放射線による遺伝子の損傷は、どのくらいあるのか? 「まったく無い」という実験結果が報告された。 ──
詳しくは下記記事。
→ 放射線の長期被爆によっての遺伝子への損傷は「ない」ことがマサチューセッツ工科大学の実験で判明
要旨:
「自然放射能の400倍にあたる放射線を、複数のネズミに5週間にわたり照射した。その結果、DNA の損傷は、皆無だった。エラーは起こったと推定されるが、それらのエラーはすべて自動的に修復された。DNAには修復機能があるからである」
結論。
「福島の放射線のような低レベル被曝では、どれほど長期間にわたって被曝しても、影響は皆無である」
もっと詳しい話を知りたければ、上記記事をお読みください。
【 関連項目 】
(1)
上のことを不思議に思う人もいるかもしれないが、実はこのことは本サイトでは言及済みだ。
→ 微量放射線の影響
※ 「低レベルの放射線で生じた DNA の損傷は修復される」
という話がある。(紹介する形。)
(2)
逆の説もある。「低線量でも、少しは影響があるだろう。なぜなら、放射線量と被害とは、比例するはずだからだ」という説。
これは LNT 仮説と呼ばれる。これについては、別項で否定した。
→ 放射線と LNT 仮説
【 関連サイト 】
(1)
今回の実験と同様の実験は、すでになされている。こちらもマウスを用いた実験。
→ 低線量放射線の影響の 正しい理解へ向けて (PDF)
(2)
原理としては、「低線量被曝と高線量被曝とは違う」ということがある。つまり、被曝の総量(長期間の累積)が問題なのではなく、瞬間的な被曝の最大値が問題なのだ。
この件は、下記で説明されている。
→ 解明すすむ微量放射線の影響 (PDF)
私なりに、比喩的に説明しよう。
「太陽を1分間だけ直視すれば、網膜が焼けてしまって、目が損傷する。しかし、通常の光をどれほど長期間にわたって見続けても、何の影響もない」
[ 付記 ]
上記のことからして、原発の被爆地(飯舘村など)では、村民の帰宅を許容するべきだろう。特に、乳幼児を別として、大人や高齢者は帰宅を許容するべきだ。許容しない方が、かえって死亡率はずっと高まる。特に高齢者で顕著だ。
微量放射線は人を殺さないが、生活環境の悪化は確実に人を殺す。特に、高齢者においては。
2012年06月30日
過去ログ

単純に考えれば、1Sv/年でも大丈夫 ?
池田信夫あたりが泣いて喜びそうな、、、
ま、これだけで避難解除というのも早計だと思いますが。
そんなこと書いてないですよ。自然放射線は、日本で 1mSv/年、 世界で 2.4mSv/年。
福島の限度は 20mSv/年。これは日本平均の20倍で、世界平均の8倍。だから低い。
400倍が低いんじゃない。400倍はかなり高いですよ。
> 池田信夫あたりが泣いて喜びそうな
あとで調べたら、和訳の最初はアゴラであるようです。本項の翻訳は、アゴラのあとで、詳細を訳したらしい。
> 避難解除
強制を解除するだけであり、避難をやめさせるわけじゃない。都会に転居した人を強引に戻すわけじゃない。余命が短い年寄りが自宅に戻る権利を認めるだけ。どうせ放射線で死ぬわけじゃないんだから。
なお、乳幼児は対象外です。
> 早計だと思いますが。
避難解除をぐずぐずしているから、すでに多大な数の老人が避難先で死んでいます。放射線による死者はゼロなのに、避難による死者は莫大です。
→ http://openblog.meblog.biz/article/9513361.html
これをよく読んでください。
被曝したからと言って数年で発癌するわけもないでしょうから、私も高齢者は選択できればよいと思います。
しかしながら、政府はそんな情報も出さない、出しても信用されるかどうか、、、
ま、それにしても、ネズミがOKだから人間もてのは、イヤですね。 (^^ゞ
直感的にはそうなんですが、遺伝子的に見ると、人間とネズミはよく似ている。
(1) DNAの構造そのものはまったく同じで、塩基の配列(順番)が違っているだけ。順番が変わったって、同様ですよね。放射線の影響は。
(2) 配列そのもの(つまり遺伝子)も、ネズミと人間では98〜99%が同じ。
→ http://my.opera.com/ux50/blog/2007/03/10/ni
→ http://www.ava-net.net/world-news/94.html
結局、遺伝子レベルでは、どっちも同じようなものなんです。だから十分に類似性が成立する。少なくとも、放射線の影響については。
福島原発上空を通過する渡り鳥や、原発近くに生息する動物などが、体内にインフルエンザ等のウイルスを保菌していた場合、現在の弱毒性から変異して、強毒性ウイルスに変わる確立が高くなったりしないのでしょうか?
また、仮に強毒性ウイルスが誕生しても、すぐに弱毒性ウイルスに「進化」する、というのが私の見解です。
※ 強毒性は増えにくく、弱毒性は増えやすい。
この件は別項で述べた。
「ウイルス 強毒 弱毒 進化」
でサイト内検索するとわかる。
要は改めて危惧するより、通常の手洗い・うがい等の感染対策をしっかりと行うことが大切だということですね。
ありがとうございました。