2012年12月12日

◆ 論理力を付けるには

 論理力を付けるには、どうすればいいか? そのための本を読んで、論理力を付ける訓練すればいい。

  → 書評ブログ 「論理力を付ける本」
posted by 管理人 at 22:15 | Comment(7) | 一般(雑学)1 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは.選挙の結果はどうなるでしょうか.
論理力をつけることはとても大切だと思います.でもこれがこうなる,ゆえにこれが生じ易いなどと丁寧に説明すると,冷静でかつ自分の利害が絡んでいなければ多くの人は分かると思います.
私がより不十分だと思うのは,論理を組み立てるときの前提と目的です.これがお粗末なことが多いと思います.例えばAとBの方法があって,どちらを選ぶかという時にAの方が儲けが大きい,ではAだとなります.前提と目的が単純な方が論理力が発揮し易いのかも知れません.
Posted by 森中 定治 at 2012年12月16日 11:49
最後のページの内容を簡単に言うと、
     A ⇒ C
     B ⇒ C
   という因果関係と相関関係が二通りあるとき、
     A ─ B
   という相関関係はあるとしても、
     A ⇒ B  
   という因果関係はあるとは言えない。
-----以上引用
そりゃ、池田信夫氏だって私だってわかってますよ。
相関関係から言えるのは、せいぜい、
A → B
という因果関係は「否定出来ない」ってことだけです。
形式論理(演繹)を続けている限り、知識は増えないので、どこかで、非論理的な推論(帰納)が必要になります。
Posted by 井上晃宏 at 2012年12月20日 09:29
> 池田信夫氏だって私だってわかってますよ。

 「因果関係と相関関係」
 は、池田信夫についての項目とは、関係ありません。
 統計の嘘は一種類だけだ、というわけじゃない。他にもいろいろとあります。
 池田信夫批判の項目を読めばわかります。

 あと、井上さんは関係ありません。

> 非論理的な推論(帰納)が必要になります。

 そんなことないですよ。通常、論理だけで済みます。
 私はそうしていますけど。

( ※ なお、非論理的な推論がまぎれこむ場合には、その箇所を注記する必要があります。)
Posted by 管理人 at 2012年12月20日 12:57
非論理的な推論は必要ないに一票。
ただし、間違いのない事実だけを元にしていると論理展開に限界があるので、事実から推論されたことを「仮定」して推論を進めて意味のある結論を出す必要があります。

通常、非論理的な推論は感情論に近くなってしまうので、冷静な判断をするためには邪魔なだけです。

責任ある立場で人を説得するときは、「事実」と「推論から仮定されたこと」の区別を明確にして相手を説得すれば、たとえ結論が間違っていても後から嘘つき呼ばわりされることはほぼないです(感情論で話す人には通用しませんが)。経験的に、怒られはしても信用を失うまでにはならない。

政治家や新聞社に、この程度の良識がある人がもう少しいればいいんですけど。
Posted by T.M. at 2012年12月20日 16:49
実験や観察から一般則を導出する場合の推論は、論理的な推論ではないですよね。

ここでいう「論理的」とは、「形式論理的に正しい」って意味です。

では、非論理的な推論のうちで、どれが科学的に妥当であるかどうかが問題になりますが、それは科学論(科学哲学)のテーマであり、論理学のカヴァーエリアではないです。
Posted by 井上晃宏 at 2012年12月21日 01:40
「非論理的な推論」ってのは、帰納や類推全部がそれです。形式論理だけが正しいとすると、仮定から導出できることだけしか議論できなくなります。数学と理論物理学以外は全部ダメ。

形式論理的に正しくない推論の中の、どれが科学的に妥当なのかは、科学哲学の守備範囲であり、論理学では答えは出ないでしょう。
Posted by 井上晃宏 at 2012年12月21日 04:21
> 「非論理的な推論」ってのは、帰納や類推全部がそれです。

という定義で話すなら「論理的な推論」ってなんですか?
Posted by T.M. at 2012年12月21日 05:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ