2011年05月02日

◆ 盲人の白杖のIT化

 盲人が駅で転落死した例がある。これを防ぐには、駅にホームドアを設置するより、白杖をIT化する方が容易だ。 ──

 盲人が駅で転落死した例がある。これを防ぐために、駅にホームドアを設置するという案がある。この件は、前に言及した。
  → ホームドアの解決策
  → ホームドアは必要ない

 それとは全く別のアイデアを出そう。それは、白杖をIT化することだ。次のように。
 「白杖の先端に、微弱電波を検知するセンサーを埋め込む。一方、駅のホームの危険な箇所(転落しそうな箇所)には、微弱電波を発する半導体を埋め込む。(半導体入りのゴムシートをホーム上に貼りつけるか、ホームの側面[レール側の壁面]に半導体を設置する。)と同時に、ホームの中央部には、微弱電波に対する妨害電波を発するようにしておく。」

 こうすれば、大丈夫だ。白杖を床面の少し上に浮かせながら、地雷探知機のように動かしていく。すると、やがて微弱電波を検知する。そのとき、白杖が振動するか発音するかで、危険を警告する。盲人は、気を抜いていたところに、いきなり警告が発されて、緊張する。そこで「危ないな」と理解して、危険地帯に近づかないようにする。

 ──

 この案は、(ホームドアに比べて)きわめて安価に実行できる。また、駅に限らず、あらゆる危険な場所で対応できる。
 大震災のことばかりに構えていないで、盲人の命を救うことにも、少しは気を配ってもらいたいものだ。弱者は被災者ばかりじゃない。
 誰かさんみたいに、弱者のことを無視しようとするのとは異なり、私は常に、弱者のことを気にかけたい。
 


 【 関連サイト 】

 駅のホームとは関係のない形なら、電子白杖というものが開発されている。

  → 紹介
  → PDF
  → 動画
posted by 管理人 at 19:39| Comment(2) | 安全・事故 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「歩行者ITS」の一形態として、10年以上前から
その構想や実証実験は実施されてきていますが、
なかなか普及しませんね。
費用対効果の面だけでなく、普及には多くの壁がある
ということでしょうか。

個人的には時間をかけてもホームドアを普及させて、
障害者を含めすべての駅利用者の安全を守るべきと
思います。
Posted by たろう at 2011年05月02日 16:36
ご指摘ありがとうございました。
 「歩行者ITS 白杖」で検索すると、あまり多くのサイトは見つかりませんが、次のページがあります。
 → http://bit.ly/l4vdOZ
 
 路面上にICタグを付けて進路案内する、というタイプです。
 駅のホームに付けて危険を警告する、というタイプは見つかりませんでした。

 ──

 ホームドアは有力ですが、莫大な金がかかるので、私が生きている間には、全駅に設置されることはないでしょう。十年以内に1%の設置ができれば上出来。
Posted by 管理人 at 2011年05月02日 17:38
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