2011年03月27日

◆ 節電のために値上げ?

 今夏の電力不足への対策として、「料金の値上げを」という案がある。しかし、この方法は良くない。 ──

 今夏の電力不足が予想されている。そこで、需要を抑制する必要がある。そのために、「料金の値上げを」という案がある。政府はこれを実行するつもりだ。
  → 節電へ料金上げ提案 経財相、一般家庭向け

 しかし、需要を抑制するために「料金の値上げを」というのは、あまりにも安直だ。馬鹿の一つ覚えみたいだ。知恵がない。  (^^);
 
 そこで、知恵のある方法として、前項の方法を述べた。
  → 今夏の停電をなくすには?(逐次タイムシフト)

 ただ、それはそれとして、「料金の値上げは良くない」ということの根拠を、ここでは示そう。
 【 注記 】
 ただし、注意。「値上げは絶対に良くない」という趣旨ではない。「補助的に値上げを追加する」というだけならば、問題ない。(後述)
 一方、「値上げを主力にして、これだけで需要を抑制する」という強圧的な態度には、問題がある。そんなことをすると、やたらと値上げ幅を大きくする必要があり、社会的な混乱を招くからだ。
 比喩的に言うなら、人をA室からB室に異動させるときには、A室の人々を強圧的に圧迫すればいいのではない。そんなことをすれば、人々は苦しむばかりだ。それよりは、A室とB室との間のドアをひろげる方がいい。また、人々が整然と秩序正しくなだらかに移動すればいい。これが「知恵」というものだ。やたらと力任せに圧迫するのは、愚策である。

  ────────────

 値上げという方法がよくないことの理由を示そう。

 【 基本 】

 無駄な電力を抑制することはできるだろうが、必要な電力を抑制することはできない。特に、生産活動のための電力は、必要不可欠だ。また、冷房のための電力も、なかなか抑制しがたい。いずれにせよ、節電には限界がある。
 そこで、このあとで「値上げ」という措置を執るが、すでに人々はできる限りの節電をしている。これ以上の節電は、値上げしようがしまいが、非常に困難だ。「節電しよう」という意思によって節電できるようなものではない。(代償が大きすぎる。)
 これ以上の節電を実行するには、「値上げによって苦痛を与える」という方針を採ると、あまりにも多くの苦痛を与えざるを得なくなる。それはまずい。(人々を不幸にしてまでやるのでは、やる意味がなくなる。)
 では、どうすればいいか? 「値上げによって苦痛を与える」という方針のかわりに、「生活スタイルを変える」という方針を採ればいい。この場合、生活スタイルを変更することにともなって、自動的に節電ができる。より正確には、ピーク電力を下げることができる。(ここが肝心だ。)
 つまりは、「タイムシフト」だ。

 【 細目 】

 さて。タイムシフトをするとして、そのための推進剤として、「値上げ」を用いることできる。具体的には、「午後の料金を上げる」ということだ。これが政府でも提案されている。
 しかし、この方法は良くない。
  ・ 時間別料金は、企業は対象になるが、家庭は対象にならない。(メーターの都合)
  ・ 料金値上げだけで誘導するのは、成功しがたい。

 
 このうち、後者が重要だ。その理由を以下で示す。

 ──

 企業がタイムシフトするように、料金値上げで誘導するのはいい。ただし、料金値上げだけに頼って誘導するのでは、成功しがたい。理由は四つ。

 (1) 個別では無理(全員でやる必要)

 1社ごとに個別にタイムシフトするのでは、成功する保証がない。たとえば、早朝出勤するとして、従業員の通勤する電車やバスがない。昼のレストランも開いていない。仕事をしたくても、交渉先の会社がまだ営業していない。
 つまり、1社だけ先んじても、成功しない。だから、たがいに様子見しながら、「他人がやったら、自分もやろう」と思うだけで、誰もがいつまでも参加しない。
 だから、タイムシフトを成功させるには、「全員がいっせいに」という方針でなくてはならない。このことは、先に述べた。
  → 局所最適化と全体最適化

 (2) 時間がかかる

 全員いっせいにやるのならば、全体を急激に変更することが可能だ。この場合は、初期状態から最終状態まで、一挙に変化する。途中状態というものはない。
 一方、個別的な対処では、逐次的な変化となる。その場合、初期状態から最終状態まで、なだらかに変化する。その過程では、無数の途中状態がある。……この場合は、最終状態に至るまで、長い時間がかかる。また、途中状態では、多数の脱落者が出る。
 結果的に、やたらと時間がかかるし、成果も小さい。そんなことでは、成果が上がる前に、夏が終わってしまう。つまり、間に合わない。

 (3) できるかできないか

 善行というものは、金ではなく善意でやるべきだ。その意味は、
 「できるものがやる」
 ということだ。いわば、ノブレス・オブリージュみたいなものだ。
 具体的には、こうだ。
 健康で豊かな者こそ、率先して努力するべきだ。なぜなら、できるからだ。できるからこそ、やる。(早朝勤務など。)
 不健康で貧しい者は、あまりやらなくていい。なぜなら、できないからだ。できないからこそ、したくても、しないでいる。(病人や老人など。)
 するかしないかは、できるかできないかで決まるべきだ。金の有無によって決まるべきではない。

 (4) 金銭主義

 節電の理由は、金であるべきではない。そんな発想だと、
 「金のある奴は節電しなくてよくて、金のない奴が節電すればいい」
 という発想になりがちだ。それでは、貧しい弱者は死んでしまう。単なる大幅値上げは、「貧しい老人は熱中症で死ね」(クーラーなしで)と言っているも同然だ。
 また、節電の理由が金であるならば、
 「金を払えば電気を無駄にしていい」
 「金持ちは節電しなくていい」
 という理屈が成立する。
 すると、節電するのは庶民や貧乏人ばかりだ、ということになり、反発を食う。たとえば、
 「金がない奴は節電しろとは、むかつくな。勝手に値上げして、その言い分はないだろ」
 という反発が生じるかもしれない。
 だから、やたらと金銭に訴えるべきではない。何事もそうだ。札束で頬を張るような政策は好まれない。
 むしろ、善意によるべきだ。人が善悪で行動するように促すべきだ。そうしてこそ、3月下旬の節電の成功もある。そこでは、人々の善意ゆえに、3割ほどの節電に成功した。(値上げや脅迫によってではなく。)



 このあとは、補足的な話。

 [ 付記1 ]
 (4) について。
 「北風と太陽」という寓話もあるが、人に何かをさせたいときには、札束で頬を張ればいいのではない。あるいは、鞭でひっぱたけばいいのではない。むしろ、本人が自発的に行動するように、仕向ければいい。
 この一週間に、社会では節電が大きく進んだが、それは、札束で頬を張ったからではない。人々が「節電しよう」と自発的に努力したからだ。
 人を動かすには、「金がすべて」という方針は、有害である。札束で頬を張るようなこと(もしくは罰金で脅迫するようなこと)では、人々の心は離反していく。「お国のために協力してください」と頼めば、人々は節電に協力するだろうが、「金のない奴は節電しろ、この貧乏人!」という態度では、世間の猛反発を食うはずだ。

 [ 付記2 ]
 (1) について。
 1社だけの行動では無理でも、全員いっしょの行動では成功しやすい。このことは、ダーウィニズムふうに説明すると、こうなる。
 既存の環境に適応して生きていくのではなく、うまく生きていけるように自分で環境を変えてしえばいい。環境そのものを変えることは、一人では無理でも、全員でやれば可能になることもある。
 今夏の停電も同様だ。各人は環境のなかで最適行動を取ればいいのではない。各人が合意の上で、環境そのものを変えてしまえばいいのだ。ここでいう環境とは、社会環境だ。それが、3時間のタイムシフトだ。

 3月下旬の夜の繁華街を見るといい。レストランが夜間営業を停止していることが多い。なぜか?
 調べると、繁華街のレストランでは客がいないとわかる。開いている店は半分ぐらいで、そこでも客は半分ぐらいしかいない。人々はみんな繁華街に出向かず、さっさと帰宅するようになったのだ。
 そして、大勢の人々がいっせいに行動を変えたことで、レストランの営業時間も自発的に変わった。(営業短縮するようになった。)
 ここでは、社会全体で人々が生活様式を変えたから、レストランは新たな環境に応じて、営業を短縮するようになったのだ。(レストランは個別に利益誘導されたのではない。夜間電力料金が高くなったからではない。)



 [ 補足 ]
 「料金値上げだけでタイムシフトに誘導する」という方針は、ダメだ。
 しかし、社会的合意としてタイムシフトすることが合意されたあとでは、違反者への罰則という形で、料金値上げがあってもいい。
 ただしその場合は、違反していない人々まで罰されるべきではない。そんなことでは、節電に協力する意欲が薄れる。
 そのためには、次の措置を取ればいい。(細かな話なので、読まなくてよい。)

 設定料金は
  ・ 従量料金は高めにする。
  ・ 固定料金(初期料金)は、マイナスにする。

 つまり、
    y = a・xb
 という式で、係数の a を3倍の値にして、 b を負の数にすればいい。
  → 停電を停止せよ

 この場合、次のようにするといい。
  ・ 係数の a と b の値は、契約アンペアごとに決める。
  ・ 最低支払額が、契約アンペアごとに設定される。

 なお、最低支払額が設定されるのは、契約アンペアが大きいほど、 b の固定料金が大きくなって有利になるからだ。独身者が大幅なアンペアで契約すると、支払料金がマイナスになりかねないので、その弊害をなくす。

 シミュレーションするなら、次のようにすればいい。
  ・ 従来の使用量に対して、3割削減すれば、支払額はたいして代わらない。
  ・ 3割削減以外では、電力消費多いか少ないかに応じて、支払額が大幅に変わる。
   (従来程度に浪費すれば、支払額はかなり大きくなる。)




 [ 余談 ]
 「深夜電力を使うように誘導する」
 という案もあるが、これは無効だ。

 (i) 実施済み

 「深夜電力を使うように誘導する」という案は、すでに実施済みである。その制度は電力会社のページで見つかる。ゆえに、新たな効果はない。

 (ii) 無意味

 人はもともと無駄な電力など使わない。必要な分だけ使う。深夜電力が安いからといって、夜中に起きてテレビを見る人はいない。昼間の電力が高いからといって、昼間は仕事をしないで寝ているわけにも行かない。また、日中の照明や冷房がなくなるわけではない。
 深夜電力を利用するからといって、日中電力の利用を減らすことにはならない。生活リズムそのものが変わらないのだから、当然だ。
 深夜電力の利用は、何の意味があるか? 深夜の電力需要を新たに増やすことだけだ。それは、ガスの消費量(給湯など)を減らすだろうが、日中電力の利用を減らさないのだ。

 しいて言えば、例外も見つかる。それは、「温水で床暖房をしている」という家庭だ。これならば、日中電力から深夜電力に変えることで、効果があるだろう。
 しかし、「温水で床暖房をしている」という家庭ならば、もともと深夜電力かガスを使っているはずだ。「温水で床暖房をしている」という家庭が、日中電力でお湯を沸かしているはずがない。ゆえに、この点でも、深夜電力の推進は、意味がない。



 【 参考 】

 実を言うと、停電に対して、非常に有効な妙案がある。それは、停止した福島第2原発を稼働させることだ。今は止まっているが、これを稼働させれば、440万キロワットの出力を得るから、現状程度の電力不足は、あっさり解決する。
( ※ これは危険ではないし、再稼働可能である。ま、世間の人々がうるさいので、すぐには無理だろうが。)
  
 他にも、休止中の原発は、いろいろとある。引用しよう。
 地震に伴い運転停止したのは11基。宮城県の東北電力女川原発1〜3号、福島県の東京電力福島第1原発1〜3号、福島第2原発1〜4号、茨城県の日本原子力発電東海第二発電所。
 ほかに定期検査で停止中だったのは8基で、福島第1原発4〜6号、青森県の東北電力東通原発、静岡県の中部電力浜岡原発3号、新潟県の東京電力柏崎刈羽原発2〜4号。( → 読売新聞




 【 関連サイト 】

 「値上げせよ」と論じている人もいる。
  → http://agora-web.jp/archives/1292374.html
 
 値上げすることで、いろいろと効果があると論じている。しかし、いずれも、ほぼ無効だ。
  ・ エアコン温度設定を高める → 規模が小さすぎる
  ・ 照明を LED にする → 規模はごく微小(ゼロに近い)
  ・ 東京のイベントを地方で → 同上
  ・ 深夜操業 → 10時ごろまで電力は不足している。早朝ならともかく。
  ・ 夏休みを増やす → 生産量が減ってしまう。元も子もない。有害。

 
 いずれにしても、規模は小さすぎるか、弊害がある。こんなことをいくらやっても、総計で 100万キロワットぐらいにしかならない。不足分の 1000万キロワットにならない。ゆえに停電を止めることはできない。
 数量も数えられないで、単に気分だけ「節電を」と述べるのでは、(0.1ワットぐらいを減らすために)「コンセントを抜いて待機電力を減らしましょう」と述べた蓮舫と、五十歩百歩だ。
 こんな「節電ごっこ」をしても何にもならないのだが。まともな案は、ピーク時に 1000万キロワットを減らす案だ。それは、前項に記してある。
  → 今夏の停電をなくすには?(逐次タイムシフト)
 
 「値上げすれば市場原理でうまく行く」と考えるような単純な頭は、自己反省した方がいいだろう。そういう頭は、「電力は嗜好品でなく必需品である」ということを理解できていないのだ。間抜けな価格理論を唱える前に、「価格弾力性」という経済学用語を理解した方がいい。
  
( ※ 価格曲線で説明するなら、数量が少なくする方向に均衡点を移動させるためには、供給曲線を強引に変更するよりは、需要曲線をシフトさせる方がいい。その方が無理なく均衡点を移動できる。……それがタイムシフトだ。〔電力の需要曲線をシフトさせる。〕)
( ※ こういう発想ができずに、需要でなく供給サイドで問題を解決したがるのが、古典派経済学者の悪い癖だ。経済を供給サイドでしか理解できないから、経済の半分しか理解できない頭になる。)

 ──
 
 《 オマケ 》

 上記のサイト では、次のように述べている。
 ビルの昼間の電気料金が 50%増にでもなれば、エアコンの設定温度は数度は高く設定されるでしょう
 いかにも市場原理主義者らしい空論だ。実はすでに節電ブームによって、室温は 28度というギリギリの温度に設定されている。これ以上、室温が高くなると、頭がぼうっとして、仕事の能率が大幅に低下する。ビジネスの現場や設計の現場は、能率が大幅に下がる。工場ならば、注意散漫によるエラーが頻出して、不良品率が大幅に上がる。
 このような問題は、すでに指摘されてきた。
  →  http://bit.ly/hLo30T (検索「暑さで仕事の能率が落ちる」)

 というわけで、28度という室温設定を「数度」も上げることはできない。
 だいたい、最高気温が 33度ぐらいのことが多いのに、「数度」も上げるなんて、意味がない。「冷房を完全に切る」というのと同じぐらいの意味だ。とうてい無理だろう。(仕事の能率を考えるなら。)
  
 しかも、悪いことに、たとえ冷房を完全に切っても、停電は解消しない。工場などが電気を食うからだ。ビジネス街だって、照明やパソコンが電気を食う。かといって、真っ暗な部屋で、パソコンも使わないのでは、仕事ができない。職場を開く意味がない。
  
 市場原理による価格調整ばかりを考えると、現実を無視した机上の空論となる。「料金値上げで節電を」という案は、そういう空理空論だ。仮にそれが実行されたら、製品は不良品の山となり、かつ、午後は停電だらけとなる。日本破滅。
 
 ※ ひょっとしたら、「停電は成功しました、日本経済は死にました」となる。
   「手術は成功しました、患者は死にました」の停電版。
posted by 管理人 at 19:49| Comment(3) |  震災(東北・熊本) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後に  【 関連サイト 】 と 《 オマケ 》 を加筆しました。

 また、本項の続編となる話が、次項にあります。
  → http://openblog.meblog.biz/article/4357883.html

   ※ ボトルネックと停電の話。
Posted by 管理人 at 2011年03月28日 20:28
野口悠紀雄の見解
>弾力性の絶対値がこのように小さい値であっても、価格を十分に引き上げれば需要は減る。
>平均的な値上げ率は、(10/3+1/3)=3.67倍(つまり、267%の引き上げ)と考えてよい。
http://diamond.jp/articles/-/11673?page=2

>こうした措置によって西日本や海外へのシフトが促進されるわけである
http://diamond.jp/articles/-/11673?page=4

 ──

 机上の計算とはこのことだ。
 「西日本や海外へのシフトが促進される」
 というのは、何を意味するか、わかっているのか? 日本(というか首都圏)の空洞化をあえて実行する、ということだ。あれほど「日本の空洞化を阻止するために法人税の減税を」と世間で騒ぐ人々が多かったのに、その「空洞化」をあえて促進するために莫大なコストをかけようというのだから、あいた口がふさがらない。「自殺の促進のために補助金を出す」というようなものだ。
 だいたい、そんなことをしたら、首都圏で莫大な失業が発生する。企業は移転しても、人は移転しないからだ。その一方で、西日本では莫大な人手不足が発生する。
 滅茶苦茶ですね。停電を解消するために、日本を混乱の嵐に巻き込む、というハチャメチャ政策。

 停電しないことが大切なのではない。日本が混乱しないことが大切なのだ。それには一円もコストをかけずに実行できる。タイムシフトをすればいい。
 なのに、値上げという莫大なコストを負担させ、さらには産業の移転という莫大なコストを負担させ、日本経済と大混乱のさなかに落とそうとは。
 これほどの滅茶苦茶な経済政策は見たことがない。首都圏は震災の被害がほとんどなかったが、野口悠紀雄の「大幅値上げ」政策のせいで、東北をしのぐ大混乱が起こるかもしれない。

 地震よりも破壊力のある、大幅値上げ政策。日本経済の息の根を止めるのは、これだ。
Posted by 管理人 at 2011年04月02日 22:09
野口悠紀雄の説には、一つだけ、役立つ長所がある。

 そもそも、彼の説では、次の二点が促進される。
  ・ 操業が夜にシフトする
  ・ 西日本や海外へのシフト

 しかるに、夜はやはり電力が供給不足だから、夜に移転しても効果はあまりない。無効な策が進むだけで、停電は解決しない。
 また、西日本や海外へのシフトは、日本の大混乱をもたらす。
 いずれも無効であり、正解ではない。

 このことから、次のことがわかる。
 「値上げによっては、早朝へのタイムシフトは実行されない。あらかじめ正解が示されない限りは、値上げしても無意味だということが、証明された」

 大幅値上げしても、
  ・ 操業が夜にシフトする
  ・ 西日本や海外へのシフト
 という大混乱が起こるだけだ。そのことを野口悠紀雄は自ら証明してしまった。それが彼の主張の長所だ。

 正解を知らせずに、値上げで脅迫だけしても、人は正しい行動を取れないのである。
 値上げをすることで、人は特定の間違った行動を避けることは可能だ。しかし、新たな行動が正しい行動だという保証はない。前よりもひどい行動を取ることがある。そのことを、野口悠紀雄は自らの馬鹿げた論説で、証明してしまった。
Posted by 管理人 at 2011年04月02日 22:09
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