ 参考画像1
→ 参考画像2
《 AKB48 への忠告 》
ポイ捨てされるのは、困ります。あっさり捨てられないようにしましょう。その方が、エコのためになります。
峯岸みなみさんは、いつかリユース(再利用)されるでしょうが、それ以後は捨てられないようにしましょう。あんまり何回もリユースされると、もはや利用不可能になりますからね。(最後はトイレットペーパーぐらいにしか使えなくなります。)
こちらは使い捨て専用の商品です
アイドルのファンは騙されている事を楽しんでいる。よく考えて騙されるなよ。と諭しても「余計なお世話だ。何様のつもりだ、楽しみを奪うな。」と諭した方へ怒りをぶつける。
レミングみたいなものか。集団狂気?
アイドル・・・ミニラThank youです。これ以上のコメントは不要でしょう。
まあ、スパイもカルト宗教も野放しだから、マスコミが狂うのは当たり前なのだけど、
人間は嘘を信じ込むと狂っていく生き物だから、マスコミが狂ったままでは、世の中悪くなる一方ですよ。
ほしのあきの金の巻きあげ方は卑怯。
詐欺に限りなく近い。
峯岸は握手会などきちんとしたビジネスで
ファンから巻きあげてる。
たかが恋愛くらいで裏切ったもクソもない。
峯岸が同情されるのは当たり前。
ほしのが同情されないのも当たり前。
よって、この二つの事件を比べるのは的外れ。
世間の誤解を正すのが目的です。本サイトの項目の趣旨はたいていがそうです。
> ほしのあきの金の巻きあげ方は卑怯。 詐欺に限りなく近い。
そういう誤解をする人のために、この項目を書きました。ちゃんと本文を読んでごらんなさい。主語を理解しましょう。金の巻きあげたのは、ほしのあき じゃありませんよ。