Google の元幹部の批判が話題になっている。引用しよう。
グーグルの元幹部がグーグル批判をブログで展開し、話題を呼んでいる。創造と革新を掲げてきたグーグルだが、世界最大の交流サイト(SNS)の米フェイスブック(FB)への対抗策と広告増収に躍起になり、起業家精神を失った、と失望感とともにつづっている。──
グーグル内部からの批判が表に出るのは珍しい。昨年9月に一般公開したSNS「グーグル+(プラス)」の開発ディレクターだったジェームズ・ウィテカー氏が実名で、2009年に入社した際は「社員を革新へと駆り立てる技術企業だったが、去る時には、会社が命じた一つの目標(グーグル+)に集中する広告会社になっていた」と書いた。社風の変化は共同創業者ラリー・ペイジ氏が昨年4月に最高経営責任者(CEO)に就いてから顕著だとし、社員が勤務時間の2割を自由な開発に割ける方針も「ないがしろになった」と指摘。
( → 朝日新聞 2012-03-19 )
ブログでウィテカー氏は、「わたしが情熱を抱いていたグーグルは、社員の革新意欲を奨励し尊重するテクノロジー企業だった。だが、私が去ることになったグーグルは、社から強制された1つの目的だけに集中する広告会社になっていた」と失望感を語っている。 その目的とは、ソーシャルネットワーク市場の王座を勝ち取ることだったという。G
oogle+の開発にも関わったウィテカー氏によれば、フェイスブックへの対抗馬としてGoogle+は何の成果も達成していないという。
( → AFPBB News )
繁栄した Google も Microsoft 病にかかりつつあるのかな。
では、どうすればいいか?
Google は Facebook を見て、「 Facebook の真似をしよう」と思って、Google+ なんてものを作り上げた。
情けない。他人の真似をしよう、というのは、Google 本来の方針ではないはずだ。人真似ばかりをしても決して先行者に追いつくことはできない、というのは、IT業界の鉄則なのだが。
実は、Facebook には大きな弱点がある。それは「利益重視でユーザー利益を無視」という点だ。
だから、その点を除去して、「会社利益よりもユーザー利益を重視」というふうにすれば、Facebook を蹴飛ばして、その座を奪うことができる。そうすれば、Google とユーザーは win-win の関係になれる。
この件は、前に述べたとおり。
→ Facebook をぶっつぶせ
※ たとえば Facebook では Amazon のアフィリエイトを貼ることもできない。
そういうふうにユーザーの利益をないがしろにしている。何のために?
Facebook ばかりが儲けるために。
※ Google の経営者は、「同じようにして、自社もユーザーの利益を奪って
儲けよう」と思った。そういう銭ゲバ根性だから、全然勝てないのだ。
情けないね。

デザイナー主導のアップルと違い基本的にエンジニアリングの会社で、デザインは思われているほど優れてはいない。車で例えるならホンダ車のようにかっこよさげなだけで本当の美しさや芸術性は実は皆無。
僕はそんなGoogleが好きでGoogle+のアカウントも持ってますが、正直使い道が見つかりません。Facebookが革命的だったのは「ネット上の個人情報なんて隠すより公開しちゃった方が色々便利だよ」ということを前面に押し出したこと。Facebookは後追いしても意味がない。なぜなら2chもどきが現れては消えたように、2chと同じく始めから人がいて始めて機能するコンテンツだから。
記事によるとGoogleはエンジニア主導の伝統をアップル風に変えようとしているようですね。「デザイナー」がいるわけでもないのに(笑)。「〜誕生」には創業者2人が意外に金にがめつい様子も描かれています。良くも悪くも子供っぽい。
子供は自分が子供であることが分からない。Googleは自覚もないまま子供を脱却して平凡な大人に成長しようとしている最中なのかもしれません。