2011年05月27日

◆ デマ政治家(放射線)

 放射線に関して、デマを振りまく政治家がいる。それに引っかかって「大変だあ!」とネットで騒ぐ阿呆が多い。汚染水についても、デマだと判明した。 ──
 
 汚染水の処理には数兆円かかる、というデマが出回ったが、実は数十億円であると判明した。
  フランスのアレバ社は、福島第一原発で発生する汚染水の浄化費用が数十億円になることを明らかにしました。
 アレバ・ジャパン、レミー・オトベール社長:「浄化システムのすべてを合わせた費用は数十億円です。システムは固定価格で提供します」
 アレバ社の浄化システムをめぐっては、処理に「兆円単位の費用がかかる」という指摘が出ています。これに対して、アレバ社日本法人のオトベール社長は、福島第一原発から出る汚染水の処理費用として数十億円で東京電力と契約したことを明らかにしました。
( → テレビ朝日

 東京電力は27日、福島第1原発のタービン建屋地下などにたまった高濃度の放射性物質を含んだ汚染水の処理費が総額531億円に上るとの試算結果を公表した。1立方メートル当たり21万円となり、東電が全額を負担する。処理費用を巡っては、総額数十兆円に上るとの臆測も流れていたが、東電側が否定した。
( → 毎日新聞
 一方、十数兆円という金額を出した人もいる。自民党議員だ。
村上「そしたらですね、この6万トンにつき、まあある会社から言わせれば、1トンにつき2億円かかるって言うんですね。1トンにつき。6万トンですよね。十数兆ですよ」
( → 文字起こしブログ
 これをまともに信じている阿呆がネットにはたくさんいる。
  → Google 検索

 たとえば、池田信夫はこう語った。
 村上誠一郎議員の「1トン2億円」という単価の根拠はさだかでないが、アレバの見積もりだと思われる。単価がこれより安いとしても、年内に処理の必要な汚水は20万トン。少なくとも六ヶ所村でアレバの巻き上げた2兆2000億円は確実に取られるだろう。
( → twitter
 まったく、どうしようもない連中ばかりだ。デマばかりを振りまく。
 


 [ 付記 ]
 上記の「文字起こし」のサイトでは、「東京で、放射線管理区域(wiki「放射線管理区域」)に相当するほどの高い放射線が、暫定的にだが検出されている」という記述がある。
 これを見て、「東京も汚染されている! 大変だあ!」と騒ぐ人もいる。しかし、勘違いだ。
 なるほど、そのデータは、特定の数日間については成立する。しかし、それ以後は、成立していない。
  → 新宿区のグラフ 

 単なる瞬間的データを見るだけなら、他にも放射線を浴びるデータはいっぱいある。
  → レントゲンにCT……放射線被曝は大丈夫?

 要するに、短期間の放射線被曝は、あまり心配しないでいい。たとえ「年間 20 mSv に相当する量」だとしても、それが 365日でなく1日のことだとすれば、実質的には、 1/365 の効果しかない。大騒ぎするほどのことではないのだ。

 世間にはデマを流す人が多すぎる。だまされないようにしよう。さもないと、地球上では生きていけなくなる。というか、前項で述べたように、心配性のせいでかえって寿命が縮まる。

  → 放射線より心配性が危険 (前項)
posted by 管理人 at 22:15| Comment(6) |  放射線・原発 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
池田信夫の発言は、字数制限から表現がわかりにくくなっているので、解説する。

> 少なくとも六ヶ所村でアレバの巻き上げた2兆2000億円は確実に取られるだろう。

 というのは、次の意味である。

 「少なくとも六ヶ所村でアレバの巻き上げた(額に相当する)2兆2000億円は、(今回の汚染水でも)確実に取られるだろう。」

 なお、「六ヶ所村でアレバの巻き上げた」というのは不正確。正しくは、「六ヶ所村でアレバが請求金額の欄に記した」である。「巻き上げた」というのは、事実ではない。まだ請求書段階だ。日本は大幅に値切れる。
 文句を言うなら「値切れ」と書くべき。
Posted by 管理人 at 2011年05月28日 09:13
いつも読ませて頂いております。
毎回、有益な話を聞かせて頂き、本当にありがとうございます。
今回の内容はちょっと気になる点がありましたので、レスさせて頂きました。

まず、汚染水の処理費用に関しては、実際に処理が行われてから物申した方がよいと思います…

それと、[ 付記 ]の前半部分に関して、
もはや定番のツッコミではありますが、”あまり心配しないでいい。”とおっしゃるのであれば、
ちゃんと放射線と放射性物質の違いについてもこの場で言及しておくべきだと思います。
これだと、枝野官房長官の”ただちに影響はない”発言と一緒です。

説明不足では、余計に不安を煽ってしまうのです。
Posted by たも at 2011年05月28日 16:47
すみません、コメントの追加分を読んでいませんでした。
それを踏まえてもちょっとグダグダな感じが致しますが、2兆円が数十億円に値切れるわけではないでしょう。
まさか、今回は数十億円で契約してるから間違いない!これ以上請求はないしお金もかからない!と確信しておられるのでしょうか。
メルトダウンの絡んだ汚染水の処理って、乱暴に言ってそんなに簡単なのか、数十億円で収まるのか、私には分かりませんが…
いずれにせよ、どうしようもないとか、デマとか、うさんくさいとか、
これは煽り過ぎであり、自民の人も南堂さんも双方とも冷静な発言ではないと感じます。


長文失礼致しました。
最終的には、この国難は乗り越えられるものであると、私は確信しております。
Posted by たも at 2011年05月28日 16:54
あせらないで、ちゃんと読みましょう。本文中に全部書いてありますよ。
 汚染水は、アレバ社がすでに「数十億円で固定価格」と確言しています。数十兆円というのはただのデマ。
 2兆円は六ヶ所村で、別の話。これも憶測。次項参照。

 ”あまり心配しないでいい。”も説明済み。
Posted by 管理人 at 2011年05月28日 17:14
返答をありがとうございます。

説明不足だったようで、申し訳ありません。
とりあえず、全部読み返してみようと思ったところ、
私が最初に読んだ時と文章の景色が大きく変わっております…

それは置いといて、本記事を含め過去1週間ほどの内容を見直してみましたが、
密接に関わる内容はあるものの、やはり”放射性物質”及び”内部被曝”という単語は
本文に使用されておらず、5/22の記事の「コメント欄」にて初めて目にすることが出来ました。
被爆に関する内容については、庶民レベルで心配する意味は無いという点で同意なのですが、
本気で他人を説得されるのであれば、単に洗えばいいとか心配しないでいいだけではなく、
野菜から”何を”洗い落とすのか、やはり本文にてこれらの単語をきちんと用いて表現すべきだと思うのです。
考慮済とか強気に言われても、説得される側が読んでどう思うか、という事だと思います。

正確さを心がけておられるのであれば尚更だと思いますが、如何でしょうか。
次からでよいと思いますので…
しつこいようなので、この件はこれで最後にしておきます。
Posted by たも at 2011年05月30日 07:53
「内部被曝」は何週間も前に語ったことなのでサイト内検索してください。「放射線」も同様。
 検索の問題です。
Posted by 管理人 at 2011年05月30日 08:36
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