核廃棄物の捨て場として、宇宙という提案がある。アシモフの提案。 ──
アシモフの提案は、こうだ。
「核廃棄物の捨て場は、ラグランジュポイントにすればいい」
→ 出典1 ,出典2
参考
→ ラグランジュ点 - Wikipedia
なぜラグランジュポイントにするのか? そのままロケットに乗せて、太陽系の外に飛ばしてもいいのではないか?
ま、それでもいいのだろうが、ラグランジュポイントに置けば、あとで回収できる。核廃棄物は、今は核のゴミとされているが、将来的には、貴重な資源となる可能性がある。つまり、ゴミのリサイクルだ。
というわけで、「安全なまま数千年間も保存できる」というラグランジュポイントが提案されたわけだろう。
なお、「ロケットの安全性が問題だ」という見解も出るだろうが、その点は、大丈夫。次の装置がある。
→ 軌道エレベータ - Wikipedia
→ 宇宙エレベーター
[ 付記 ]
未来や空想でなく現実レベルでは、核廃棄物の捨て場はどこがいいか?
合理的に考えるなら、福島第1原発の跡地に置くのがベストと思える。どうせ居住禁止だし。
あの近辺を除染して、また人を住ませるなんて、狂気の沙汰だと思えるんですけどね。だいたい、戻りたがっている高齢者は、そのうち寿命を向かえる。そうなったら、戻りたがる人はいなくなるはずだ。
もうすぐ寿命を向かえる人々のために高額の金をかけて除染するなんて、金をドブに捨てるのも同じ。
寿命を迎える人々は、宇宙エレベーターを使わなくても、昇天する。その後に、無人となった地域に、廃棄物を蓄積すると良さそうだ。
ただし、別案もある。下記。
【 関連項目 】
→ 原発の最終処分場は 歯舞に
→ 放射性汚泥の廃棄場所は? (人形峠)
→ 放射性物質の除染 (福島など)
【 関連サイト 】
→ 栃木県内の高濃度廃棄物を矢板市に
→ 矢板市民が猛反発
2012年11月28日
過去ログ
ガス、石油、石炭……危険物扱い、邪魔モノ扱いされていたものが、資源になっているのですから。