てんかん患者の事故があった。京都の祇園で。
→ FNNニュース
このてんかんの運転者は、複雑な運転をしていたという証言がある。
→ 「意識がなかったとは思えない動き」
これを受けて、警察は殺人容疑で捜索。
→ 殺人容疑で捜索令状
しかし、Wikipedia には次の記述がある。
時に不随意な自動症を伴う。自動症は単純な反復運動や運転、楽器の演奏といった高度に熟練したものまで幅広く考えられる。つまり、「行動が何もできなくなる」という症状のほか、「勝手に運転してしまう」という症状が出ることもある。
とすれば、警察の見込みは、とんだ見当違いかもしれない。
──
さて。以上の話には、一見、矛盾があるように見える。では、この矛盾を解決する説は?
そこで、あらゆる謎を解決しようとする、ひげもじゃホームズ氏が登場して、こう結論する。
「ハンドル操作が正常でありながら、ブレーキを踏まずに、アクセルを踏んだ。なぜ? その理由は論理的にただ一つ。頭と上半身は正常で、足だけ硬直していた、ということでしょう。部分的なてんかんの発症ですね。」
なーるへそ。
なお、この説を裏付けるような事実がある。事故車の経路だ。
→ 経路の道路図
この動きは、「暴走する自動車でブレーキが利かなくなったときに、ハンドル操作だけで止めようとした」というふうに見なすと、理解しやすい。そして最終的には、誰にも被害が出ないように、電柱にぶつかって自動車を止めたわけだ。それならば、自分が死ぬだけで済むから。
この患者が意図的に殺人をしたとするなら、意図的に殺した相手は自分自身であろう。
[ 付記 ]
なお、世間では、「てんかんのくせに」と侮蔑する人もいる。だが、人は誰しもてんかん患者になる可能性がある。この人も交通事故の影響だったらしい。
大学の時、ミニバイクに乗っていて事故にあい、非常に重い怪我を負いました。一時は命も危ぶまれ、ヘルメットをかぶっていなかったこともあり(ただしこのケースに限ってはそれが幸いしたという話もあります)、頭蓋骨を切り開くような手術でした。
( → 親しい人の証言 )
[ 付記 ]
とはいえ、現状の制度を放置していい、というわけではない。何らかの制度改革も必要だ。そこで、次の案が出ているようだ。
「てんかんの患者を医師が警察に報告する」
しかしこれは、医師の守秘義務違反なので、無理。
そこで私としては、次の案を示す。
「てんかんの薬剤の処方を受けた人を、健保の制度で自動的にリストアップして、警察に連絡する。警察は、リストアップを受けた人に対して、『運転可能』という医師の証明書を要請する。毎年更新」
つまり、医師は、「駄目」という報告を出す代わりに、「大丈夫」という報告を出さないだけだ。それで、てんかんの重い人の運転免許を阻止できる。
この案で何か問題があるとしたら、患者が医師に嘘をつく場合だ。重症なのに軽症だと嘘をつく、というふうな。
しかしその場合は本人に生命の危機が訪れる危険がある。「死んでもいいから職を失いたくない」とは思わないでしょう。
[ 余談 ]
なお、失職の問題については、てんかん患者は、身障者の扱いにして、身障者の雇用をした企業を優遇すればいい。日本は身障者の雇用に対して制度が不十分なんですよね。欧州を見習うべし。
これに対し、「身障者ばかり優遇されて不平等だ」という人もいるかもしれない。だが、別に、不平等ということはない。もし文句を言う人がいたら、その人を身障者にしてあげればいい。
たとえば、腕をちょん切るとか、足を砕いて車イス生活にするとか、背骨を折って寝たきりにするとか、目を失明させるとか、脳をなぐって てんかん患者にするとか。……そうすれば、身障者になって、優遇されるだろう。それまで文句を言っていた人は、「わーい、優遇されて嬉しい」と大喜びするだろう。
( ※ アホに対しては、厳しいブラックジョークで。 (^^); )

歩道も線だけの狭い道をテレビの防犯カメラの映像を見た限りでは、スピード出しすぎで前のタクシーを煽り気味に運転してた気がします。
この人に限らずボンネット部分が無い軽のミニトラックは車間距離詰めないで煽り気味に運転する傾向が強いです。
この加害者は普段から黄色から赤に変わった瞬間はセーフと思って余裕で突っ込む性格の運転者だった気がします。
だから前のタクシーも行くと思ったら予想に反して停止して衝突して(オカマ行為という)それでそのまま逃走しようとして歩道に突っ込んだ・・・そんな予想をしてみました。
極端な暴走運転を止める技術は、
今の技術ならそんなに難しくないでしょう、
てんかんだけじゃなくて居眠り、
老人の御操作による暴走、
特に大型車が、居眠り等で、
停車中の列に突っ込むなどした大変な惨事も現実におこってますし、
地デジ化とかしてテレビ入れ替えるより、
自動制御付きの自動車しか走れないようにして、
自動車入れ替えたほうが、よっぽど世の中の為になるでしょう。
>この動きは、「暴走する自動車でブレーキが利かなくなったときに、ハンドル操作だけで止めようとした」というふうに見なすと、理解しやすい。そして最終的には、誰にも被害が出ないように、電柱にぶつかって自動車を止めたわけだ。それならば、自分が死ぬだけで済むから。
ハンドル操作だけで止めようとしたなら、電柱にぶつかって自動車を止める前に、いくらでもやりようがあったはずだと思いますけど。頭と上半身が正常ならなおさらです。それに、電柱にぶつかったときに、自転車に乗った人を巻き添えにしているはずです。ご確認を。
では。
自転車を巻き添えにしたということですが、別に、自転車と電柱の間に挟んで死なせたわけじゃありません。電柱にぶつかった写真を参照。(上記リンク) なお、
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00221158.html
という記事によると、
> 前方には、はねられたとみられる自転車が転がっていた。
とのことですから、もし電柱にぶつかっていなければ、この自転車の人を轢き殺していたでしょうね。その場合、自転車は前方ではなく、(自動車に踏まれたあとで)後方に位置します。
電柱にぶつかったのは、自転車の人を殺すまいとしたせいかも。前にいる自転車を追い越すような形で、自転車にぶつかるまいとして、電柱にぶつかったのかも。
> いくらでもやりようがあったはずだ
> 頭と上半身が正常なら
正常じゃなかったでしょう。機能停止にはならなかったというだけで。てんかんの場合には、脳に異常電流が発生していますから、全般的に脳機能が低下しているはずです。
まともな頭なら、「キーを抜く」とか、「ミッションをパーキングに入れる」とか、いろいろと頭が働くはずだけど、たぶんそれだけの判断力はなかったでしょう。パニック状態だったと思えます。……正常の人だって、足が動かなくなったら、パニックになるけど。
とは、これのことですね。
http://www.subaru.jp/news/2010/eyesight/
とてもいいアイデアですね。一般の人の事故も減らせるし。酔っ払い事故も減らせるし。
てんかんで騒ぐよりは、酒の販売禁止の方が効果的かも。
(私も酒を少しは飲むので、それは困るけど。 (^^); )
なお、車両価格が高くなるのは、自動車業界にとってはかえってありがたいかも。売上げが増えそうだ。
p.s.
ただし、名前が決定的に悪い。一般名詞を使うんじゃ、わけがわからなくなる。
道路の規格化や電波ビーコンの設置も必要だし、自動車間の情報交換をする装置も必要です。できれば、人間や自転車も電波ビーコンを持たせたい。
ところで、癲癇問題は根が深いです。多数の原因で起きる脳障害を、総称して「癲癇」と呼ぶので、統一的な取扱ができない。非発作時には異常脳波を出さない癲癇も多いし、異常脳波でも癲癇発作が出ない人もいる。
「私は癲癇発作をおこします」と自己申告してもらうしかないんですが、それが不利益につながると、地下に潜ってしまって、より取扱がめんどうになる。
癲癇発作を自己申告して、定期受診をすると、事故をおこした場合の免責が受けられるというようにするといいと思う。
→ http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220416010.html
解説記事
→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000002-kyt-l26
上手にハンドル操作をして、自動車の脇を高速で突っ走っている。
ハンドル操作は完全に正常だが、アクセルはほとんど暴走状態だ。
やはり、上半身と下半身が異なる状態だった、という認識が妥当であるようだ。(さもなくば、自動車自体が機械的に暴走、という可能性もあるが、確率的には非常に少ないだろう。)
知り合いのてんかん持ちが怒ってたぞ。
どうしてアクセルを踏んだのかは不明です。本人に聞いてください。
なお、アクセルを踏んだのが病気のせいでなければ、本人が意図的になしたことになります。その場合は本人は極悪非道の殺人鬼だ、ということになります。
私は、「彼は殺人鬼ではなく、たまたま病気のせいで事故を起こした」という認識ですが、彼を殺人鬼と見なしたいのであれば、勝手にそう主張してください。(ただしその責任をお忘れなく。)
──
過去の事故で脳に損傷を受け、感情や行動が制御できなくなる高次脳機能障害を負い、暴走事故時はパニックに陥っていた可能性が高いとの見方を強めたことが16日、分かった。事故時は持病のてんかんの発作を起こしていた可能性があるとみられていたが、府警は現場検証や専門家の見解から、発作ではなく同障害による事故と判断、詰めの捜査を急いでいる。
事故の後遺症として、てんかんだけではなく、高次脳機能障害を負っていた可能性が高いことが分かった。
さらに、藤崎容疑者のてんかんの発作は、それまで重度の意識障害を伴っていたことも判明。てんかん発作が起きていれば、運転自体が困難だった可能性が高まった。
→ http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/591948/
──
これは、本項の推論とも整合的ではある。つまり、単純な「てんかん」ではない。
ただし、「高次脳機能障害」というのは、いくらか無理がある。なぜなら、本項で述べたように、上半身はきわめて正常に(卓抜と言えるほどに)ハンドル操作をしていたからだ。異常だったのはあくまでアクセル(つまり右足)だけだったのである。
この点に着目していないという点で、警察の判断はお間抜けだ。本項の判断に追いついていない。