Facebook は大成功を収めている。ものすごい収益を稼いでいる。広告収益は年間 10億ドルだ。Google の100億ドルには及ばないが、さらに大幅に利益が着込めそうだ。
→ 利益は10億ドル
→ Facebookは広告収益でGoogleを超える
→ 投資家にとってビッグな“金のなる木”
このような莫大な利益を見て、「羨ましい」と思う人もいるだろう。しかし実は、Facebook の高収益体質は、逆に弱点ともなっている。高収益であるがゆえに、「その利益を独り占めさせまい」という動機が働くからだ。
では、具体的には?
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Facebook は、何か素晴らしいコンテンツ(情報内容)をもっているわけではない。コンテンツは、ユーザーのものだ。そして、ユーザーのコンテンツによって稼ぎ出した広告収益を、Facebook がすべて独り占めしてしまう。……これが、Facebook の高収益の理由だが、同時に、「独り占めするのはけしからん」というユーザーの動機が働く。
では、どうすればいいか? 次のようにすれば問題ないだろう。
「広告収益を、Facebook とユーザーが山分けする」
つまり、ユーザーは広告収益の半分をもらえるわけだ。収益が微小額であれば、ユーザーの指定した寄付先に寄付するようにしてもいい。(例。東日本大震災の被災者に、150円の広告収益を寄付する。)
以上のようにした場合、ユーザーは次のどちらを選ぶだろうか?
・ Facebook を利用して、広告収益をすべて Facebook に奪われる
・ 新サービスを利用して、広告収益を折半する
当然、Facebook をやめて、新サービスを利用するだろう。読者が多大であるユーザーは、自分で多額の広告収入を得ればいい。読者が少数であるユーザーは、少額の広告収入を慈善団体に寄付すればいい。
(例。自分で得ると、150円のうち手数料で 105円を取られるので、手元には 45円しか残らない。慈善団体に寄付すれば、150円がまるまる慈善団体に寄付されるので、無駄がない。)
──
というわけで、Facebook にかわる新サービスが期待される。
といっても、Facebook 自身がそれをやるとは思えない。そこで、誰かが代わりに、その新サービスを始めればいい。そうすれば、その新サービスによって、Facebook をぶっつぶすことができる。
( ※ うまいアイデアだ、……と思った人は、起業してもいい。ただし、Google が同じことをやって真似すると、Google に踏みつぶされるかもしれない。一般に、ITで起業しても、その大半は数年以内につぶれる。)
[ 付記1 ]
この新サービスでは、ユーザーが広告を管理できるといい。つまり、広告料を、多くもできるし、少なくもできるわけだ。
・ 広告を減らしたいユーザーは、最小限の広告にする。
・ 広告を増やしたいユーザーは、勝手に広告を増やす。
ただし、広告が多い方が有利だとは限らない。広告だらけになると、一つの広告への着目が減るから、一つあたりの広告の成果はかえって弱まる。下手をすると、読者から嫌われて、サイトの読者そのものを失いかねない。
次のページを参照。
→ cf. 利用者に管理させると、なぜ収益性が高まるのか
[ 付記2 ]
この新サービスでは、Amazon のアフィリエイトも可能となる。これもユーザーにとって有益だろう。
現状は? Facebook の利用者が記事中で Amazon のアフィリエイトを使うことは、不可能だ。次のページに示してある通り。
→ アフィリエイトコードが丸見え
つまり、アフィリエイトリンクを貼ろうとしても、ソースコードが表示されるだけで、アフィリエイトは掲載されない。
[ 付記3 ]
本項で述べたことは、Google Ads に似ている。ただしサイトが SNS のサイトだ。その点が一般のホームページやブログとは大きく異なる。
なお、似た例として、MicroAd というモデルがある。Naver というサイトが実施している。
→ NAVERが事業の収益化
[ 付記4 ]
見本として、アフィリエイトを示しておこう。
本のブログには、ページ管理者である私が、自由にアフィリエイトを設置できる。本ブログは、Facebook じゃないからだ。(変な制限はかかっていない。)
