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過去ログ
2012年12月12日
論理力を付けるには、どうすればいいか? そのための本を読んで、論理力を付ける訓練すればいい。
→ 書評ブログ 「論理力を付ける本」
posted by 管理人 at 22:15
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Comment(7)
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一般(雑学)1
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過去ログ
論理力をつけることはとても大切だと思います.でもこれがこうなる,ゆえにこれが生じ易いなどと丁寧に説明すると,冷静でかつ自分の利害が絡んでいなければ多くの人は分かると思います.
私がより不十分だと思うのは,論理を組み立てるときの前提と目的です.これがお粗末なことが多いと思います.例えばAとBの方法があって,どちらを選ぶかという時にAの方が儲けが大きい,ではAだとなります.前提と目的が単純な方が論理力が発揮し易いのかも知れません.
A ⇒ C
B ⇒ C
という因果関係と相関関係が二通りあるとき、
A ─ B
という相関関係はあるとしても、
A ⇒ B
という因果関係はあるとは言えない。
-----以上引用
そりゃ、池田信夫氏だって私だってわかってますよ。
相関関係から言えるのは、せいぜい、
A → B
という因果関係は「否定出来ない」ってことだけです。
形式論理(演繹)を続けている限り、知識は増えないので、どこかで、非論理的な推論(帰納)が必要になります。
「因果関係と相関関係」
は、池田信夫についての項目とは、関係ありません。
統計の嘘は一種類だけだ、というわけじゃない。他にもいろいろとあります。
池田信夫批判の項目を読めばわかります。
あと、井上さんは関係ありません。
> 非論理的な推論(帰納)が必要になります。
そんなことないですよ。通常、論理だけで済みます。
私はそうしていますけど。
( ※ なお、非論理的な推論がまぎれこむ場合には、その箇所を注記する必要があります。)
ただし、間違いのない事実だけを元にしていると論理展開に限界があるので、事実から推論されたことを「仮定」して推論を進めて意味のある結論を出す必要があります。
通常、非論理的な推論は感情論に近くなってしまうので、冷静な判断をするためには邪魔なだけです。
責任ある立場で人を説得するときは、「事実」と「推論から仮定されたこと」の区別を明確にして相手を説得すれば、たとえ結論が間違っていても後から嘘つき呼ばわりされることはほぼないです(感情論で話す人には通用しませんが)。経験的に、怒られはしても信用を失うまでにはならない。
政治家や新聞社に、この程度の良識がある人がもう少しいればいいんですけど。
ここでいう「論理的」とは、「形式論理的に正しい」って意味です。
では、非論理的な推論のうちで、どれが科学的に妥当であるかどうかが問題になりますが、それは科学論(科学哲学)のテーマであり、論理学のカヴァーエリアではないです。
形式論理的に正しくない推論の中の、どれが科学的に妥当なのかは、科学哲学の守備範囲であり、論理学では答えは出ないでしょう。
という定義で話すなら「論理的な推論」ってなんですか?