2011年07月11日

◆ 電力不足は起こらない 2

 7月11日は、今夏の電力需要が最大になった。(東電管内で)
 これをもって「今後は予断がならない」と危険視する声もあるが、実は電力はたっぷりと余っている。 ──
 
 7月11日は、今夏の電力需要が最大になった。
 東京電力管内の電力需要が11日、ピークの午後2時台に4599万キロワットに達し、この夏最大を記録した。東北電力管内でも同日、午後2時台に電力需要が1183万キロワットとこの夏最大となった。各地で梅雨明けし、猛暑でエアコン使用が増えたためとみられる。
 東電は最大供給力(5200万キロワット)に対する使用率が約88%、東北電は最大供給力(1275万キロワット)に対する使用率が約93%に上った。
( → 毎日新聞

 東電によると、学校が夏休みになると、昼間の家庭の電力消費が増える傾向にある。昨年夏は7月23日に5999万キロワットを記録している。
( → 朝日新聞
 これだけを読むと、7月下旬は危険水準に近づくと思える。
 「最大供給力は 5200万kW なのに、現状では 4600万kW だから、気温が上昇して、夏休みに入れば、需給はほとんど同じになる」
 というふうに。
 しかし、それは東電の数字にだまされている。

 ──

 前に、東電の数字は嘘だ、と説明した。つまり、東電が示している「本日のピーク時供給力」というのは、勝手に減らした数値であり、実際にはもっと電力があるのだ……と。
  → 冷房をもっと使っていい

 正しい数字はどれだけか? これも前に説明した。
  → 電力不足は起こらない
 
 要するに、「7月の需要 5500万kw。供給力 5680」である。このことは、次の記事でも掲載されている。
  → 供給は7月末5680万kW (サーチナ)

    ( ※ この正しい情報を伝えているのは、例によって中国系のサーチナ である。日本の情報を正しく知りたければ、日本のマスコミは当てにならないので、中国系から情報を仕入れるしかない、ということか。)


 ともあれ、正しい数値は、5680万kW である。(若干の修正はあるが無視していい。)
 一方、随意調整契約の分も 320万kW ある。昨年に比べて、200万kW ほど積み増しされた。( → 電力不足は起こらない

 どっちみち、電力不足は、起こりようがない。日本のマスコミだけを見ると、「大変だあ」と騒ぎ立てるが、そういうイエローペーパーみたいなのを信じる必要は、さらさらない。
  


 [ 付記 ]
 朝日は、福島の放射線についても、「大変だあ」と騒ぎ立てる。
  → 微量放射線と過剰報道
 そのせいで、福島の女性が、婚約解消されたりする。あるいは、福島から転向した子供が、転校先でいじめにあったりする。そういう風評被害みたいな事例がどんどん起こっている。
 そういうのを抑制するべきなのに、逆に朝日は扇情的にがなり立てて、世間の迷妄を拡大する。イエロージャーナリズムですね。ちょっとは反省してもらいたいものだ。

 電力についても、同様だ。実際には、電力はたっぷりと余っているのだから、東電の「 5200万kW 」なんていう嘘数字を発表せずに、「実質 5900万kW ぐらいあります」と真実を語るべきだ。
 


 【 関連項目 】

  → 電力不足は起こらない
  → 冷房をもっと使っていい
posted by 管理人 at 22:08| Comment(1) |  震災(東北・熊本) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本項の指摘と同じ内容のことを、東電の社長がようやく認めた。12日の日経の記事。
 ──
 東京電力の藤本孝副社長は11日、日本経済新聞のインタビューに応じ、1日から実施されている電力使用制限令に基づき「同じ気温でみた場合に10〜15%程度電力使用量が減り、夏場は乗り切れるメドがつきつつある」と指摘した。その上で、東電よりも需給環境が厳しい西日本の電力各社に対し「要請があれば、応援融通を検討しなければならない」と述べた。
http://t.co/t1gGqbF
http://twitpic.com/5op7xc
Posted by 管理人 at 2011年07月12日 17:07
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