2012年02月13日

◆ Facebook をぶっつぶせ

 Facebook は大成功を収めている。ものすごい収益を稼いでいる。だが、そこにこそ、Facebook の弱点がある。Facebook による利益の独り占めを阻止することで、Facebook をぶっつぶすことができる。 ──
 
 Facebook は大成功を収めている。ものすごい収益を稼いでいる。広告収益は年間 10億ドルだ。Google の100億ドルには及ばないが、さらに大幅に利益が着込めそうだ。
  → 利益は10億ドル
  → Facebookは広告収益でGoogleを超える
  → 投資家にとってビッグな“金のなる木”

 このような莫大な利益を見て、「羨ましい」と思う人もいるだろう。しかし実は、Facebook の高収益体質は、逆に弱点ともなっている。高収益であるがゆえに、「その利益を独り占めさせまい」という動機が働くからだ。
 では、具体的には? 

 ──

 Facebook は、何か素晴らしいコンテンツ(情報内容)をもっているわけではない。コンテンツは、ユーザーのものだ。そして、ユーザーのコンテンツによって稼ぎ出した広告収益を、Facebook がすべて独り占めしてしまう。……これが、Facebook の高収益の理由だが、同時に、「独り占めするのはけしからん」というユーザーの動機が働く。

 では、どうすればいいか? 次のようにすれば問題ないだろう。
 「広告収益を、Facebook とユーザーが山分けする」


 つまり、ユーザーは広告収益の半分をもらえるわけだ。収益が微小額であれば、ユーザーの指定した寄付先に寄付するようにしてもいい。(例。東日本大震災の被災者に、150円の広告収益を寄付する。)

 以上のようにした場合、ユーザーは次のどちらを選ぶだろうか?
  ・ Facebook を利用して、広告収益をすべて Facebook に奪われる
  ・ 新サービスを利用して、広告収益を折半する


 当然、Facebook をやめて、新サービスを利用するだろう。読者が多大であるユーザーは、自分で多額の広告収入を得ればいい。読者が少数であるユーザーは、少額の広告収入を慈善団体に寄付すればいい。
(例。自分で得ると、150円のうち手数料で 105円を取られるので、手元には 45円しか残らない。慈善団体に寄付すれば、150円がまるまる慈善団体に寄付されるので、無駄がない。)

 ──

 というわけで、Facebook にかわる新サービスが期待される。
 といっても、Facebook 自身がそれをやるとは思えない。そこで、誰かが代わりに、その新サービスを始めればいい。そうすれば、その新サービスによって、Facebook をぶっつぶすことができる。

( ※ うまいアイデアだ、……と思った人は、起業してもいい。ただし、Google が同じことをやって真似すると、Google に踏みつぶされるかもしれない。一般に、ITで起業しても、その大半は数年以内につぶれる。)



 [ 付記1 ]
 この新サービスでは、ユーザーが広告を管理できるといい。つまり、広告料を、多くもできるし、少なくもできるわけだ。
  ・ 広告を減らしたいユーザーは、最小限の広告にする。
  ・ 広告を増やしたいユーザーは、勝手に広告を増やす。

 ただし、広告が多い方が有利だとは限らない。広告だらけになると、一つの広告への着目が減るから、一つあたりの広告の成果はかえって弱まる。下手をすると、読者から嫌われて、サイトの読者そのものを失いかねない。
 次のページを参照。
  → cf. 利用者に管理させると、なぜ収益性が高まるのか

 [ 付記2 ]
 この新サービスでは、Amazon のアフィリエイトも可能となる。これもユーザーにとって有益だろう。

 現状は? Facebook の利用者が記事中で Amazon のアフィリエイトを使うことは、不可能だ。次のページに示してある通り。
  → アフィリエイトコードが丸見え
 つまり、アフィリエイトリンクを貼ろうとしても、ソースコードが表示されるだけで、アフィリエイトは掲載されない。

 [ 付記3 ]
 本項で述べたことは、Google Ads に似ている。ただしサイトが SNS のサイトだ。その点が一般のホームページやブログとは大きく異なる。
 なお、似た例として、MicroAd というモデルがある。Naver というサイトが実施している。
  → NAVERが事業の収益化
 
 [ 付記4 ]
 見本として、アフィリエイトを示しておこう。
 本のブログには、ページ管理者である私が、自由にアフィリエイトを設置できる。本ブログは、Facebook じゃないからだ。(変な制限はかかっていない。)