Kindle Fire と iPad3 の最新情報。 ──
Kindle Fire と iPad は、注目の的だ。そこで、ネットで見つけた最新情報を紹介する。
(1) Kindle Fire
安いこと(200ドル)だけが取り柄で、性能はたいしたことはない、……という前評判があった。
→ 【Infostand海外ITトピックス】 Kindle Fireは使えない?
しかし現実には、飛ぶように売れていて、大人気。
→ Kindle Fireはどこが良くって飛ぶように売れているのか?
大人気だということだが、そのポイントは、記事によると、「サイズが適切であること」と「値段が安いこと」だ。
私が判断すれば、「 iPadはデカすぎて駄目だが、Kindle Fireはちょうどいい」ということだと思う。この点は、私が前に iPud という案で示したとおり。
→ iPad とケータイ
サイズが適切だと、何がいいか? 持ち運びがしやすいのが第1。もう一つは、液晶がきめ細かになる(解像度は同じでも、サイズが小さいので、きめ細かになる)ということだ。
実際、iPad の解像度は、電子インク(e-ink)に比べて、圧倒的に劣る。
具体的な比較画像を見たばかりなのだが、URL が見つからないので、iPad ではない液晶と比較した比較画像を示す。
→ http://j.mp/s0GpQH
→ http://j.mp/vnKJxA
ただ、念のために言うと、キンドルファイアは、きめ細かい液晶であって、電子インクではない。その意味で、モノクロの通常版キンドルに比べれば、解像度はかなり劣る。
(2) iPad3
しかしながら、アップルも手をこまぬいているわけではない。ジョブズの方針を引き継いでいるらしく、さすがに iPud は出さない。だが、かわりに iPad3 を出す。これがものすごい高解像度らしい。
→ http://www.teach-me.biz/ipad/ipad3/111125.html
→ http://www.lasical.com/2011/11/19/5473/
QXGAの2048×1536 というから、普通の大型液晶パネル(ハイビジョン規格 1920×1080)よりも、さらに上だ。特に、短辺方向が幅広くなっている。1.5倍ぐらいある。
普通のノートパソコンを見てもわかるように、このくらいのきめ細かさがあれば、文字の視認には十分だ。モノクロ版のキンドルに比べれば明らかに劣るとはいえ、カラー版のキンドルファイアの液晶よりはきめ細かになる。一挙に逆転だ。
ただし。……価格もいくらか高くなりそうですね。 (^^);
[ 付記 ]
番外として、ソニーのアンドロイドタブレットである「ソニータブレット」( S と P )がある。
価格コムで評判を見ると、S の方は iPad のできそこないみたいなものらしい。P の方は折りたたみ式で、サイズがとても小さくなるので、評判はいい。これまでにないタイプの製品だし、携帯性が非常に優れているので、評判がいい。
ま、値段は5万円弱だから、キンドルファイアの対抗馬にはなれないが、それなりに存在意義はある。……とはいえ、主流にはなれないのが、現在のソニーの弱さか。
ただ、ソニーが衰退したのは、自業自得だとも言える。次のニュースを参照。
→ プレステ発明対価は要求1億円が「512万円」に
これじゃ、優秀な人は、ソニーに来ない。また、ソニーの社員も、やる気をなくす。いくら頑張っても、給料に差が付かないんだったら、真面目にやるだけ損です。心魂疲れ果てるまで努力するより、そこそこ努力する方がマシです。どうせ利益はみんな会社がもっていくんだから。自分に戻るのは 512万円だけなんだから。
やる気のある人は、社外に出るか、最初からソニーを拒否するでしょう。日本企業が衰退するのは当然ですね。有能な人は、アップルなどに勤める方が利口です。ソニーに入社するのは、二流の人材だけで十分。
で、結果的に、ソニー自体が二流になる。論理的必然。
2011年11月28日
過去ログ
何を伝えたいのか特に印象に残らないCMでした。
で、皮肉な事に評判が良いのはPという。
ソニーはユーザーが何を求めているか分かっていないと言う事ですね。