(1)
機械は十分にあるのだが、機械を操作する人が少なくて、使えずにいるそうだ。
→ インフル対策、不足は医療機器ではなく「人的な面」 (転載)
宝の持ち腐れですね。金の無駄遣いでもある。馬鹿丸出しか。血税の浪費でもある。
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(2)
機械も方式の違いがあり、国内で普及しているものと、海外で普及しているものとは、違うという。違いは結果にも表れており、国内では救命できたのが3割程度で、海外では7〜9割だという。国内では7割が死ぬが、海外では1〜3割しか死なずに済む。最大では7倍ぐらいの違いだ。
先の (1) の話を読むと、人員の熟練度の違いも影響するから、すべてが危機の違いのせいだとは言えないにしても、ずいぶんと差があるものだ。実際、性能的に、かなり劣っているそうだ。詳しくは
→ 読売新聞・朝刊 2012-10-17 ( 有料記事も )
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政府はインフルエンザ対策として「ワクチンを」という方針を立てているが、インフルエンザに感染することぐらいは怖くはない。普通は免疫で治る。(自然治癒)
問題は、例外的な人だ。免疫力が弱くて重症化する場合だ。その場合には、普通は強い強い抗インフルエンザ剤を使う。(ラピアクタなど。)
しかしそれでもうまく行かなかった場合に備えて、Ecmo のような機器を整備しておくことが大切だろう。また、機器を整備するだけでなく、それを操作できる人員も確保しておくことが必要だろう。
それにしても、機器を購入しても、機器を使う人がいないとは、これいかに。宝の持ち腐れでは、病院に赤字が貯まるだけだと思うが。病院もおかしいですね。政府が何らかの措置を取るべきかも。

Ecmo の図 ( 出典:Wikipedia )