2011年08月06日

◆ 孫正義 v.s. 堀義人 (2)

 孫正義と堀義人が、原発・太陽光をめぐって論争した。
 このうち、孫正義の分について、講評する。 ──

 前項 に引きつづき、本項では、孫正義の分について、講評する。

 ──

 孫正義 も、プレゼン資料を公開した。
  → http://bit.ly/pzbytK

 ざっと見たが、このプレゼン資料は、とてもよくできたペテンだ。内容はデタラメのかたまりだが、そのデタラメさがバレないようにして、見事に嘘をついている。たいていの人は、このペテンにあっさりだまされてしまうだろう。(詳しくは後述。)

 ──

 ここで、最初に総合評価を述べておくと、こうだ。
 「孫正義と堀義人では、役者が違う」


 議論の内容そのものでは、太陽光の反対派の圧勝に決まっている。正しいか間違っているかという科学的な判断で言えば、「莫大な金をかけて2%程度の太陽光エネルギーを得る」という馬鹿馬鹿しい方針が成立するはずがない。その意味では、立場から考える限り、堀義人が圧勝するはずであった。
 しかしながら、現実には、孫正義の圧勝となっている。なぜか? 役者が違うからだ。一般に、ディベートというものは、議論の仕方のうまい方が勝つ。話の真偽は二の次だ。そして、議論の仕方という点では、孫正義の圧勝だ。
 もっとはっきり言えば、頭の出来が違う。私がざっと推定したところ、知能指数で言うと、堀義人が 135 ぐらいで、孫正義が 170ぐらいだ。経歴を見ても、全然違う。堀義人は、一浪してから京都大学工学部に入り、そのあとで東レ・住友商事を経て、経営学部で学んだ。「理系の落ちこぼれが経営方面に」という典型的なタイプだ。一方、孫正義は、日本からアメリカに飛んで、22歳のときにはすでに事業家として成功していた。月とスッポンですね。
 
 林真理子が有名人との対談を続けたあとで、孫正義と対談して、「こんなに頭のいい人とは会ったことがない」と感嘆していたが、さもありなん。
 これほど頭の切れる人に対して、堀義人では、役者が違う。尻尾を巻いて逃げ去った、というのが、今回の議論の結果かもしれない。
 孫正義と議論するなら、堀義人では、力不足(役者不足)なのである。


 ──

 そこで、私がかわって、孫正義の問題点を指摘する。

 まず、例のプレゼンの前半だ。前半では、「原発の問題点」をたくさん並べている。堀義人は、原発推進派なので、これにいちいち反論していたのだろう。馬鹿馬鹿しい。
 私だったら、「原発の問題点」については、「すべておっしゃるとおり」と語って、スルーする。

 「おっしゃるとおりで、原発は駄目です。少なくとも、あと 10年ぐらいは駄目です。ですから原発廃止・縮小論には賛成します」
 これでおしまいだ。議論にはならずに、プレゼンの前半(原発論議)はスルーされる。
 
 次に、後半だ。
 孫正義は、自然エネルギーを推進するべき理由をあれこれと述べる。これについても、私はスルーする。
 「おっしゃるとおりで、自然エネルギーはクリーンで素晴らしいエネルギーです。それが増えるとしたら、とてもいいことですね」
 と述べて、自然エネルギーを推進することに賛同する。
 すると、孫正義は、怪訝そうな顔をして、問い返すだろう。
 「だったらどこが問題なのですか?」
 と。そこで私が答える。
 「自然エネルギーが少しずつ増えるのはいいが、急激に増やそうとして莫大な補助金を出すのがいけない。金で強引にやろうとするのがいけない。なぜなら、莫大なコストがかかる割に、効果はほとんど皆無だからだ」 

 と。すると、孫正義は、こう反論する。
 「莫大なコストがかかる割に、効果はほとんど皆無だって? 私のプレゼンを見てください。コストは少しなのに、効果は多大ですよ」
 と。そこで私が反論する。
 「あなたのプレゼン資料は、ペテンだらけだ。こんなペテンにだまされると思っているのか? 堀義人ならば、あっさりだまされるだろうが、あいにく、私は堀義人ほど、バカじゃない」


 そこで以下では、孫正義の間違いについて、具体的に論証しよう。論点を列挙する。
 
 ──

 (0) 数字のゴマ化し

 まずは、最大のペテンを示すことにしよう。
 今回のプレゼンで、孫正義の主張の最大の眼目は、次のことだ。
 「火力発電の価格上昇はすでに 530円もあったが、自然エネルギーの価格上昇はたったの 200円にすぎない。(3,500万kW導入時)」

 
 これは真っ赤な嘘だ。たったの 200円のわけがないでしょうが。よくもまあ、これほどの嘘を堂々と書くものだ。これにだまされるほうもだまされるほうだが。ともあれ、具体的に指摘しよう。

 (A)矛盾

 200円という数字が嘘であることは、見てすぐにわかる。

 第1に、ドイツでは、家庭用の電力価格は、2〜3倍に上昇した。そういう既存情報に矛盾する。(反対派の根拠。堀義人など)

 第2に、推進派の朝日新聞(社説)なども、「 150円程度では全然足りないから、もっと大幅に上げよ」と主張している。
  新制度による買い取り金額は電力代に上乗せされる。この上乗せ分を1キロワット時あたり0.5円を超えさせないとする案が有力になっている。標準家庭だと月額150円にあたる。電気代の急激な上昇を避けるためという言い分だ。
 普及をめざす自治体やNPOは落胆している。滋賀県の嘉田由紀子知事は「今の審議のままでは、普及法ではなく阻害法になる」と語り、関西の他の知事とともに批判声明を出した。
 化石燃料の輸入や原発にかかわる負担増には歯止めがなく、自然エネルギーの上乗せにだけ先に上限をつけるのか。国民の理解を得られるだろうか。
( → 朝日・社説 2011-08-04
 このように、月額150円〜200円程度では、太陽光発電の普及効果は小さい。そのことは国民的合意になっている。その上で、次の二者択一がある。
  ・ 普及効果は小さくとも、月額150円にとどめるか。
  ・ 普及効果を大きくするために、月額1万円以上にするか。(ドイツ並み)
 この二者択一だ。(中間的な案もあるが。)
 一方、孫正義の言っているのは、こうだ。
 「月額 200円程度の負担で、大幅に普及させることができます」

 これは嘘八百だ。よくもまあ、こういう嘘八百をつくものだ。人々をだますのは、やめてほしい。ペテン師と言われても仕方あるまい。
 だいたい、「月額 200円程度で済む」というのであれば、その方針を公言すればいい。現在、国会では再生エネ法案が審議されているが、そこでは次の対立がある。
 「月額 150円程度の上限を、かぶせるか、かぶせないか」
 この対立において、朝日のような普及派は、「上限をかぶせるな。莫大な金額を出せ」と主張する。一方、経団連などの慎重派は、「月額150円にとどめよ」と主張する。
 孫正義が、自説を正しいと思うのであれば、慎重派に賛同するべきだ。「月額200円にとどめよ」と。彼がその主張を取るのであれば、私も支持する。(それは私の方針でもある。私の方針は、太陽光エネルギーに絶対反対ではない。月額200円なら、補助金を出していい。)
 もし「月額 200円程度で済む」というのが孫正義の方針であるなら、私はそれを支持する。対立する点は、何もないことになる。
 しかしながら、孫正義は、実際には「1kW を 40円で買え」と主張する。それではとうてい、月額 200円程度で済まない。彼の主張していることは、「月額 200円程度で済む」と口にしながら、「月額 1万円程度がかかるようにする」というペテンだ。あまりにもひどいペテンだ。
    ( ※ 余談だが、アメリカも、似たようなペテンをしている。次期戦闘機の候補である F-35 を「日本向けには 6500万ドルで提供します」と激安価格を示している。しかし、アメリカ国内向けには、その倍額で提供することが決まっている。日本向けならば、さらにそのまた倍額になってもおかしくないのに、半額で提供すると申し出ている。明らかにペテンだ。どうせ契約後に、理屈を付けて、4倍ぐらいの価格に上げるに決まっている。……孫正義のやっているペテンも、それと同様だ。)

 (B)出典

 ではなぜ、孫正義は、「月額 200円程度で済む」と主張したか? その出典を探すと、文中に「経産省試算」と書いてある。これでお墨付きを得たつもりでいるようだ。
 では、その「経産省試算」とは、何か? そのリンクを示せばいいのに、そのリンクを示していない。それだけでも、うさんくさい。
 そこで、私がネットを調べると、その出典が見つかった。これだ。
  → 経産省の資料(PDF)

 これを見るとたしかに、次のように書いてある。
 「導入量は3,200万〜3,500万kW程度の増加。制度開始10年後に約150〜200円/月
程度」

 ただし、である。このような低額の負担で済むとしたら、補助金の額も低いはずだ。そこで、補助金の額を見ると、こう書いてある。
 「買い取り価格は 1kWあたり 15〜20円」 (10年後の時点で)

 つまり、ここでは、「1kWあたり 40円」なんていう、高い価格は設定されていない。「15〜20円」にすぎないのだ。それだからこそ、月額で「150〜200円」という小さな負担で済むのだ。

 要するに、孫正義は、二枚舌を使っている。
  ・ 国民が負担するときには「15〜20円」という低い価格を前提とする。
  ・ 自分が買ってもらうときには「40円」という高い価格を前提とする。

 これはまあ、「20円ですよ」と言って「40円いただきます」というのと同様だ。ひどい詐欺だ。
( ※ 比喩的に言うと、ハムを「200円ですよ」と示して、レジでは 400円を徴収するようなものだ。詐欺商法。)


 なお、ひとこと追加しておこう。経産省の試算では、将来の普及率が、とても高くなっている。それはかなり楽観的な見通しによる。
 「補助金はたいして出さなくても、太陽光発電のコストは大幅にコストダウンするだろう。だから、10年後には、大幅にコストダウンした太陽光発電を利用することで、わずかな補助金で、大幅な発電量が得られる」
 というふうに。
 そして、こういう楽観的な試算に基づいて、孫正義は「月額 200円程度で済む」と主張する。あまりにも人をだますインチキ論理だ。
( ※ 比喩的に言うと、「この株は将来的に大幅に値上げしますよ。だから是非買いましょう」と勧める証券マンみたいなものだ。十年後の株の価格なんて、どうなるかわかったものじゃないのに、勝手に大幅に値上げすると決めつけて、「だから買いなさい」と強引に勧める。一種の詐欺商法。)

 ──────

 上記の点以外にも、インチキ論理はたくさんある。以下で列挙しよう。

 (1) コストダウンの予想

 プレゼンでは、「自然エネルギーの発電コストは下がる」とだけ記している。根拠を記していない。根拠レス。こんなのは明らかに論理になっていないし、論証できていない。
 実は、孫正義はかねて、「大量生産により太陽光発電のコスト低下は可能だ」と述べている。しかし、それが間違っていることは、すでに指摘したとおり。そちらを参照。
  → 朝日新聞と孫正義米国の太陽光発電
 ※ 要するに、大量生産をしても、大幅なコストダウンは起こらない。
   なぜなら、すでに大量生産はなされているからだ。

 ──

 (2) コストダウンと論理矛盾

 仮に、孫正義の主張するように、「自然エネルギーの発電コストは下がる」ということが成立するとしよう。
 ならば、なすべきことは、「急いで普及させる」ことではなく、「待つ」ことであるはずだ。待てばコストダウンが起こるのだから。この件は、前にも述べた。
  → サイト内検索

 たとえば、地デジならば、それを普及させるためにどうするべきか? 5年前の時点(1台50万円ぐらいのとき)に、補助金を 30万円ぐらい出せばいいのではない。そんなことをしても、地デジのテレビは普及しない。かわりに、4年ぐらい待てばいい。そして、4年たって、地デジのテレビが(技術革新によって)10万円ぐらいまで下がったら、その時点で、「エコポイント」という補助金を1万円ぐらい出せばいい。そのことで、普及率は大幅に上昇する。(実は、一時的に品不足になったぐらいだから、補助金の出し過ぎであった。補助金はその半分でも十分に効果があっただろう。)

 太陽光発電も同様だ。今みたいに滅茶苦茶に価格が高いときに、補助金を多額に出しても、ろくに効果はない。もっと大幅にコストが下がった時点で、少額の補助金を出せばいい。それで足りる。
 孫正義自身が「将来的にコストは下がる」と述べている。そして、「将来的にコストが下がる」ということは、「今はまだ強引に普及させるべきではない」ということだ。地デジを見ても、そのことがわかるはずだ。

 ──

 (3) 雇用創出効果

 「自然エネルギーの経済効果として、生産誘発額が 50兆円程度、雇用創出が 50万人」と述べて、「こんなに雇用創出効果があるんですよ」と示している。しかしこれは、経済学のペテンである。
 なるほど、その分の生産誘発効果は、たしかにある。(額がその程度かどうかは別として、とにかく、ある。)
 だが、そこで生産が誘発される分、他の部門では生産が減る。たとえば、火力発電などの生産が減る。
 また、電力価格が上昇する分、人々の消費額は他部門では減るから、他部門では生産が減る。
 結局、「自然エネルギーで生産が増えた分、他の部門で生産が減る」というふうになるから、差し引きして、全体では、増えも減りもしない。……これが経済学的な正しい認識だ。
 つまり、総額は変わらない。総額を変えるのは、マクロ経済学の経済政策であり、個別の事業方針ではない。個別の事業方針が影響するのは、総額ではなく、配分だけだ。そして、配分においては、一方が増える分、他方が減るだけだ。
 
 たとえて言うと、こうだ。
 「右手に百円、左手に百円あります。ここで、右手にある百円を、左手に置きます。すると、左手にあるお金が、百円から二百円に増えました。あっというまに百円増えたのです。何とすばらしいでしょう!」
 これで人をだます。「左手で百円増えた」ということだけを見せて、「右手で百円減った」ということを隠す。
 そういうペテンだ。そして、そのペテンに、たいていの人はだまされる。

( ※ これと似たのが、阪神の優勝効果」などの試算だ。なるほど、阪神百貨店では、かなりの売上げ増加があるだろう。しかしその分、他の分野の売上げは減少するから、差し引きすれば、日本全体では何もかわらない。右手と左手の論理。それをゴマ化すペテンが多すぎる。)

  
 ──

 (4) 原発からの転換

 孫正義はプレゼンの最後で、こう語る。
 「原発は危険だから、自然エネルギーを推進する」

 しかしこれも屁理屈だ。「原発が危険だとしても、LNG などの代替手段がある。だから、上の論理は成立しない。つまり、次の式は成立しない。
  原発の廃止 = 自然エネルギーの推進

 正しくは、こうだ。
  原発の廃止 ≠ 自然エネルギーの推進


 孫正義が、原発の廃止に熱中するのはいい。それについては、私も特に反対しない。しかし、だからといって、自然エネルギーの推進に邁進するのは、見当違いだ。
 特に、同じく自然エネルギーの推進をするにしても、(技術革新にともなう)逐次的な普及促進ではなく、(補助金による)急進的な普及促進を取るのは、技術者としても方針が間違っている。

 たとえば、次世代の通信規格があるとして、それを普及させるには、どうすればいいか? 技術の進歩に応じて、少しずつ普及させればいいだろう。
 なのに、技術の進歩を無視して、「いまだに実験室段階で高コストのものを、国の補助金で大量に普及させよう」としても、補助金を無駄に食うばかりで、普及率はろくに上がらない。
 技術というものは逐次的に発展するものだ。それには時間がかかる。金をかければ済むというものではないのだ。
 そういう基本を理解できていないという点で、孫正義は技術者としては二流だと断言されるだろう。

 孫正義に勧告しておきたい。「技術とは何か」というものを、もっとよく理解することだ。特に、若いころの自分を思い出すといい。あの頃の自分は、いろいろと発明したはずだが、それは何によって達成されたか? 誰かの資金によって達成されたのか? それとも、自己の創意によって達成されたのか? 
 新しい技術を産み出すのは、大量の金ではなくて、新しいアイデアである。「金さえかければいい」と思う孫正義は、若いころの才気を失ってしまっている。何でもかんでも金で片付けようとする、平凡な経営者に成り下がってしまっている。

 「金さえ出せばすべてが片付くというものではない」

 この言葉を、日本で一番の金持ちである、孫正義に贈ろう。
 
 ──

 (5) 利益の再投資
 (追記しました)
 マスコミも、一部で話題にしている。
 孫氏は堀氏に利益追求のために自然エネルギー事業に邁進する“政商”だと批判されたことについて「たいがいにせい、と言いたい」と激高。「事業で得られる利益や配当は少なくとも40年間は1円もいらない」と語り、ボランティア的に自然エネルギー普及に取り組む姿勢を強調した。
( → 産経
 これもペテンだ。理由は、下記。 
 
 「利益や配当は少なくとも40年間は1円もいらない」というが、その間、利益や配当を再投資に向けるだけだ。(プレゼン資料に書いてあるとおり。)
 再投資するというのは、利益や配当を受け取らないという意味ではなくて、投資をするだけであるから、貯金と同じである。
 たとえば、国債は、半年ごとに利子が支払われる。この利子をそのまま受け取ってもいいし、その利子を再投資して国債を買ってもいい。ここで、利子の分を再投資に回すということは、利子を受け取らないということではなくて、利子の分を貯蓄するというだけのことだ。
 孫正義は、その利子に相当する分を、「再投資に回す」と言っている。なのに、口ではきれいごとで、「利益や配当は少なくとも40年間は1円もいらない」とも言っている。これは嘘だ。もし「いらない」のであれば、その分を、再投資に回さず、被災者に寄付すればいい。
 はっきり言って、孫正義は、利益の分をまるまる被災者に寄付すればいいのだ。(再投資ではなくて。)つまり、リスクは自分で負担し、リターンはすべて被災者に回す。ハイリスク・ゼロリターンである。それならば、まだ名分は立つ。
 なのに、リターンがあるにもかかわらず、「再投資に回すから、利益は受け取りません」と言い張るなんて、ペテンもいいところだ。善人ぶるのはやめてほしい。 ( といっても、ペテン師というものは、常に善人のふりをするものだが。 (^^); )

   


 [ 余談 ] 
 本項は、思ったよりも、かなり長くなった。それだけ、孫正義が、論敵としても優れていることになる。
 堀義人については、語ることも少なかったが。……(やはり孫正義と堀義人では、役者が違うということか。 (^^); )



 【 関連項目 】

  → 朝日新聞と孫正義

 他にも、孫正義の太陽光プロジェクトについて、いろいろと論じている。下記の検索でわかる。

  → サイト内検索「孫正義」
 


 【 関連サイト 】

 ソフトバンクが「 40円/kWh 」を主張していることについては、下記で簡単に見つかる。
  → Google 検索
posted by 管理人 at 10:36| Comment(12) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
孫正義のつぶやき。
 ──
私は、上から目線の評論家をあまり高く評価しない。何故なら、彼等は高邁な理屈を唱える割に何等行動を起こさないから。 「言うは易く、行うは難し。」 そんなに偉そうに言うならやってみろと言いたい。 私は突き進む。ボロボロになっても。
http://twitter.com/#!/masason/status/99695283935514624

 ──
 そんなに必死になって、悪の道を進まないでください。やればやるほど、国民が苦しみます。
 一方では 100億円を出して被災者を救い、他方では数千億円を国民から奪う。……やっていることが矛盾しているでしょ? 
 それとも、あの 100億円は、数千億円を盗むための、宣伝費だったのか? それなら矛盾はしないが。
 いずれにせよ、悪の道を進まないでほしい。国民の金を盗まないでほしい。やるなら自分の金でやってほしい。
 自分の金でやるなら、誰も文句言いません。国民の金でやるから、多くの人々が文句を言う。
Posted by 管理人 at 2011年08月06日 13:25
(5) 利益の再投資
 を、加筆しました。
  タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2011年08月06日 14:07
>総額は変わらない
国民負担が15円、孫正義が取るのが40円なら、(40円ー15円)が政府の財政支出分ですね。
とすれば、マクロ経済学においてもその支出の乗数効果分は国民所得が増える、と考えるのではないでしょうか?
Posted by マッシュ at 2011年08月06日 15:36
> 政府の財政支出分

 政府の財政支出分はゼロです。かわりに電気料金の値上げとなります。
 イメージ的に言うと、家計の支出は電気代の分、1万円、増えます。しかし収入は変わらないので、他の支出が減ります。
 結果的に支出総額は変わりませんが、支出先が変わります。どう変わるか? 太陽光発電の半分以上は、中国製となります。

 単純に言うと、各家庭は毎月1万円ずつ余計な所得を強いられ、それに加えて、中国に産業を奪われる分、所得が減ります。実質所得は毎月1万5千円の損。年間20万円ぐらいの損。10年間で200万円ぐらいの損。
 その一方で、孫正義は中国や韓国の産業に貢献したとして、中国や韓国から表彰されるでしょう。
 「日本を弱体化し、かつ、中国や韓国を強化するとは。これほど優秀な工作員は、めったにいないな。史上最優秀の英雄的な工作員だ」と。
 そのあとで、質問する。「どうやって、それほどうまく日本を自滅させたんですか? 教えてください、孫さん」
 答えて曰く。
 「簡単です。日本人をだますには、おだてればいい。猿もおだてれば、木に登る。それと同じです」
 「どうやっておだてたんですか?」
 「日本人をおだてるには、エコという言葉を使えばいい。あなたは賢明だから、エコのために努力してください、と言えばいい。そうすれば日本人は愚かだから、どんどん金を出すんです。エコキャップだってそうでしょう? あれと同じです。日本人ほど愚かで、だましやすい民族はない。エコと語れば、それで済むのさ」

 ──

 なお、金額が同じなら、結果も同じだ、と思うのは早計です。国民にとって必要でもない自然エネ or 太陽電池を強制的に買わされても、うれしくありません。「1万円のものだから、買わせてやるぞ。ありがたく受け取れ」と言われても、私だったら、「そんなもの、ゴミと同じだ」と思います。「ゴミを買わせるぐらいなら、金を返してくれ」と思います。
Posted by 管理人 at 2011年08月06日 16:22
貴方に役者が違うとか書く資格あるの?
面と向かって言わないと意味ないでしょ。
根本的な所から違うと思いますよ。
ブログなら好き勝手書けますよね。
Posted by taka at 2011年08月06日 21:20
> ブログなら好き勝手書けますよね。

そうですよ。別に Ustream の場で言ったわけじゃない。その場で「政商だ」と相手を罵倒した堀さんとは違います。

また、私だけが正しいと言っているわけじゃない。私はそう思うと書いているだけ。その点は、あなたが別のように思うのと、同様です。あなたもコメント欄で、好き勝手なことを書いているし。おたがいさま。

ところで、「役者が違う」というのは、孫正義さんを褒めているんですけどね。褒めてはいけないというのなら、その理由を書いてくださいね。
Posted by 管理人 at 2011年08月06日 21:32
御自身でモリモリトップ営業を掛けている小ぶり
なIT企業の社長さんのブログを好きで読んでい
るのですが、ITがらみの話題の時は孫氏を大絶
賛だったのですが、太陽光発電に話題が移ってか
ら全く論評しなくなりました。経営者としての勘
で管理人様と同様の察しを付けているのかもしれ
ませんね(一応ブログ名は伏せます。必要でした
らメールでお知らせします)。
Posted by 七氏井 at 2011年08月07日 03:39
なるほどぉ・・・
堀さんは,ペテンの部分を集中的につくべきだったですね.
堀さんのやられっぷりが見ていて気の毒でした
Posted by youkazu7777 at 2011年08月07日 22:25
>「言うは易く、行うは難し」

確かにそうなのだが、実際にその「行動」が正しいかどうかは、別の問題である。

孫さんは素晴らしい実業家だが、あまりにも稼ぎすぎて、「自分は偉い」という錯覚から抜けられないのだろう。
Posted by sasakinet at 2011年08月08日 09:18
力不足のことを「役者不足」って言うんですね。
知らなかったです。
勉強になりました。
Posted by DLL at 2011年08月08日 18:47
鋭いご指摘、興味深く拝読しました。

最後のページで吹きました。「新会社を設立し、40年間ソフトバンクへの利益配当無しで自然エネルギーに再投資」。
利益配当しなくても新会社の内部留保は結局株主であるSBのものですし、株式市場は当然この新会社の価値の増加分をSBの株価に織り込みます。
配当なんて受け取らなくても、SBは十分おいしいはずです。
こんな子供だましをそのまま無批判に記事にする産経の記者も情けないですね。
Posted by 通りすがり at 2011年08月09日 23:53
孫正義のプレゼン資料の 34ページに
 「自然エネルギーが主電源」
 という記述がある。これを見ると、
 「太陽光、水力、風力が主体」
 と見えるが、実はそれはインチキだった、という話がある。「太陽光など」と記している部分は、実は太陽光ではなくて、コジェネだった、という話。
 → http://blogs.itmedia.co.jp/sakamoto/2011/08/energy-spain-d4c6.html

 また、それを除けば、自然エネルギーというのは水力と風力のことだ。
 だったら、孫正義は、水力と風力を推進すればいい。太陽光をめざすのは、あまりに論理が滅茶苦茶だ。比喩的に言えば、
 「日本では軽自動車のシェアが 40%ぐらいあ って、圧倒的に主流となっています。それほどにも自動車というのは大切なものです。だから私がフェラーリを買うお金を国民から徴収します」
 というようなものだ。理屈になっていない。
 ペテン。

 こんなのにだまされる人が多いのが不思議だ。
Posted by 管理人 at 2011年08月28日 13:58
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