2012年12月13日

◆ ペニーオークション&ほしのあき

 ほしのあきがペニーオークションのインチキ宣伝をしていたことが発覚した。しかし私は、ほしのあきを責めるべきではないと思う。 ──
 
 ほしのあきがペニーオークションのインチキ宣伝をしていたことが発覚した。
  → ほしのあき「30万円」で詐欺サイト広告塔
 
 本人も謝罪している。
  → ほしのあき、“オークション詐欺”宣伝をブログで謝罪

 ── 

 しかし私は、ほしのあきを責めるべきではないと思う。
 
 そもそもこの事件は、2年近く前の事件である。掲載後、1カ月ほどして問題点が発覚したら、翌日ごろには掲載をやめている。また、同様に掲載をした人は、他にもたくさんいる。
  → 有名な芸能人がステマで詐欺に加担 (一覧あり)
 
 本人もその詐欺性には気づかずにやったようだし、気づいてからはすぐに掲載をやめている。悪質性はかなり低い。

 ──

 それよりもずっと悪質性が高いのが、マスコミだ。
 2年前の時点でなく、現時点でも、ペニーオークションの宣伝記事を掲載している。
  → asahi.com(朝日新聞社):入札チケット制ペニーオークションサイト「ちゃんオク」オープン記念!
  → Techinsight ? 「ペニーオークション」って何?安すぎて怪しくない? 運営元に直撃取材してみた
  ※ 消されそうだから、誰か、魚拓を取ってほしい。

 ──
 
 さらに問題なのは、一般のマスコミがペニーオークションの危険性について、ろくに報道しなかったことだ。一部のマスコミが小さく報道したのみだ。
  → 新手のオークションに苦情急増 消費者庁が注意喚起へ) (2010年12月28日)

 ここで問題なのは、「これは詐欺である」という犯罪性をきちんと指摘しなかったことだ。「苦情」とか「注意」とかの問題じゃない。「これは詐欺である」と指摘する必要があった。なのに、そうしなかったという問題がある。

 私自身は、きちんと指摘してきた。
  → Open ブログ: オークション詐欺(ペニーオークション) (2010年12月28日)
 タイトルからして「詐欺」という言葉が使われている。私はちゃんと警告していたのだ。
  
 ──
 
 ペニーオークションでも、レーシックでも、私はあれこれと指摘してきたが、マスコミはほとんど報道してこない。それでいて、ほしのあきがちょっと警察に引っかかったというだけで、バッシングをする。
 「鏡を見てからにしろ」
 と私は言いたいね。
 マスコミだって、加担者みたいなものだ。

( ※ 腹が立ったので、10分間で書いて掲載した。ほしのあき、かわいいのに。 (^^); )
posted by 管理人 at 12:41| Comment(5) | コンピュータ_03 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「バカや小悪を見つけてさらし者にし皆で笑い飛ばしつつ公開リンチ」というのは
もはやネットの風物詩として定着してしまった感がありますが
あまり良い気持ちはしませんね…。

こうした個人叩きのニュースがあっという間に拡散してしまう背景には
『まとめサイト』の存在が大きいのでは、と。
かくいう私もついついまとめサイト閲覧で時間を浪費してしまいます。
謎の中毒性があるんですよね…。
玉石混淆というよりほとんどゴミ記事なのはわかっているんですが。

管理人さんはネットの『まとめ』についてどうお考えでしょうか。
この件、すでに書かれていらしたら無視してください。
Posted by よし at 2012年12月13日 15:09
> 玉石混淆というよりほとんどゴミ記事なのはわかっているんですが。

 私もそう思うので、見ません。
 見ないので、どう思うも何も、論評する資格がありません。
Posted by 管理人 at 2012年12月13日 19:38
いつもためになる記事をありがとうございます。
消費者庁の対応がおそいような気がします。

そういえば、コンプリートガチャも対応が遅かったです。もっと迅速に行動してくれれば良いのです。

ほしのあきの件では、ブログで虚偽を働いた事には変わりはなく、平気でウソを付く人という事実には変わりなさそうです。
Posted by 難平上等 at 2012年12月13日 23:08
過去記事を検索したところ、ペニーオークションは、今年の夏ごろに続々と閉鎖していたそうだ。
 → http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n110084

 警察が今回、手を入れたのは、ペニーオークションそのものを摘発したのではなくて、他の犯罪の余罪として、ついでに罪名をあげただけらしい。

 その意味で、「犯罪の摘発による、未然の予防」という効果は、全くなかったことになる。もはや犯罪者が逃げたあとだったのだから。
 
 で、余罪を摘発するついでに、ほしのあきの名前があがってしまった、ということだろう。ついてなかったみたいですね。
 
 どうせ摘発するなら、今も堂々とやっているレーシック詐欺の方を摘発すればいいのに、そっちは放置しているようだ。

 次の話もある。

> 勤務医でも年収が数千万という人はいるにはいますが,そういう人はたいていレーシック専門の眼科医だとか,美容外科医だとかです。一般的な科の医師にはほとんどいません。
 http://getdoctor.web.fc2.com/nensyu.html

 医師というよりは、詐欺師というべきかもね。だからボロ儲け。
 
 ──

 レーシック詐欺についてはこちら。
  → http://openblog.meblog.biz/article/8174887.html
Posted by 管理人 at 2012年12月13日 23:30
記事の紹介。
 ──
 ペニーオークション詐欺の宣伝に協力したメディア『ガジェット通信』『ギズモード』『サイゾー』

 → http://digimaga.net/2012/12/media-says-i-dont-know-the-penny-auction
Posted by 管理人 at 2012年12月14日 12:57
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