2012年10月03日

◆ 池田信夫の Gmail 事件

 池田信夫が Gmail のアカウントを乗っ取られて、騒動を起こした、という事件が話題になっている。 ──
 
 ネット上で大騒ぎになっているので、すでに知っている人も多いだろう。次のページでは、解説した筆者が欣喜雀躍として、大喜びしている。よほど「メシウマ」と感じたらしい。
  → 池田信夫、自らのメールアカウントを乗っ取られ
 
 なお、乗っ取られた理由は、本人の弁では、次のことらしい。


 あまりにもひどいので、呆れた。 twitter みたいな認証(OAuth 認証)なら、簡単なパスワードでもいい。
 しかしそれはあちこちでも共有されるものだから、もともと「盗まれやすい」と自覚しておくことが必要だ。
 次のページに解説がある。
  → 単なる OAuth 2.0 を認証に使うと、車が通れるほどのどでかいセキュリティー・ホールができる
 
 したがって、Google みたいな「絶対に盗まれてはいけない」というサイトでは、twitter とはパスワードを共有してはならない。絶対に! (こんな知識もなかったから、池田信夫は情弱と言われる。とはいえ、同様の人は多いかも。特に、技術音痴の文系だと。)

 また、Google みたいな「絶対に盗まれてはいけない」というサイトでは、パスワードは複雑で長いものにする必要がある。たとえば、次のような。
    sd8h7a98ago78qx4pduj35jdm2agh

 それだとしても、別に不便はない。なぜなら、LastPass を使えば、自動認証するからだ。

 実際、Google のパスワードを抜き取られた、という事件は前にも起こった。このことは、私も言及した。
  → Google のパスワード

 ──

 さらにもう一つ。
 メールは必ず、バックアップを取っておくべきだ。たとえば、Gmail を使うなら、その全部を、別のアカウントに転送する。転送先は、次のいずれかだ。
  ・ Livedoor メール
  ・ au-one メール
 それらが使いにくいのなら、次のものでもいい。
  ・ Yahoo メール
  ・ Outlook メール
 いずれにせよ、Gmail から転送してしまえば、そこにすべてバックアップが取れることになる。

 ※ この件は、上記項目(Google のパスワード )の
   [ 付記1 ]に記してある通り。
 
 ──
 
 以上のことは、ちゃんとやっておきましょう。
 池田信夫も、本サイトを読んで、あらかじめ対策しておけば、こんな愚かなことにはならなかったのにね。
 
 《 注記 》

 本項では話題の紹介をするだけで、肝心の情報内容は記してありません。肝心の情報は、リンク先の二つのサイトを見てください。
  ・ 池田信夫の事件の解説
  ・ OAuth 2.0 認証の問題

 いずれも情報量が豊富なサイトなので、そちらをお読みください。



 [ 付記1 ]
 池田信夫の事件では、メールのなりすましではなく、まさしくアカウントを乗っ取られたようだ。


 [ 付記2 ]
 「池田信夫にブロックされているので、彼の twitter が見えない」
 という人は、次のいずれかでOK。
  ・ いったんログアウトしてから接続する。
  ・ twilog を見る。
   → http://twilog.org/ikedanob
 
 [ 付記3 ]
 Yahoo メールは、4カ月使わないと、メールがすべて削除される。下記を参照。
 → http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1134846386
 また、持っていても、やたらとスパムばかりが来る。スパムフィルターが働いていないようだ。持っていても、使い道はないね。以前はそうでもなかった(スパムはまったく来なかった)のに、ここ数カ月、スパムだらけになった。
 
 [ 付記4 ]
 これを機に、私も Google のパスワードをうんと複雑なものにしておいた。
 LastPass を使う場合、そのままだと元のパスワードが保持されてしまうので、いったん LastPass の管理画面を起動して、古いパスワード情報を削除しておく必要がある。その後、新しいパスワードで接続してから、それを LastPass に記憶させればいい。
 


 【 関連サイト 】

 (1)
 Google のアカウントが乗っ取られたときに、回復する方法はある。池田信夫は「 Google さん、助けてください」と twitter で喚くだけだったが、実は自力で回復する方法がある。ネットで調べればわかるんだけどね。下記に詳細がある。
  → Gmail のアカウントを乗っ取られてから取り戻すまでのあれこれ

 (2)
 この問題についての識者の見解は、下記にある。
  → スラッシュドット

 池田信夫が「 twitter のセキュリティホールのせいだ」と述べたが、このことも批判されている。
  → 全くOAuthの仕組みがわかってないね
  ※ セキュリティホールはあるけど、それは twitter のセキュリティホールじゃないんだから、 twitter に対策を求めるのは勘違い。
posted by 管理人 at 19:31 | Comment(4) | コンピュータ_03 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
次の話が見つかった。
 ──

よくパスワードって英字、数字、記号を混ぜたものを使って、辞書に載ってるような言葉は
使うなって言われてるけど、実は辞書に載ってるような言葉で、短い文章を作ったほうが
強いパスワードが作れるんだよな。
文章のほうが覚えやすいし。

英字、数字、記号が80種類あるとして、それで8文字のパスワードを作った場合の組み合わせは
80^8 = 1677721600000000

辞書に載ってる英単語が10万として、5個の単語で文章を作った場合の組み合わせは
100000^5 = 10000000000000000000000000
→ http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1349234197/146

 ──

 もっともらしい計算だが、普通は英単語の1万語レベル以下の語彙しか使わないから、10万語ではなく1万語だ。それが2語ぐらいだと、コンピュータであっさり破られるレベルだ。

 一般的には、「パスワードには英単語を使わない」というのを原則とするべき。クラックするときには英語を使う場合がほとんどだからだ。池田信夫もたぶん英単語(みたいなもの)を使っていたのだろう。

 日本語のローマ字書きならば構わない。特に、珍しい人名なら、もっといい。例。「かぶらぎ まさむね」のローマ字書き。
Posted by 管理人 at 2012年10月03日 21:53
関連情報
 「他人事じゃない! Twitterを乗っ取られた場合の対処法」
 → http://www.lifehacker.jp/2012/10/121003twittertakeover.html
Posted by 管理人 at 2012年10月03日 22:56
Gmailにはパスワード以外にも認証手段はたくさんあるので、それを設定しておけば、パスワードが割られても、すぐに復旧できただろうと思います。
Posted by 井上晃宏 at 2012年10月04日 09:25
最後に 【 関連サイト 】 を加筆しました。
 その後の情報が見られます。
Posted by 管理人 at 2012年10月04日 12:51
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