2011年09月17日

◆ バードストライクの防止 1

 風車に鳥が衝突死する「バードストライク」が問題となっている。その原因が判明したので、その対策も可能となる。 ── 
       ( ※ 本項の実際の掲載日は 2011-09-14 です。)

 風力発電の普及にともなって、風力発電の風車に鳥が衝突死する「バードストライク」が問題となっている。この件については、私はかなり前に言及した。
  → 風車と鳥 (2006年08月17日)
 ここでは一応、私なりの対策を述べたが、決定打とはなっていないようだ。(書いた時点でも、自信なさげな書き方である。 (^^); )

 ──

 さて。それから5年たって、現在では、バードストライクの原因はほぼ判明した。それは「モーション・スメア現象」である。
  → 検索 「モーション・スメア」
 簡単に言えば、風車があまりにも高速で運動するので、そこに近づいた鳥は、風車が目に見えなくなってしまうのだ。
 
 ──

 原因が判明すれば、対策も可能となる。風車が高速すぎて見えないのであれば、風車が止まっている(もしくは低速である)ように見せかければいい。その方法は、すでにある。ストロボ発光によって、回転体を止めることができるのだ。(見かけ上は。)
 次の動画を参照。
  → ストロボスコープ1(動画)
  → ストロボスコープ2(動画)

 風車を止めるのではまずいだろう。(羽根の隙間を鳥が通ろうとするが、実際には羽根は止まっていないので、鳥はぶつかってしまう。)
 だから(見かけ上)、風車を止めるのでなく、ゆっくり回転させる。そういうふうに見せかければ、鳥はそこに近づかないはずだ。

 具体的な方法は? レーザー光線で風車を照らせばいい。レーザー光線の出力の分、電力が 1000ワット(1キロワット)ぐらい必要になるかもしれないが、風車の発電量は、1基あたり(最大) 2000キロワットもある。平均値でも 1000キロワットぐらいはあるだろう。その 1000分の1ぐらいの電力を、バードストライクの防止用のレーザー光線に使っても、問題はあるまい。



 [ 付記 ]
 レーザー光線を使うときは、単色でなく、複数の色で「色変わり」をするのをお勧めしたい。赤や青などに変化すれば、背景に溶け込むこともなくなり、目立つはずだ。
 また、常に全面を発光させる必要はなく、部分的に模様を描いてもいい。次のサイトの「水時計」のように。
  → 水時計の動画
 


 【 追記 】
 あとで思い直すと、風車の回転数は低すぎるので、「ストロボで回転を止める」という方法は、うまく行かないかもしれない。
 その場合には、レーザー光線を使うにしても、「回転を止める」というのとは別の仕方で、鳥の注目を引くようにするといいだろう。

 ネットで調べたところ、「風レンズを使う」という方法が目に付いた。これは、風レンズや、その支柱があるので、空中でかなり目立つ構築物となっている。
  → 風レンズ風車
 この枠や支柱に LED を仕込んで点滅させると、航空標識みたいで目立つので、鳥は気がついて近づかなくなるだろう。



 【 関連項目 】

 本項の続編。
  → バードストライクの防止 2 (次項)


 風力発電の出力が 2000キロワットだ、という情報。

  → 洋上の風力発電
  → 孫正義 v.s. 堀義人 (4)
posted by 管理人 at 22:27| Comment(3) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後に 【 追記 】 を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2011年09月15日 21:40
ゆっくり回るプロペラで出力OKという技術があり実用化されています。
http://www.mecaro.jp/product.html
Posted by Miz at 2011年09月28日 10:11
マグナス風車は知られていますが、実際にはちゃんと発電してくれない、という評判があります。YouTube などで「ちっとも回らないマグナス風車」というような動画があったはずです。
Posted by 管理人 at 2011年09月28日 12:30
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