東日本大震災の復興予算は 19兆円もあるが、壮大なる無駄遣いになっている。 ──
費用を19兆円もかけているが、肝心の被災者の復興のためにはろくに予算が付かず、下らない省庁の縄張りのために金が無駄食いされている。
この件は前にも少し述べた。
「ガレキを防潮堤のために使おうとして県が申請したら、環境省が放射線を理由に妨害しているので、防潮堤の建設が進まない」
という話。
放射線があるガレキだから、防潮堤の地下に埋めてしまおう、という案なのに、「放射線があるものを使うのはけしからん」と言って邪魔をするので、放射線のあるガレキがいつまでも地上に起きっぱなしで片付かない、という本末転倒の状態になっている。ここでは環境省が復興の阻害をしている。
→ ガレキ処理でだます
(コメント欄の最後:2012年09月16日)
また、復興庁はやたらと事務手続きを要求して、県の復興を阻害している。
→ 復興が進まないわけ
以上は、前に述べたことだ。
──
似た話だが、19兆円もかける復興予算が、まともな用途には使われず、無駄な事業にばかり使われている、という記事がある。下記にリンクを示すので、読んでみてほしい。
( ※ 細かな例がいろいろと例示されている。「巨額の無駄遣い」ということ以外には、特に指摘することはないので、私としては深くは言及しない。)
→ 「復興」名目、膨らむ予算に歯止めかからず
→ 各省「日本再生」口実に予算乱用 19兆円枠超過は必至
→ 復興予算19兆円に群がるシロアリども!被災地以外の庁舎や道路次々改修
→ まだまだある「被災地以外」バラマキ 震災復興増税批判に官僚は開き直り
→ 19兆円の行政のムダを排除せよ
[ 付記1 ]
各省庁の権益のためなら無駄であろうと出費どんどん進むが、各県の県民のためなら出費はろくになされない。また、iPS細胞の研究費なども、かなり少なめとなる。(米国比では大幅に少ない。)
一方、消費税増税のためなら、どんどん徴税がすすむ。
国民が消費税増税に耐えるのは、財政健全化のためではなくて、省庁の無駄遣いのため。
[ 付記2 ]
それにつけても思うのは、「何のために菅直人をクビにしたか」いうことだ。当時の名分は、「菅直人では復興がちっとも進まないから」ということだったが、野田になって何かが良くなったわけでもない。むしろ、無駄遣いが増えただけだ。なのに国民は、同じ不満を語らない。
あの当時、どうしてあんなに菅直人に文句を言ったのか、私にはまったく理解できませんね。単に(地震と原発で)欲求不満が溜まっていたから、首相の首を替えたかった、というだけかな。
で、今もその欲求不満で、今度は民主党を自民党に替えたがっているようだが、安倍晋三なんかにしたら、もっとひどくなるのは目に見えているんだが。……首を替えるたびに、どんどん悪化させるばかり。
替えて良かったのは、鳩山ルーピーの首ぐらいだ。(替えていないまま原発事故を迎えたと思うと、ぞっとする。そのとき放射能が……。ぞっ。)
[ 付記3 ]
本項は独創的な新たな事柄を述べるわけではなく、すでによく知られたニュースを味付けして紹介したぐらいだ。
ただ、震災後1年半を経たので、定点観測のような意味を込めて、現状を報告した。
[ オマケ ]
本項を書いたのは 13日だが、14日になって、細野豪志・政調会長がこの問題を是正しようとしている。
→ 復興予算:「被災地以外に使わない方針明確に」細野氏 (毎日新聞)
だけど、細野というのは、馬鹿げた予算を使おうとした張本人である。つい先日、環境相として、有害な事業を予算化しようとした。
→ 福島で全ゲノム解析
わかっているんですかね? ちょっと例の iPS細胞の嘘研究者に似てきている。
彼は「被災地以外に使わない方針明確に」というが、被災地であればいいのではない。たとえ被災地であっても、(復興とは関係ない)無駄な・有害な事業はするべきではないのだ。
彼はどこに問題があるのかを理解できていない。もうちょっと反省した方がいい。その上で、「私もまた同じ間違いをしていました」と懺悔(ざんげ)するべきだ。
2012年10月14日
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たしかに日教組の力はすでにだいぶ弱くなっているという指摘はあると思いますが,大まかな方向性としては間違っていないのでは?