日本の家電企業は総崩れだ。では、どうすれば、IT企業を発展させることができるか? ──
日本家電企業が総崩れだ、と前に述べた。
→ 家電各社が総崩れ
その理由としては、すでにいろいろと述べた。次のように。
・ 経営者がアホすぎる
・ 先見の明がない
・ 技術者を優遇しない
・ 権限委譲がない
・ 分社しない
・ 海外移管しない
・ 時代の変化に即応できない
※ これらの掲載箇所は:
→ 日本企業の不振の原因
→ エリートの不在(日本企業の不振)
→ シャープの赤字はなぜ?
→ IT化時代の企業経営
──
さて。「なぜ失敗したか?」という理由分析とは逆に、「どうすれば成功できるか?」という話をしよう。
基本的には、先の話で述べた通りだ。
→ IT化時代の企業経営
ただし、これだけでは十分ではない。「時代の変化に即応せよ」というのは、生き残るためには必要だが、大成功を得るためには不足する。
では、大成功するには?
それについては、「ジョブズの本質」という形で、先のシリーズで述べた。
→ ジョブズとシステムデザイン
→ 天才の思考過程(イノベーションの本質)
→ ジョブズが求めたものは?
これらの項目には、とても大切なことが書いてある。もう忘れてしまった人も多いだろうから、改めて読み直すといいだろう。ここを読めば、日本企業がジョブズとはまったく正反対のことをやって来た、とわかる。
また、最近の Google (前項)もまた、ジョブズとは正反対の道を進みつつある、とわかる。
私の示したジョブズの道を、誰もがたどれるわけではない。その道をたどるためには、非常に大きな才能が必要だ。とはいえ、天才がどういう道を進んだかを理解することは、大成功をなすためには、とても大切なことなのである。
[ 付記 ]
日本企業が駄目なことには、他にも理由はあるようだ。次の記事が興味深い。
→ 日本の家電各社が「ルンバ」を作れない理由
石橋をたたいて渡ろうとすれば、橋を渡れずに取り残される、というような話。
[ 余談 ]
蛇足だが、ただの「一発屋」としての金儲けならば、「ただ一つのヒラメキ」だけで済むこともある。
たとえば、YouTube の創業者とか、モバゲーのパクリ経営路線とか。しかしそれは永続する道ではない。ごく短期的に儲ける一発屋の道だ。
個人の金儲けとしては、それは成立するが、そういう「金儲けの方法」というのは、本項の目的とは別である。
個人で金儲けをする道を知りたい人は、たとえば、次のサイトでも見るといいかも。
→ アフィリエイトで稼ぐ方法
※ リンク集
2012年03月20日
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