長嶋茂雄のインタビュー記事。(朝日新聞・夕刊 2011-08-12 。紙の新聞)
プロになってまもなく、「長島は天才だ。たいした練習をしなくても打つ」などとマスコミに書かれ、天才らしくふるまおうと、人前では練習を大っぴらにできなくなった。天才のイメージに応えるためには、人の目のないところで人の何倍も練習しなくてはならない。ひたすら練習は続けました。打てなかった日は自宅に直行して、食事もそこそこにバットを振りました。夢中で振るうちに空が白々と明るくなったこともありました。──
なお、前の日の記事では、次の趣旨の話もあった。(長嶋)
「大学の監督から、大リーグ流の練習を徹底的に教えられた。また、ファンを喜ばすようにふるまえ、ということも教えられた」
というわけで、師の教えを守り、ファンを喜ばすために、必死になって、天才らしくふるまったのである。(聞くも涙の物語。男はつらいよ。)
[ 余談 ]
そのあとで、嫉妬深い広岡から、「あいつ、スター気取りで、派手なことばかりやりやがって」とひどく妬まれることになったのであった。 (^^);
敬遠して長嶋と勝負なんてこともありました。そんなときはくやしい思いをしたものです。
長嶋があんな性格だとはちーとも知らなかったです。へい!カールッ!なんてね^^
選手がいますね。現役時代、「練習はきっちり2時間」「40代になれば体
は動かなくなる。トレーニングジムではエアロビクスの練習量を増やしてス
タミナを維持する事で筋力の衰えに対応する」趣旨の事を雑誌のインタビュ
ーで言ってましたが、エアロビクスは通常1レッスン30〜90分で最低週
3回以上行う必要がありますから、トータルの練習量は凄まじいものだった
はずです。インタビュー最後の「僕は照れ屋だから、見えない所で努力して
いる」が印象的でした。