記事はこれ。
茨城県神栖(かみす)市で行っている外海洋上風力発電が、震災後も24時間フル稼働を続けている。ほぼ無傷の状態で、一般家庭約7千世帯分の電力を東京電力に供給している。最後の一文から、この事業が成功しつつあることが窺える。風力はダメかと思ったが、洋上ならばOKかな。日本は海岸線が広いし、結構有望かも。(景観の問題はあるが。)
鹿島臨海工業地帯の護岸から約50メートル沖合に7基を設置し、6月から本稼働を始めた。風車の羽根の直径は約80メートル、支柱の高さは海面から約70メートルで、海底に直径3・5メートルの鋼管杭(くい)を25メートルの深さまで打ちこんでいる。7基合計の総発電能力は1万4千キロワット。同社によると、外海の洋上風力発電は国内で初めて。
東電からは「電力不足のため、フル稼働をお願いしたい」との要請があったという。
同社は現在の7基と同型の8基を同じ場所に増設する計画。
( → 福井新聞 )
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写真は、下記。
→ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/25342.html
→ http://tradersin.blog93.fc2.com/blog-date-20110411.html
見ればわかるように、浅瀬に柱を立てている。浮上式ではない。
【 関連項目 】
→ 洋上のエコ発電所
これも洋上の風力発電だが、柱ではなく、浮上式。
枠に入れた巨大な風車で発電し、いったん電気を水素にしてから、陸地に運ぶ、という方式。
壮大なホラ吹きみたいなものですね。実現性が皆無だとは言わないが、可能だとしても何十年も先の話だ。コストだって莫大になりそうだ。
だいたい、潮に乗って、どこかに流れ去ってしまいそうだ。(錨が切れれば。)
私としては、この方式を、「洋上浮体方式」というより、「ひょうっこりひょうたん方式」と名付けたい。 (^^);
→ ひょっこりひょうたん島の 動画