──
日本と中国が戦えば、どうなるか? 現時点では日本が圧倒的に優勢だ。
→ もし日中が戦ったら…自衛隊が圧勝
→ 中国軍、恐るるに足らず
では、将来はどうなるか?
まず、日本では、戦闘機の F4 が寿命である。
→ F−4が寿命
こうなると、後継機である F35 をさっさと配備しなければいけないはずだが、 F35 の生産は遅れに遅れ、まったく配備のメドが立たない状態だ。(一年たつごとに配備予定が一年遅れる感じ。)
→ 疑問だらけのF35契約 飛べない翼を巨額購入へ
→ 開発遅れと費用増大必至 F35でGAO(米監査院)
仕方がないので、F15 は「寿命を延ばす」という措置で、設計寿命よりも大幅に長く利用する予定である。
→ 米空軍がF-15の寿命を大幅に延長するとか
→ F-15戦闘機の寿命を2倍以上に
これでまあ、一応、頭数だけは何とかなる。しかし、性能は 1970年代に開発された F15 のままだ。(いくらか近代化されたとしても、基本設計の古さはどうしようもない。)
この F15 はどれほどの性能を持つのか? 全然問題にならない古さであるようだ。F22 や F35 は言うに及ばず、タイフーンや、ロシアのスホーイ Su-27 などにも完敗するようだ。ロシアのスホーイ Su-27 を上回るのは、現時点では、タイフーンしかない。( F22 や F35 は配備不能。)
──
それでも現状では、中国は旧式の戦闘機しか持たないから、日本は圧勝できる。しかし、中国が Su-27 を配備したら、どうなるか?
実はそれは杞憂ではないと判明した。 Su-27 の発展型である Su-35 を中国はロシアから購入することになった。
→ 中国がロシアから戦闘機Su−35を48機購入

出典:Wikipedia
この Su-35 は非常に性能が高く、F35 をも上回るとも言われる。
→ F35 は SU-35S に太刀打ちできない
まあ、F35 というのは、「太ったデブ戦闘爆撃機」であり、空中戦にはもともと適していない。空中戦で負けたとしても、ある意味、仕方ない。
一方、ユーロファイターは、空中戦では F22 を圧倒するそうだ。
→ F-22がドッグファイトでユーロファイターにボロ負け
ついでに言うと、F2 もあるが、対艦ミサイルを積んでまっすぐ飛ぶことはできるが、空中戦にはまったく適していない。F16よりもはるかに劣るというありさまだ。問題外である。
→ F2 は、近接空戦能力は元のF-16より悪化している
──
結論。
現状では、日本が軍事的に圧倒的に有利だが、近い将来、中国には Su-35 が配備されるので、そうなったら、中国側が圧倒的に有利である。日本の F15 は緒戦ですべてが撃墜されるだろう。F4 は飛ぶこともできずに、倉庫でお蔵入りになっているだろう。F2 は飛んで火に入る夏の虫にすぎない。
要するに、日本と中国が戦争になれば、日本の防空戦力は一瞬にして壊滅する。防空戦力を失ったあとで、戦車で対抗しようとするのだろうが、戦車は防空戦力を失った状況では、爆撃を受けてあっさり壊滅する。海上艦隊も、爆撃機で壊滅するだろう。
助けになるのは米国だけだが、米国は領土紛争では介入しないという原則を持っている。
→ 中国の対日強硬姿勢に対抗できない 日本防衛態勢の現状
ま、中国が日本の本土を攻撃したら、米軍は守ってくれるだろうが、尖閣諸島を守ってくれる保証はない。
( ※ 日米安保の対象になるとは言明しているが、米軍が自動的に発動することにはならない。フォークランド紛争のときには米軍は中立だった。攻撃を受けた英国軍の側にはつかなかった。)
一番の問題は、日本が尖閣諸島を放棄しなかった場合だ。日本が尖閣諸島を放棄すれば、日本は攻撃を受けない。日本が尖閣諸島を放棄しなければ、尖閣諸島を守るために自衛隊が出動して、そのすべてが中国軍に壊滅させられる。……それが近い将来、起こる結果だ。
この現実をはっきりと認識するべきだ。戦争が起これば、日本は中国に軍事的に完敗するのだ、と。
( ※ 中国はそれを知っているから強気なのかもね。)
[ 付記1 ]
では、日本にはなすすべはないのか? ある。ユーロファイターを配備することだ。これで問題は一挙に解決する。ユーロファイターは Su-27 よりも高性能だからだ。
ところが、防衛省は、ユーロファイターの採用に反対して、いつ生産されるかもわからない F35 の採用を決めた。また、2020年までは配備されないことが確実だから、そのときまでは日本は確実に中国に劣る。
「1つの必須事項でも満たさない場合は、直ちに選外とする」。昨年12月、防衛省は機種選定に関する報告書でこう明記した。納期と価格、どれひとつとして満たしていない中でのF35契約は、今後の装備品の選定にも禍根を残すだろう。日本の国防方針の決定事項(上記)をひっくり返して、どれひとつ条件を満たしていない欠陥飛行機である F35 を採用することにした防衛省。こいつこそが、日本を敗北させる張本人である。
( → 疑問だらけのF35契約 )
日本が中国に敗北することになったとしたら、日本の国防力をゼロ同然にすることに決定した、防衛省のせいなのだ。防衛省の仕事は、日本の国防力をゼロにすることなのである。
なぜ? 「僕はあの最新型の戦闘機が欲しいよ〜」という戦闘機オタクだから。防衛省が求めているのは、国防力ではない。軍事のオモチャなのだ。そういうオモチャ好きのガキっぽい軍事オタクのせいで、日本の国防力はゼロ同然となり、日本は中国に敗北する結果となる。
これは既定事項である。原発事故の対策を取らなかった日本が大被害を受けたように、中国との戦争の対策を取らなかった日本が大被害を受けることになるとしても、何ら不思議ではない。
ともあれ、中国が Su-35 を配備したあとで、日本はポンコツ飛行機しか持っていないことに気づいて、愕然とするだろう。そして「いつ侵略されるか」とビクビクすることになるだろう。それは遠くない将来に起こることだ。
日本が心配するべきことは、尖閣諸島を奪われることではない。尖閣諸島をきっかけに、日本の航空戦力が壊滅させられることだ。
[ 付記2 ]
「日本が中国に軍事的に負ける」
と聞くと、「ホントかな? 嘘っぽい」と疑う人が多いだろう。
しかし、よく考えてみるがいい。日本の防空戦力は、あと数年でポンコツばかりになってしまうのだ。そうなったら、相手が中国軍でなくても、あっさり負けてしまって不思議ではない。もちろんロシア軍にも負けるだろう。
要するに、日本の防空戦力を台無しにしてしまうのは、中国軍やロシア軍の強力な兵器ではなくて、日本の防空戦力をポンコツぞろいにする防衛省なのだ。2020年には、ポンコツの F15 がいくらかあるだけで、F35 は未配備のまま、となるだろう。
要するに、「 F35にこだわって、ユーロファイターを配備しない」ということは、「尖閣諸島は中国にくれてやる」というのと、ほぼ同義である。
多くの国民は、「尖閣諸島は日本の領土だ」と言い張っているが、軍事的には、「中国に完敗する」という防衛相の方針を受け入れているのだ。馬鹿丸出し。
[ 付記3 ]
なお、誤解しないでほしいが、私は別に「 F35 を導入するな」と言っているわけではない。F35 は、10年ぐらいあとで大量生産されるようになったら(日本にも生産の順番が来るようになったら)、その時点で購入すればいい。
つまり、
・ 現時点で …… F4 の代替に タイフーン
・ 10年後に …… F15 の代替に F35
というわけだ。つまり、「どっちも取る」わけだ。これなら特に問題ない。
一方、「 10年後に F35 がほしいから、それまではずっとポンコツで我慢する」なんて、狂気の沙汰だ。
【 関連項目 】
→ F35 とタイフーンの比較
→ F35 の調達が破綻
【 関連情報 】
→ 中国にどう対処するべきか?
※ 中国に対して無抵抗でいると、ローマに滅ぼされた
カルタゴの二の舞になりかねない、という話。
素朴な平和主義で済むほど、歴史は甘くない。
──
> ロシア先進の戦闘機 Su-35 Flanker-E の中国への大規模な売却交渉は、北京側の拒否によって持ち越しとなったことが明らかになった。
> ただ中国側は、ロシア側の思惑とは相反し、大規模な数の購入ではなく、限定した数についての購入は引き続き意欲をみせている模様。数量は明らかにされていない。
→ http://minkara.carview.co.jp/userid/515824/blog/26157684/
──
現時点では購入契約は締結されていない模様。ただしそれは中国側が金を出さないから。金を出せば、いつでも買えるようだ。尖閣諸島を支配するために 100機ぐらい購入することもあるかも。
タイムスタンプは 下記 ↓
→ http://courrier.jp/blog/?p=12636
※ 真珠湾奇襲の旧日本軍そっくりの急戦論。
そもそもトランシェ3Bは開発中
F-35と同様に納期には間に合いません
旧式だとAESAレーダー非搭載で大きなデメリットです
またタイフーンがF-22に勝利した件でも
ドイツ側が目視外戦闘ではボロ負けだったと発表しています
目視外戦闘で敗北しているのに目視内戦闘は起きません
つまりタイフーンにハンデがあった模擬戦だったと考えられます
またF-22は低酸素症問題で飛行停止命令が出ておりF-22パイロットの訓練不足が上げられます
アメリカ空軍パイロットは一般的に年間200時間の訓練をしておりそれを下回ればパイロットの技量が低下すると言われています
タイフーン VS Su-35にしても新型のSu-35はかなりグレードアップされています
タイフーンにはないAESAレーダー、推力偏向ノズルを有しましから目視外、目視内の両方でタイフーンを凌駕します
F-35 VS Su-35の模擬戦はほとんどあてになりませんよ
この模擬戦の矛盾点は4つ
・Su-35の被撃墜数が発表されていない
・F-35は目視外戦闘を重視して開発された機体であるにもかかわらず格闘戦を重視したSu-35と目視内戦闘での模擬戦を行ったこと
・模擬戦のプレゼンテーション中に聞き手側が馬鹿馬鹿しいと途中で大半が退場したこと
・この模擬戦はオーストラリアがF-22の売却をアメリカに促すために行われたこと
などが上げられ一般的に何の役にも立たない模擬戦となっています
F-15の際に導入すればいいとおっしゃいますがF-15はまだまだ現役です
それまで中国、韓国、ロシアなどがステルス戦闘機を導入する中唯一ステルス戦闘機を有さない国になり優位性を保てません
旧式レーダーのタイフーンでは目視外戦闘で大敗するのは目に見えています
無茶をしてでもF-35を導入すべきです
> 無茶をしてでもF-35を導入すべきです
2020年まで生産されないんだから、導入したくてもできません。それ以前に導入するとしたら、大量生産前のプロトタイプとなりますから、コストは3〜5倍になります。ということは、納期を数年はやめる代わりに、「性能はひどく悪くて、機数は3分の1以下」というふうになります。カスを高値づかみするわけですね。それでいいの?
それはありえないから、数年待つしかない。つまり、2023年ごろまでは、日本は F15 のポンコツ機だけ、となります。Su-35 どころか、旧型のスホイにも負けるんじゃないの? そもそもポンコツが飛べるかどうかも疑わしい。
ついこの間も日本はF-15用偵察ポッドの開発に失敗したばかり
F-2で成功したからと言ってタイフーンでも成功するなんて事はありません
そもそもAESAレーダーを開発してタイフーンを改良していればそれこそ納期に間に合いません
F-35の件でもブロック2までの機体なら存在します
完成した機体でもパイロットがなれるために訓練期間が1年ほど必要ですからそれを導入して飛行訓練だけでも行っておくという手があります
タイフーンでも導入後直ぐ使用することは出来ません
ブログ主さんはF-15の性能を見誤っています
F-15は未だ世界と肩を並べられる機体です
Su-27やSu-30でしたら近代改修を受けたF-15ならば問題ありません
特に中国のSu-27ですと圧倒的に旧式が多いです
新型のSu-35ならばタイフーンでも勝てません
こいつに勝てるのはF-22、F-35くらいです
もちろん格闘戦ではなく目視外戦闘で圧倒できるからです
しかしながら日本にはAWACS等の強力な後方支援システムがあります
日本ほどのデータリンクシステムを構築している国はアメリカくらいです
戦争は単独で行なう物ではありません
後方支援があればF-15Jでも十分に勝算はあります
タイマンの強い戦闘機の少数配備よりもそこそこの戦闘機の大量配備の方が優位ではないでしょうか。
例え後方支援が素晴らしくても、前線で敵機が大量にウンカの如く沸いてきたら、自慢の目視外ミサイル攻撃も掻い潜って来る奴がいそうです。
なんかインドのロボット映画やゾンビ系の映画やピラーニャが頭をよぎりますが、タイマンの強い戦闘機も機関砲の弾や燃料が尽きたり、パイロットが疲れ果てたら、デクです。
少数精鋭、一騎当千は夢想ではないかと思います。
言及済み。
→ http://openblog.meblog.biz/article/8641211.html
ご自分の発言もありますよ。一騎当千とか。
──
● 中国、露の最新鋭戦闘機24機購入へ…米に対抗
中国の国際問題専門紙「環球時報」は22日、ロシアメディアの報道を引用する形で、中国がロシアの最新鋭戦闘機「Su(スホイ)35」を24機購入すると伝えた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121122-OYT1T01154.htm
● 中国、ロシア戦闘機24機購入か
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は22日、中国がロシアから最新鋭戦闘機スホイ35を24機購入する計画だと報じた。ロシアメディアを引用する形で伝えた。
21日まで訪中していたロシアのショイグ国防相が中国側と戦闘機の具体的な引き渡し時期などを協議。1〜2年以内に正式契約を結ぶ予定で、契約額は15億ドル(約1240億円)以上とみられるという。同紙はスホイ35の性能について、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F22に匹敵するとしている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121123/chn12112300330000-n1.htm
● Su-35 appears on the world market
Su-35 appears on the world market
November 20, Russian mass media with reference to sources in the Federal Service for Military-technical Cooperation report about a provisional agreement between Russia and China on the delivery of 24 Sukhoi Su-35 fighters.
http://english.ruvr.ru/photoalbum/95372662/
──
記事によると、ロシアが売り渋っているのではなく、中国が買い渋っている。ロシアは 48機を売りたがっていたが、中国は4機だけを購入したがっていた。(たぶん分解・コピー用に。)
ところがこのたび 24機で合意する見込みになったらしい。どうも尖閣諸島の問題が影響しているようだ。
F-35の傾きかかった完成計画をしっかり後押しして米国と参加国を救済、そのことで日米安保上の貸しを作って日本の安全保障に貢献する。
そもそもF-35は現時点でも40数機のF-4EJ改、二線級の機体の代替。焦る事は無い。
ユーロファイターは仮に米国製であったならともかく、EUだから常識的には選択肢にすら入らない。でも防衛省は最後まで引っ張って選択肢として残した、その絡みで日英での共同開発の話が出た。言い換えれば、英国はそこまで軍事的な開発能力と資金が欠乏しつつある。
まぁ、F-35にツッコミ入れるくらいなら機動戦闘車にいろいろ言ってやって下さいよ。
最近で人気の記事は、峯岸みなみです。そちらを読んでください。 (^^);
>これでまあ、一応、頭数だけは何とかなる。しかし、性能は 1970年代に開発された F15 のままだ。
>この F15 はどれほどの性能を持つのか? 全然問題にならない古さであるようだ。
>F22 や F35 は言うに及ばず、タイフーンや、ロシアのスホーイ Su-27 などにも完敗するようだ。
開発年代が1970年代(80年代初頭までかかってはいますが)なのはSu-27戦闘機も同様ですが、
F15戦闘機がSu-27戦闘機に完敗するというのは、どのような理由によられてでしょうか?
●
>それでも現状では、中国は旧式の戦闘機しか持たないから、日本は圧勝できる。
>しかし、中国が Su-27 を配備したら、どうなるか?
中国はロシアからSu-27戦闘機を、1990年代から2000年代初頭にかけて合計76機購入し、
同じく90年代から2004年まで、殲撃11型(J-11)戦闘機の名称で95機をライセンス生産していますが、
中国空軍はSu-27戦闘機を配備していないという御認識だったのでしょうか?
文中では「〜ようだ」と書いてあるので、何か、不確かな根拠によって推測していたのでしょう。その不確かな根拠は、特に書くほどもないようなものだったのでしょう。
どっちみち、良く覚えていません。また、文章は断定ではありません。
あまり、いいたくないのですが、今の戦闘機は、ミサイル運搬機であり、早期警戒機等の後方支援を受けて、管制官の指示する場所にとび、目視外からミサイルを発射するのが、仕事です。
このため、もう、戦闘機の格闘能力とかアフターバーナーのどうのこうのが、重要視されなくなってきているのです。
F22を開発した米軍も、それを分かっていて、大量配備には至ってない。
F16の現状配備で十分だと思うのです。
電波ジャックが怖いために、有人戦闘機になっていますが、極論を言うと、F1支援戦闘機とか、A4とかの旧式に、高性能ミサイルを積んで、使うというのも、ありえる戦術です。
ミサイル万能主義になっているから、格闘能力なんて、不要。
開発費が高騰しているから、アメリカ以外は、新型戦闘機を開発していないというのもありますが、こういう理由もあるかもしれません。
私も同様のことを書いたことがあります。下記の最後のあたり。
→ http://openblog.meblog.biz/article/1702367.html
>1年ぐらい前の話を今さら蒸し返されても。……
管理人様がこちらの記事を公開されてから8ヶ月強ですが
http://nando.seesaa.net/article/154758088.html
こちら(2013年01月20日) では2年8ヵ月の記事と6年5ヶ月前の
記事の内容に齟齬がおありでないかとコメントさせていただいたのに対し、
管理人様は6年5ヶ月前の記事の内容をご訂正下さいました。
この時はいつの記事であるかについては特にお言葉はありませんでした。
8ヶ月前ですと、何か問題がありましたでしょうか?
●
>文中では「〜ようだ」と書いてあるので、何か、不確かな根拠によって推測していたのでしょう。
>その不確かな根拠は、特に書くほどもないようなものだったのでしょう。
>どっちみち、良く覚えていません。
>また、文章は断定ではありません。
「断定ではない」ことに管理人様はどのような意味を持たせておいででしょうか?
また先のコメントで、
>私も同様のことを書いたことがあります。
と御自身の3年前の記事を引き合いにだしておられますが、
3年前に書かれた記事は覚えておられるか思い出される一方で、
8ヶ月前にお書きになられた記事の根拠は覚えておられないことは、残念に存じます。
●
引用されている各記事について、
以下については切れていたリンクのドメイン名にZAKZAKとありましたので、
ZAKZAKと記事名で検索しました。
@もし日中が戦ったら…自衛隊が圧勝!専門家が徹底シミュレーション
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/187.html
A中国軍、恐るるに足らず
http://plaza.rakuten.co.jp/stefibonfa/diary/201209280013/
Aには
「中国軍の主力機であるスホイ30、スホイ27両戦闘機はロシア製。」
とありますので、こちらにお目を通しておられれば中国軍がSu-27戦闘機を
配備しているご認識を持たれるものと思うのですが、加えて
@「中国は、F−15と同じ「第4世代戦闘機」と呼ばれる
最新鋭の主力戦闘機J−10(殲撃10型)が迎え撃つとみられるが」
とあって、@とAの間にも齟齬があります。
また、Aは中国軍側が劣位な理由のひとつに
「(ロシア機について中国は)整備技術に不安を抱える。実戦能力には疑問符が付く」
としていますので、Aを引用されるなら、
Su-35戦闘機の中国軍での運用にも同様の問題が生じる可能性も
考慮されるべきではないでしょうか?
>一方、ユーロファイターは、空中戦では F22 を圧倒するそうだ。
>→ F-22がドッグファイトでユーロファイターにボロ負け
引用された3年前の記事で
>大事なのは、ステルス性であって、ドッグファイトの能力じゃないのだ。
とお書きになられておりますので、
F22戦闘機がドッグファイト(近距離での空中戦)で優位に立つという記事を引用されても、
F22戦闘機にはステルス性があり、ドッグファイトの能力で優位にたつことは重要ではない、
と評されるなら分かるのですが、
「空中戦(全ての距離での航空機同士の戦闘)で圧倒する」と評されるのは
こちらの記事と3年前の記事で齟齬を生じておられるかと存じます。
またリンク先の記事では、管理人様がこちらの記事を書かれるより先に、
リンク先の記事の筆者の方が
「煽るような文章を書いて恐縮ですが、F-22の優位性は変わらないでしょうね。」
とコメントしておられますので、
ユーロファイター戦闘機はF22戦闘機を圧倒するという文面でこちらの記事を引用
されるのは適切ではなかったように思われます。
引用されている記事とこちらの記事、過去の記事の間に
整合性を欠かれるように思われる点がありますので、
一度全体を見直された方がよろしのではないかと存じます。
軍事ネタは、素人の手すさびぐらいに扱ってください。私としても、書いたあとは、すぐに忘れてしまうことが多いし。
また、軍事の話は、私の話に穴がいっぱいありそうだが、そんな穴を突ついても仕方ない。しょせんは素人の床屋談義みたいなものなんだから。
> 整合性を欠かれる
そうです。素人の話なんか、あまり気にしないでください。
「軍事」は,単独カテゴリにもなっていないし、あくまで床屋談義の延長の扱いです。