2012年04月26日

◆ ソーラーパネルの故障

 ソーラーパネル(太陽光発電パネル)の寿命は、意外と短いらしい。10年未満で出力が大幅に低下することが、かなりあるそうだ。 ──

 「ソーラーパネルは機械的部品がないので、故障はほとんどない」と言われる。だが、完全に故障することはなくとも、出力が大幅に低下することは多いようだ。
 朝日新聞・朝刊 2012-04-26 (紙の新聞)の記事をざっと紹介しよう。下記の通り。

 ソーラーパネルは故障しないと信じられているが、実際には3割あまりの故障が見られる。事例として、「9年目に出力が1〜5割ぐらい低下した」という事例がある。メーカーに見てもらうと、パネル24枚のうち23枚が故障していた。国産メーカー品で、10年の保証期間内だったので、無償交換してもらった。だが、あと5カ月遅れていたら、10年の保証期間が切れてしまって、自費になるはずだった。その場合は 100万円以上の出費となるはずだった。この人の場合は、常に出力を記録していたから、前年に比べて大幅に出力が低下したことに気づいた。データ記録していない人だと、気づかないままだろうし、そういう人は大損しているはずだろう。
 
 ──

 そこでネットで調べると、次の情報があった。
  → 3割を超える67台で交換が発生していました
  → 太陽光発電システムの故障は意外と多い?

 後者の例では「一部でも交換した事例は…… 13%」とのことだ。故障した例は3割以上で、交換した例は 13%だ、という意味だと解釈すると、差し引きして、 20%ぐらいの人々は「故障しているのに(気づかないまま)交換せず」となっていることになる。可哀想ですね。

 なお、9年で故障した場合、そこで交換してもらえれば、そのあと最新型のパネルで新品状態になるから、そのあとはずっと好調になりそうだ。だから、9年で故障してくれるのが、一番いいかもね。
 逆に、11年目に故障すると、目も当てられない。

 ──

 こういう問題を避けるには、世界一のメーカーに頼るといいだろう。25年保証があるからだ。
 「ホントに 25年?」と疑って、調べてみたら、次のように書いてあった。
 設置後12年までは最大出力の下限値(「公称最大出力」の90%)の90%、25年までは最大出力の下限値(「公称最大出力」の90%)の80%の出力を保証します。
( → 国内最長の25年出力保証|サンテックパワー
 なるほど。25年をまるまる保証するのではなくて、12年目以降は保証内容を弱めているわけだ。これなら無理もないので、実現できそうだ。
 となると、故障しやすいことを考えて、(保証のない)国産品を買うのは避けた方が賢明だろう。

 会社の評価をしよう。この「保証期間」の違いを考えると、国産メーカーにはまったく競争力がない。
 国産メーカーは、「今回の 42円で大儲け」と思って大幅に設備投資したあげく、あるとき「保証期間が短い」と知られて、「全然売れなくなる」というふうになるかもしれない。バブル破裂の時期は、すぐ先かもね。1年目にバブルが膨張して、2年目にバブルが破裂する、……というふうにもなりかねない。



 [ 付記 ]
 各社の保証の状況は、下記に一覧表がある。
  → http://taiyoseikatsu.com/specifications/support/support.html
 国産はいずれも 10年のようだが、例外的に、ソーラーフロンティア(CIS型)だけは 20年という長期の保証である。ただし有償の定期点検を受けることが条件。
 


 【 関連項目 】

 → 太陽光バブル (前項)
posted by 管理人 at 20:18| Comment(1) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
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Posted by 管理人 at 2012年04月26日 22:42
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