そう言うと、「歯舞は日本だぞ!」というツッコミが来そうだが、そんなことは言われなくてもわかっている。 (^^);
とりあえずは、「日本領ではあるが、日本が実効支配していない」ということで、「日本であるが日本でない」という変な状況にある歯舞を挙げたわけだ。
大きな地図で見る
ついでだが、上の Google の地図では、「歯舞」で検索しても、上記の地図はきちんと表示されない。根室市歯舞が表示されるだけだ。(というのは、Google の地図では、「歯舞」はロシア領だとされているからだろう。たぶん。)
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で、とにかく、歯舞ならば、人は住んでいないし、離島だ。だから歯舞は、放射性廃棄物の最終処分場としては最適だろう。
ま、思いつきだから、新たに難点も見つかるかもしれないが、どっちみち、他には適地がないのだから、とりあえずは候補にしてもいいでしょう。
( ※ 私の提案は、「とりあえずの候補地」という提案です。最終決定は、また別の話。最終決定には、もっといろいろ考慮する必要がある。)
[ 付記 ]
歯舞と北海道との間は、橋を作ってもいいが、フェリーでも十分だろう。
また、どちらかと言えば、本州の各地の港湾から直接フェリーで運ぶ方が良さそうだ。
船は、船体を二重構造にすれば、沈没の恐れもないから、それでいい。それよりは、陸上をトラックで走る方が、よほど危険である。
ま、歯舞に限る必要はないが、最終処分場は離島にするべきだ、というのが私の基本的見解だ。
【 追記 】
コメントで指摘を受けたので、注記しておきたい。
(1) 歯舞というのはもちろん歯舞群島のことであり、根室市歯舞のことではない。
(2) 本文中でも示しているとおり、現状では「日本領ではあるが、日本が実効支配していない」という状況だ。だから現状では、ここを最終処分場にすることはできない。
したがって前提としては、ここを日本領とする必要がある。つまり「北方領土返還」を、少なくとも歯舞群島については実現する必要がある。
当り前のことだと思って書かなかった。だが、「現状のまま建設を強行する」という解釈が生じかねないので、そうではない旨、ここに注記しておく。
( ※ 最終処分場の建設は、今すぐのことではなく、将来のことである。まだ時間的な余裕はある。)
さらに個人的妄想すると、沖縄をのぞく全都道府県にこれまでの電力使用量に基づいてたまっている使用済み核燃料を割当し、自県内での処分を義務づけます。さらに県内で処分地が作れない都道府県は他県に補償金を払って引き取ってもらうことも可能にします。
そこで福井県の敦賀半島に処分場を作り、他県の分も引き取る代わりに莫大な補償金をもらい、敦賀半島から住民を全移転させた上で半島全体を居住禁止の自然保護区にしてしまったらどうかなと。
まあ、原発地元民だと、やけのヤンパチで妄想したくなるのもわかりますが。
志賀原発については、下記を参照。
http://openblog.meblog.biz/article/4251386.html
上記Googleマップ上の場所に位置しています。
このブログで記述されている歯舞は北方領土の歯舞諸島を指していると思われます。歯舞諸島はロシアが支配しています。勝手に近づくと本当に銃撃を受けるので訂正した方がいいですよ。
3年ほど前からROMさせていただいておりますKuriと申しますが、今回、初めて書き込みさせていただきます。
南堂さんの深い知恵とご指摘には、本当に感心しています。
至らぬ書き込み、ご迷惑お掛けしてしまいますが、最終処分場という話について、反射的に書き込んでしまいました。
乱文乱筆をお許しください。
実は、小生が暖めている案に、釧路のコールマイン跡地というのがあります。
釧路!?あんな人口密集地に!?と思われるかも知れませんが、小生が目をつけているのは、炭層を掘りつくした地下です。
たとえば石狩炭田は、地層隆曲などの際に押しやられ、ひん曲がった炭層が地上に露頭し、それを見つけ、結果、ナナメ方向から強引に掘っていました。
が、釧路の場合、ちょっと事情が異なります。
コールマインは、石狩炭田などと違い、海底深くの地下に降りると、ある程度の厚みがあり、平坦な炭層が、どこまでも続いているのです。
よって、採掘現場に行くと、天井(?)と床を支える太い柱が林立してはいますが、平坦で、きめわて広い空間が、広がっています。
ちなみに、しょっちゅう地震が起きる釧路ではありますが、この元炭層空間と柱が崩壊し、海水が流れ込んだなどという話は聞いたことがありません。
たぶん、余りにも地下深いため、影響を受けにくいのでしょう。
よって、ここを補修し、核のゴミを保管するのがベストではないかと思います。
どうせ石炭など、今更掘っても採算が取れないのですし、よしんば採算が取れるほど値上がりした場合であっても、地下の隙間は広大ですから、いかな廃棄物が大量に運び込まれても、隅っこのほうに置くだけで問題ありません。
コールマインは、廃止されてしまった他の炭田とは異なり、地下へ降りる櫓や送風機・送電線なども健在ですから、これらの設備を少し改修するだけで、いくらでも地下に核のゴミを運び入れることができます。
地下に鉛で作った保管場所を用意するのは、確かに大変かとは思いますが、廃棄物を運び入れる前であれば、むしろ採炭より危険が少ないため、炭鉱マンを再募すれば、失業対策にもなるでしょう。
こうして、厄介者だった廃坑と廃棄物を、纏めて片付ける(?)ことができます。
もちろん、あまりにも深い海底の地下なので、釧路も何ら放射性物質の影響もなく、それどころか、国からの補助金で潤い、それに廃棄物は基本、太平洋を船で運ぶことができますから、色々な面で有利ではないかと思います。
なお、今までにコールマインが掘り出した石炭の総量は、とにかく凄まじい量ですので、わが国で発生した核廃棄物など、あっという間に飲み込んでくれるでしょう。
以上、長々と申し訳ありませんでした。
もっといい案もありそうだ。露天掘りのかわりに単に野積みにして、その上に福島のガレキの土をかぶせてしまう。これなら一石二鳥だ。
歯舞は標高がないから、土をどんどん持ち込むことも可能だろう。
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/08/31/13707/
もしゴミ捨て場にしたら、石油資源を諦めねばなりません。それじゃ中国が喜ぶばかりです。「おまえたちが石油を使わないなら、おれたちがいただき! 海上の島はおまえたちにやるけど、海底石油は全部おれたちがいただき!」
歯舞諸島に住んでいる人は、ロシア人だけですよ。ロシア人に「ごめんなさい」と謝るわけ?
そんなことしたら、ネトウヨに叱られるよ。「ロシア人の権利を認める気か!」と。