( 前項 の続き。)
韓国は発展した。では、その理由は?
慰安婦への賠償金を盗み取ったからだ。 ──
韓国は発展した。サムスンも現代自動車も、日本企業に勝るとも劣らないというぐらいに発展した。では、その理由は?
あれこれと理由は考えられるが、次のことも理由の一つだ。 「韓国は慰安婦の金を盗み取ったからだ」
──
歴史的には、次の流れがあった。
・ 日韓基本条約の締結。
・ そこでは日本は戦時賠償金を一括して支払った。
・ 韓国政府はそれを個人補償に回すべきだった。
・ 個人補償の対象は、戦争傷痍兵や戦争被災者など。
・ そこには従軍慰安婦も含まれる。
・ ところが韓国政府は、個人補償をないがしろにした。
・ その金を国家発展のために投じた。
・ 浦港製鉄所や道路建設などに戦時賠償金を使った。
・ そのおかげで韓国は奇跡的な急成長をなし遂げた。
・ 成長の成果を、今こそ個人補償に回すべきだった。
・ ところが韓国は、ふたたび日本に払わせようとしている。
つまり韓国は、戦争傷痍兵や戦争被災者や従軍慰安婦に払うべき金を流用することで、奇跡的な急成長をなし遂げたのだ。とすれば、成長の成果としての金を、今になって従軍慰安婦に払うべきだ。なのに、自分が使ってしまった金について、「その金がなくなったから、日本がまた払え」と言い出す。
ほとんど言いがかりである。
──
比喩。
韓国人の自動車を、交通事故で、破壊してしまった。そこで、賠償金として、自動車代の 200万円を払った。それで賠償が済んだ旨の契約を交わした。ところが翌年になって、韓国人がふたたび「 200万円を寄越せ」と言い出す。「どうして?」と質問したら、返事はこうだ。
「先にもらった 200万円は、家を建てる代金に使ってしまった。その金で自動車を買うことはできなかった。だから手元には自動車がない。だから自動車のを買う金として、200万円をもういっぺん寄越せ」
そこで、「そんなのは道理が通らない」と突っぱねると、韓国人が喚き出す。
「皆さん。日本人はひどいんですよ。私の自動車をぶちこわしておきながら、賠償金を払わないんです。だから私はいまだに自動車がありません。日本人に反省させて、日本人から賠償金を取らせてください」
すると米国人が言い出す。
「なるほど。韓国人の言うとおりだ。日本人は韓国人に自動車の代金を賠償せよ」
すると安倍首相と池田信夫が反論する。
「われわれは意図的に事故を起こしたのではない。わざとやったんじゃないんだ。偶然の事故にすぎないんだ。日本はちっとも悪質じゃないんだ」
すると世界中が嘲笑する。
「悪意があるかどうかが問題じゃない。韓国人の自動車を壊したことがあるかどうかが問題なんだ。事故があったことを否定する日本人は悪質だな。州議会で日本を非難する議決をしよう」
韓国人が喜ぶ。
「しめしめ。お馬鹿な日本人がうまく策動に乗ったな。これで 200万円を二回ももらえるぞ。まともに契約のことを言われたら、こっちに勝ち目はなかったが、善悪の問題に転じてしまったおかげで、 200万円を二回ももらえることになる。まったく、安倍首相と池田信夫はおめでたいな。頭に血が上ってカッカする右翼ほど、だますのが容易だよ。しめしめ。おかげでボロ儲けだ」
──
というわけで、「強制連行はなかった」なんて言い張っている安倍首相と池田信夫は、韓国の「思う壺」なのである。馬鹿丸出し。
さっさと頭を下げれば、そのことでかえって勝利することができる。(前項)
一方、頭を下げることができなければ、かえって「威張り散らしている愚か者め」と世界中から総スカンを食う。
何が賢明で何が愚劣であるか、きちんと理解してもらいたいものだ。
繰り返す。安倍首相と池田信夫の方針は、韓国の「思う壺」なのである。
2013年01月09日
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