孫正義は太陽光発電を推進する。しかし、彼が推進すれば推進するほど、世間の反発は大きくなる。
3年前だったら、「太陽光発電に反対」と主張するのは私ぐらいだった(ネットで検索しても、まともな反対論は私ぐらいしか見つからなかった。嘘だと思うのなら、Google で期間指定して検索するといい。)
ところが今では、太陽光発電に反対する声がたくさんあふれている。たとえば、次の記事を読むと、反対派が大騒ぎする。
《 整備34億円、年間節約3500万円 兵庫県の太陽光発電 》この記事に対しては、2ちゃんねるなどで大々的な反発があった。いっぱい反発は見つかるが、とりあえずは次のサイト(アーカイブ)がある。
兵庫県が本庁舎や県立高校など92施設に順次設置してきた太陽光発電をめぐり、整備に総額約34億円を投じたものの、年間に節約できる電気料金は全体で3500万円程度にとどまっていることが14日、分かった。整備費用に対する効果が低いと批判する声もあるが、県は「普及啓発や今夏の節電などで一定の効果はあった」としている。
( → 神戸新聞 2011/10/15 )
→ solar2ch.htm
これだけに限らない。2ちゃんねるなど、ネット上のあちこちで、「太陽光発電はただの無駄だ」という声が圧倒的に高まっている。「太陽光発電を推進するべし」なんていう声は、多勢に無勢で、掻き消されてしまう。ネット上の見解には、大差がある。
まさしく、3年前と比べると、隔世の感がある。
では、これほどにもネット世論が劇的に変化したのは、どうしてか? 思うに、孫正義のおかげだろう。彼が「太陽光発電を推進しよう」と語れば語るほど、「国の金を食いつぶす詐欺師!」という批判の声が上がる。……ま、そういうふうに火を付けたのは、私かもしれない。 (^^);
→ 孫正義 v.s. 池田信夫
このページでは、「詐欺」「ペテン」という言葉を使っている。語った当時は、「素晴らしいエコ主義者の孫正義」という評価が一般的で、彼を「詐欺」「ペテン」という言葉で形容したのは私ぐらいだったが、今では似た見解が山のようにあふれている。
[ 付記 ]
《 孫正義 氏 への メッセージ 》
孫正義さん、ごめんなさいね。ただの皮肉がこれほどにもひろがるとは思いませんでした。ぺこり。 m(_ _)m
しかし、こういう評価が燎原の火のように燃え広がったのは、私のせいじゃない。世間にそういう評価が受け入れられたからだ。そのことは、身から出た錆でしょう。
ともあれ、ご自分の主義に従って、これからも「太陽光発電の推進」を唱えてください。孫正義さんが大々的に唱えれば唱えるほど、その効果は素晴らしい効果が出ます。 (^^)
あ、そうそう。これからはいつも、太陽光発電の心配だけしていればいいんです。iPhoneのことなんか、ほったらかしておいてくださいね。
iPhone については、ご心配なく。au がちゃんとやってくれていますからね。孫正義さんが頑張る必要は、ちっともありません。これからもずっと、太陽光発電に専念してください。
では、よろしく。
……というのは、私の感想だが、次の記事が典拠となる。
──
ソフトバンク・孫正義社長肝いりの再生可能(自然)エネルギー発電事業に早くも黄信号が灯っている。
→ http://p.tl/kgqf
──
各地の自治体と共同事業をする予定だったが、もはや撤退したらしい。有名無実化している。
太陽光発電にぺんぺん草が生えるかと思ったら、ぺんぺん草があるだけで、パネルはゼロになるようだ。
これなら損失もゼロですむ。撤退できて、良かったですね。私がさんざん忠告して上げた効果が出て、損失をゼロにすることができる。オリンパスの二の舞にならないですむ。(下手をするとソフトバンクが監理銘柄になるだろう……と思ったが、そうならないで済む。批判した私に感謝してもらいたいものだ。…… イヤミ。 (^^); )
→ http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-12089.html
※ 著作権についてはかなり疑わしい。
ともあれ、リンクだけ示しておく。
※ 20分のあたりに、次の内容がある。
「農地に太陽光パネルを設置したら、
農地法違反で、撤去を迫られた」