2011年08月12日

◆ 天才になる方法(長嶋茂雄)

 野球の天才と言われた長嶋茂雄が「天才になる方法」を語っている。 ──
  
 長嶋茂雄のインタビュー記事。(朝日新聞・夕刊 2011-08-12 。紙の新聞)
 プロになってまもなく、「長島は天才だ。たいした練習をしなくても打つ」などとマスコミに書かれ、天才らしくふるまおうと、人前では練習を大っぴらにできなくなった。天才のイメージに応えるためには、人の目のないところで人の何倍も練習しなくてはならない。ひたすら練習は続けました。打てなかった日は自宅に直行して、食事もそこそこにバットを振りました。夢中で振るうちに空が白々と明るくなったこともありました。
 ──

 なお、前の日の記事では、次の趣旨の話もあった。(長嶋)
 「大学の監督から、大リーグ流の練習を徹底的に教えられた。また、ファンを喜ばすようにふるまえ、ということも教えられた」

 というわけで、師の教えを守り、ファンを喜ばすために、必死になって、天才らしくふるまったのである。(聞くも涙の物語。男はつらいよ。)



 [ 余談 ]
 そのあとで、嫉妬深い広岡から、「あいつ、スター気取りで、派手なことばかりやりやがって」とひどく妬まれることになったのであった。  (^^);



posted by 管理人 at 19:50| Comment(2) | 科学トピック | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は長嶋の大ファンでした。巨人が負けても長嶋がヒットを打てばうれしい、そんな感じでした。王を
敬遠して長嶋と勝負なんてこともありました。そんなときはくやしい思いをしたものです。
長嶋があんな性格だとはちーとも知らなかったです。へい!カールッ!なんてね^^
Posted by 備三 at 2011年08月12日 21:21
同じパターンで誤解された(ネタにされた)方にプロレスの故ジャンボ鶴田
選手がいますね。現役時代、「練習はきっちり2時間」「40代になれば体
は動かなくなる。トレーニングジムではエアロビクスの練習量を増やしてス
タミナを維持する事で筋力の衰えに対応する」趣旨の事を雑誌のインタビュ
ーで言ってましたが、エアロビクスは通常1レッスン30〜90分で最低週
3回以上行う必要がありますから、トータルの練習量は凄まじいものだった
はずです。インタビュー最後の「僕は照れ屋だから、見えない所で努力して
いる」が印象的でした。
Posted by 七氏井 at 2011年08月13日 02:48
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