前項では PTSD を紹介した。これと同様なのが、いわゆる放射脳だ。いずれも心の病気だと言える。 ──
前項で述べたのは、津波の PTSD の話だった。
一方、それに似たものとして、「放射線の被害」という恐怖症がある。これは、PTSD とは異なる。なぜなら、
・ 実質的にひどい損害を負った (例。肉親や財産の喪失)
・ その損害から立ち直れない。 (つまり心が傷つきやすい)
という二点のうち、前者は成立しないからだ。現実には損害が生じていないのに、「損害が生じた」という妄想によって、心が傷ついてしまう。
──
たとえば、ある女流歌人は、仙台に住んでいたところ、放射線が怖くなって、石垣島に移住した。(新聞で報道された。)
そこで念のために放射線の量を調べると、こうだ。
→ http://atmc.jp/
仙台の放射線量は、全国各地とほとんど差がない。前年と比べても、ほとんど差がない。昨年の時点でも、前年同月比で、1〜3割ぐらい増えたぐらいで、それも数カ月間だけのことだ。実質的にはほとんど差はないと言える。
だいたい、こんなことを気にしたら、日本の半分は「平均量を上回る」というふうになるので、日本の半分は居住不可能となる。しかも、ごくわずかな違いが理由で。馬鹿馬鹿しい。
( ※ 「この地方は雨が多いので自動車事故が増えるから危険」と思うようなものだ。馬鹿げている。……いや、この心配の方が、よほど妥当かも。交通事故の死亡率はすごく高いからだ。)
ところが、上記の女流歌人は、石垣島に引っ越ししてしまった。
石垣島! なるほど、そこでは、放射線量は確かに低い。しかしその代わり、台風が襲来して、危険度は相当高い。そんなところに行くのは、あえて死亡率を高めるために行くようなものだ。(差は微量ですけど。)
──
上記のような心配過敏症は、「放射脳」と呼ばれる人々の症状だ。これは、特に被害を受けたわけでもないのに、過剰反応をしているという点で、PTSD によく似ている。原理としては、ほぼ同様だ、とすら言えそうだ。
ゆえに、「放射脳」と呼ばれる人々が行くべきところは、(石垣島のような)「放射線の少ないところ」じゃなくて、「病院の精神科」だ。
特に、早川由紀夫みたいに大騒ぎする人は、PTSD の一種みたいなもの( or 正真正銘の精神病)だから、是非とも精神科に行くべきだろう。
→ 早川由紀夫の精神障害
[ 付記 ]
いわゆる「放射脳」と呼ばれる人には、女性が多い。それは、女性は心が傷つきやすいからだ、と思った方がいい。頭が悪いからではなく、PTSD みたいになりやすいのだ。(女性の肌が柔らかくて傷つきやすいように、女性の心は傷つきやすい。)
とすれば、「放射脳」と呼ばれる女性に対しては、科学を説くよりは、傷ついた心の不安を癒してあげることが、対策としては好ましいのかもしれない。
夫としては、科学的に論じるよりも、
「大丈夫だよ。絶対に大丈夫だ。何があってもおまえを守ってあげるよ。なぜならおまえを愛しているから」
と語るのが、一番の方法かもしれない。それで放射脳は治りそうだ。逆に言えば、放射脳になりがちな女性は、愛されている自信がないからだ、とも言える。そこで、「おまえは愛されていないからだ」なんて告げると、ますます症状は悪化してしまう。(中島知子みたいなものだ。) だから、放射脳になりがちな女には、まわりの人々が優しく対処してあげるしかないようだ。
【 関連サイト 】
→ 福島から避難の子ども、入園断られる
こういう放射脳があふれている。ここでは、異常なのは、頭のイカレている人々だ。こういうイカレた人々を治療するべきだろう。少なくとも、「これらの人々は精神を病んでいる」という共通認識が必要だ。さもないと、まともな人間が被害を受けてしまう。
2012年03月04日
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