2012年11月11日

◆ ストーカー対策

 ストーカー殺人事件が起こった。しかし警察は事件の後でしか対処してくれない。それでは手遅れだ。では、どうするべきか? ──
 
 ストーカー殺人事件が起こった。結婚したあとの女性につきまとって、殺害して、自分も自殺した、という事件。
 ここでは、「ネットの掲示板で情報を得ようとした」というのが気持ち悪がられている。
  → 残された恐ろしい投稿履歴

 これに似ているのは、トンデモマニアだ。やはりネットで情報を探して、つきまとって、相手をひどく攻撃する。
  → 「ストーカー殺人と個人情報」 - タラコ の おうち

 そこで、こういう被害に遭った私としても、他人事ではないので、「ストーカー犯罪への対処」を考えてみた。

 ──

 このようなストーカーにつきまとわれた女性は、どうするべきか?
 一般に、警察は、当てにならない。今回も、警察は、何一つしてくれなかった。それどころか、被害者の結婚後の姓と住所を、犯人に教えてしまった。
 「姓や住所は言わないでほしい」と要望していた。
 しかし、同署が昨年6月、脅迫容疑で小堤容疑者を逮捕する際、逮捕状に記載された三好さんの結婚後の名字や転居先の市名などを読み上げた。さらに、警察署内で小堤容疑者に弁解の機会を与えた際にも、同様の内容を告げたという。
 数日後には、三好さんの夫から「(小堤容疑者が)すでに妻の名前を知っていると聞いた」と抗議を受けた。
( → 被害女性の結婚後の名字や住所を2回読み上げ
 警察は、犯罪を予防するのではなく、犯罪を起こすことに加担する。仮に被害者が、警察に相談をしていなければ、被害者は殺されずに済んだだろう。ある意味、被害者は警察に殺されたと言ってもいい。
 そもそも、警察の目的は、「犯罪者を逮捕すること」である。そこには「犯罪を抑止する」ということは目的に入っていない。穿っていえば、「あえて犯罪を起こさせれば、犯人が生じるので、犯人を逮捕することができるぞ。しめしめ」と思って、犯罪を発生させようとしているのだろう。
 要するに、警察はまったくあてにならないし、むしろ、頼ってはならない。
 では、どうするべきか? 

 ──

 私としては、まず、次のことを示したい。
 「安全には金がかかる」
 警察に頼ろうとするのは、「安上がりに済ませよう」と思うからだ。しかし、それでは命を救えない。安全はタダでは変えないのだ、と理解するべきだ。一定のコストを払う必要がある。アメリカでは金持ちは安全を買うために高級住宅地に住む。なぜか? 高級住宅地では住民がみんな良識的だからか? 違う。高級住宅地は、領域が隔離されており、外部の人々は容易には入れないからだ。領域の入口でガードマンにチェックされるので、貧民が勝手に入り込むことはできない。こうして「金を払って安全を確保する」ということが可能になる。高級マンションもまた同じ。
 ストーカーの場合も同様だ。「高級マンションに住め」というのは金がかかりすぎて無理だが、一定のコストは覚悟した方がいい。その金で、「警察」以外のものに頼る。

 では、具体的には、どうするか? 次のようにする。
 「私立探偵に頼んで、ストーカーを退治してもらう」
 これはまあ、「私設の警察」に頼るようなものだ。このくらいのことはした方がいい。それによって悩みは一挙に解決する。費用は 30万円程度を見込む。
 この金を用意したら、複数の私立探偵事務所に見積もりを頼む。半額は着手金で、半額は成功報酬。成功報酬とは、次のことだ。

 「『もうつきまといません。つきまとったら違約金××万円を支払います』という文書を、ストーカーから署名捺印(拇印)つきでもらう」

 これを得るためには、具体的な方法を提供してもらう。あらかじめ、次の方法を提案する。
 「ストーカー行為が犯罪であることを、肉体屈強な暴力系の男性が警告する」

 ストーカー男性というものは、暴力系にはすこぶる弱いものだ。リアルな生活ができず、夢想の世界に生きている。そういう愚か者には、現実の暴力を生身で教えてやるといい。といっても、ぶんなぐるのではなく、恐怖感だけを与える。
 「ぼ、ぼく、ストーカーなんかしていません」
 と言い逃れをしたら、次のように語る。



     




milco.jpg
→ 画像出典


 そして、ストーカー男の肩に手を当てて、ポンポンとかるくたたきながら、もういっぺん言う。
 「おまえは何を言っているんだ」




 こういうことを、複数回、重ねる。
 どうせいっぺん言っても、馬鹿はわからないだろう。だから、次は相手の職場や自宅に押しかける。そこで会ってもらって、ストーカーの犯罪性を教える。
 すでに警察沙汰になっているなら、そのことも教える。ただし、警察というのは、「伝家の宝刀」みたいなものだ。抜かずにいるときは効果があるが、いったん抜いてしまうと「効果がない」とバレてしまう。「警察に届け出たよ」と教えるのはいいが、相手を警察に呼び出すのはあまり効果がない。というのは「警察なんて張り子の虎だ」ということが、バレてしまうからだ。ストーカー犯罪については。
( ※ 警察はもともと乗り気じゃない。できれば何もしないで過ごしたいと思っている。警察は、殺人事件や、若い女性のレイプ事件が好きなんだ。そこで被害者を問い詰めるのが趣味。)

 とにかく、警察は「実際には使わないで、見せかけるだけ」にした方がいい。警察は、犯罪の予防なんて、ちっとも狙っていない。警察の目的は、犯人の逮捕だけだ。
 だから、ストーカー殺人のような犯罪を未然に予防するには、警察に頼らず、別の方法が必要なのだ。
 特に、(今回のように)「あいつを殺して自分も自殺しよう」なんていふうに思っている犯人を相手にするときには、「殺人をしたら死刑」という罰則すらも無効となる。ゆえに、「死刑」よりもさらに強い恐怖を与える必要がある。それは何か? 普通の人には、死刑よりも強い恐怖はない。しかし、ストーカーにおいては、死刑よりも強い恐怖がある。それは、暴力行為だ。こういう意気地なしの連中は、暴力行為を何よりも恐れる。
 だからこそ、警察にはできない方法で、暴力を暗示させる威嚇行為が必要なのだ。それも、生身の肉体で、直接的な感覚を与えることが必要だ。
 巨体を見せながら、そばに並んで立って、相手を見下ろして、「わかったか?」と告げる。





→ 画像出典
mirko.jpg

「わかったか?」
posted by 管理人 at 10:01 | Comment(0) | 一般(雑学)1 | 更新情報をチェックする
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