報道を転載する。
指標はまず、今より軟らかくして弾力性を下げるか、子どもが吸い込みにくいよう容器を大きくすることを提案。ゼリーそのものも直径5センチ以上を目安に大きくするか、子どもの気道に合わせて同1センチ以下にすることを示した。──
→ http://www.asahi.com/national/update/1222/TKY201012220255.html
現在流通している商品の大きさや硬さはほとんど指標に適合しておらず、同庁は事業者に自主的な改善を求める。
また、福嶋浩彦長官は「マンナンライフ社を含め、ほとんどの商品は指標に適合しておらず、改善を働きかけたい」と話した。
→ http://mainichi.jp/life/food/news/20101222dde041040067000c.html
研究会座長を務めた向殿政男明治大教授は22日、記者会見し、「明確にリスクを下げる手法が示された。仮に企業が対策をせずに事故が起きれば相当糾弾されることになる」と強い口調でメーカー側にくぎを刺した。
→ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010122200393
「マンナンライフ」の永井孝社長は「いろいろと説明を受けたので、持ち帰ってどこまで対応できるのか検討するということに尽きる。大きさとか形だけでなく、表示の問題などもあると思う。具体的にこういう対策を取ると明言することは今の段階では難しい」と話しました。
→ http://www.nhk.or.jp/news/html/20101222/t10013009551000.html
まとめて言えば、こうだ。
・ 消費者庁は、固さや形状の点から、危険性を示した。
・ 形状を改めることで危険性を下げよ、という指針を示した。
・ 「事故が起きれば相当糾弾される」と強い意向を示した。
・ メーカーは「対策を取るつもりは今のところありません」と知らんぷり。
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なお、ネットにあふれているのは、
「親が悪いから、メーカーは悪くはない」
というメーカー擁護論だ。その趣旨は、
「危険だとわかっているのに子供に与える親が悪い」
というもの。
「悪いのは親だから、メーカーは悪くはない」
という非論理的な主張。(白いのは砂糖だから、塩は白くない、という屁理屈。)
なお、この主張に従えば、
「危険だと示しておけば、青酸カリ入りのお菓子を販売しても構いません」
ということになる。昔のグリコ事件の犯人の
「毒入り危険。食べたら死ぬで」
という犯人は無罪だ、という趣旨ですね。(滅茶苦茶。)
しかも、である。メーカーは「危険じゃありません」と言っているのだ。
「モチや飴と同様です。こんにゃくゼリーは危険じゃありません。だから形状を変えるつもりもありません。ちょうど喉に引っかかるようなサイズにします」
という主張。悪魔的ですね。
──
それにしても、
「危険度を下げるために、固さか形状を変えよ」という指針に対して、文句を言っているマンナンライフというのは、どうしようもなく悪質ですね。
今回の政府の措置が出たことは好ましいことだが、とはいえ、私としては、まだ不満ですね。会社側は現在、やるべきことをやっていない。その意味では、JR西日本の ATS よりもはるかに必然性が高い安全措置を取らずに、放置しているのだから。
このような犯罪的な会社は、はっきりと法律で規制するべきだろう。(自主規制ではなくて。)
さらには、「未必の故意」で、社長を逮捕してもいいと思う。
仮に「裁判員制度」で裁判員になったら、私だったら「殺人罪で有罪」を宣告します。最初のころの分は「気づかなかったので仕方ない」というふうに無罪だが、死者が続発すると判明しても放置していた分については、殺人罪を適用できると思う。
[ 付記1 ]
こういう悪質な会社の主張こそ、人の生命を奪うのだから、トンデモマニアが「トンデモだ!」と批判すればいいのだが、……念のために調べてみたら、例によって、トンデモマニアは、マンナンライフのような悪質な企業を擁護する側にまわっている。
「モチや飴と同様です。こんにゃくゼリーは危険じゃありません」
というインチキな主張に賛同して、
「だから形状を変えるつもりもありません。ちょうど喉に引っかかるようなサイズにします。人を殺します。それで人が死んでも、親のせいです」
というふうに言って殺人食品を売って金儲けしている会社を、擁護する。つまり、トンデモ会社に賛同するのが、トンデモマニア。
[ 付記2 ]
「こんにゃくゼリーを規制するべきでない!」
とに主張するトンデモマニアが多いのは、たぶん例によって誤読しているせいだろう。
「こんにゃくゼリーの固さか形状を規制せよ」
という指針を
「こんにゃくゼリーの販売を規制せよ」
というふうに勝手に誤読して、
「少し危険だからといって、販売を規制するのはトンデモだ!」
というふうに思っているのだろう。
ま、誤読による批判というのは、彼らの特徴だから、仕方ないか。 (^^);
しかしまあ、政府がトンデモマニアと同じ意見ではなく、まともな頭を持っていることは、慶賀すべきことである。
【 追記 】
ネットを見ると、今回の指針を誤解している人々が多いようなので、注釈しておく。
今回の指針では、「こんにゃくゼリーの形状は、直径1センチの飴玉みたいな形になる」と思っている人々が多いようだが、そうではない。正しくは次のいずれか。
(1) 直径1センチ以下で、長さが自由。(基本としては棒状。)
(2) 直径5センチ以上もOK。(大きな箱形にして、切って食べる。)
このようにすれば、かなり大きな形になるから、こんにゃくの食感も楽しめる。「直径1センチの飴玉みたいな形」だと誤って報道している向きもあるが、それは誤解である。
【 関連項目 】
この問題の件は、過去記事に詳しい。
→ こんにゃくゼリーの危険度
科学的調査は、下記に報告がある。
→ こんにゃくゼリーの危険性 政府依頼で信州大が600万円で調査

前回で論じているので、そちらを読んでください。
→ こんにゃくゼリーの危険度
「こんにゃくゼリーみたいな ガキの食べ物は、いい年をした大人が食うな」
こんなものを食べたがっている男の大人なんて、いかにもオタクっぽくて、気持ち悪い。
大人なら、まともな果物にするか、普通のこんにゃくにするか、どちらかにするべきだ。
「こんにゃくゼリーがほしいよ、食べたいよ」
なんて喚くなんて、ガキそのものだ。
「涼宮ハルヒが好きなんだ」
というのと同じレベルの頭だね。
だから2ちゃんねらーは騒ぐのだろうが。成熟できない大人子供は、相手にしたくないですね。
ガキは飴玉でもしゃぶっていろ、と言いたいですね。
彼らが飴玉でもしゃぶっていれば、口がふさがり、有害な意見を言わなくなるので、子供たちの死者が減る。
「あれがほしい、これがほしい」
と自分の望みを主張するのは、ガキだ。
大人は、自分の望みを我慢して、自分の子供のために何が役立つかを考える。
子供が「甘いものがほしい、お菓子ばかり食べていたい」と言い張っても、それが子供に役立たないと判断すれば、「我慢しろ」と諭す。
こんにゃくゼリーも同様だ。いくら子供が欲しがっても、それが生命にかかわる危険を持つのであれば、その危険を冒すべきではない。
なのに、死の危険も顧みず、「これがほしい、これがほしい」と喚くのでは、ガキも同然だ。あるいは、
「自分は大人だから死なない。だから大丈夫。そのせいで、よその子供が死ぬとしても、知ったこっちゃない」
と思うのであれば、その人は親になる資格がない、とすら言える。(もともと親になる資格がないオタクが多いけれど。)
ことに問題を招いた出発点がある。こんにゃくとあれば
かみ切りにくさや腰の強さが分かるけれど、あえてこんにゃくを
隠してゼリー = 食べやすいお菓子 というイメージで食品を
売り続けていることが不可思議。
ここ30年続くテレビにはじまり、文部科学省が仕上げした愚
民化政策(*)が見事に結実し、事実・現実を認識できない人間が
国内にあふれかえってしまったからこそ、危険なものを
危険と認識せずゼネラル・ブランド商品として売り続ける
ことが可能になり、かつ危険と報道されても、危険性を認識
できない親が増え続けているのではないでしょうか。危険を
危険と認識すればよい、と考える人もいるけれど、タバコ
などの危険性と異なり、親から与えられれば信じて食べるの
が子供というもの。当然、もっと早く広く規制することが
必要であったと考えます。
(*)視聴率さえ稼げれば何をしてもよい、一般視聴者を参加させ
苛めであっても、方言であっても笑いさえとれればよいという
考えの番組が蔓延しはじめたのが、中曽根首相の頃から
(*)文部科学省は ゆとり 教育課程についてのしっかりとした考察を
行う必要があります。しかし、これまで文部省・文部科学省を
通して、前教育課程についての徹底した考察を行ったことは
一切なく、あくまでも無謬主義なのです。
まさか一番売れてる?会社だから事故も一番多いと考えていらっしゃるのでしょうか。
マンナンライフはクラッシュタイプの商品を用意しているみたいですが、与える者が判断してこちらの商品選ぶなりすれば良いのでは。
「こんにゃくゼリーも同様だ。いくら子供が欲しがっても、それが生命にかかわる危険を持つのであれば、その危険を冒すべきではない。」と書かれていらっしゃいますが、これは誰に向けてのメッセージですか?
メーカーに対してですか?食べさせた親に対してですか?
確かにメーカーの責任もあるとは思いますが、メーカーに文句を言ってばかりでは自分の判断力が失われていくと思います。
最後に(もともと親になる資格がないオタクが多いけれど。)とも書かれていますが、親になるのに資格が必要ですか?その資格とやらをあなたが判断するのですか?言い切れるほど深い付き合いをされてますか?
まとまりのない文章ですいません。自分も全メーカーの不的確な物の形状変更には賛成ですが、こんにゃくゼリー関係の記事でのマンナンライフや関係ない個人への攻撃が特に気になったので書かせていただきました。
ホメオパシーの場合と同様だと考えてください。
ホメオパシーで、子供を死なせて悪質な金儲けをしているのは、ホメオパシージャパンだけではないが、特にホメオパシージャパンを私はやり玉に挙げている。(私だけじゃないけど。)
それをやっているのは親であり、親に対する啓蒙も必要だが、だからといって子供を死なせるホメオパシー業者が許容されるわけではない。
ホメオパシー業者を批判する人があれほど多いのに、ずっと死者の数が多いこんにゃくゼリーでは、業者を批判するのは私ぐらいしかいないというのは、不思議ですね。
> 関係ない個人への攻撃
私は特定の個人を名指しして攻撃したことはありません。
「こういう意見をもつ親」という形での批判。不定冠詞の a man に対する批判であり、定冠詞の the man への批判ではない。
マンナンライフという名指しなら、新聞社に文句を言ってください。ただの右代表でしょう。
殺人犯が批判されるとき、特定の殺人犯が名指しで批判されますが、だからといって、「他の殺人犯を批判しないのは不公平だ、けしからん」という理屈は成立しないでしょう。
「個人への攻撃」では無く「製造会社とは関係の無い一般人にむけて」と書くべきでした。
「親になる資格がないオタクが多い」等、根拠のはっきりしない書き方が気になったもので。
個人を特定してなければ何を書いても良いとお考えでしたら、誰もあなたの意見に賛同はしないのではないでしょうか。
もしかしてブログを盛り上げるためにわざと書いているのですか?だとしたら釣られてすいません。
記事の内容とは関係ないですが、出来れば「親になる資格」というものがご自身が具体的にどのようなお考えを持たれているか知りたいので、書きこんで頂ければありがたいです。
あと「マンナンライフという名指しなら、新聞社に文句を言ってください。ただの右代表でしょう。」とも書かれていますが、それなら「危険な形状でこんにゃくゼリーを製造しているすべての会社」と最初に書けば良いのでは?
別にマンナンライフの肩を持つ気はないですが、マンナンライフが全製造会社の代表なわけでも、形状を指定し作らせたわけでもないでしょう?
単なるスケープゴートにしているだけの様な気がします。
報道記事を読んでもマンナンライフ以外の製造・販売会社の名前が出てきてないのはなぜでしょうかね。
正直この一連の事故・報道・政府の対応等は胡散臭くて納得できないです。(町田聖子議員の噂もあって)
最後に、管理人さんのブログにイラン事を長々と書き込んでしまい申し訳ありません。つい気になったものですから。それでは失礼致します。
それはブログの見解ではなくて、コメント欄の話です。しかも、カッコのなかに入っている話であり、本論からズレた蛇足です。
なお、コメントの原文(本論)はこうです。
> 「自分は大人だから死なない。だから大丈夫。そのせいで、よその子供が死ぬとしても、知ったこっちゃない」
> と思うのであれば、その人は親になる資格がない、とすら言える。
町田聖子とか何とか、間違いがいっぱいあるので、あまり頭に血をのぼせない方がいいですよ。たかがこんにゃくゼリーのことだし。
だから「大人が食うな」がおかしくて、「子供が食うものではない」が正解では?
宣伝等に改善の余地があるとは思いますが、そもそも「子供が食べるお菓子」という事を前提に話が進んでいるから、議論がおかしな方向へ進んでいるんだと思うんですが、いかがでしょうか?
「弾力があるけど柔らかく、口の中でくずれる」イメージ欲しさに『ゼリー』という呼称を使い続けている、「売り上げが落ちる」という企業姿勢が根本だろう事、勉強になりました。
私としては(ええオッサンですが)棒状&箱切りのいずれでも食べてみたいですね。食感も味も好きですし。
> 形状を改めることで危険性を下げよ、という指針を示した。
強制力のない指針ですか。当然行政庁である消費者庁なら、命令などの厳しい措置の行えるはず。緊急課題ではないとの認識ですね。
>「事故が起きれば相当糾弾される」と強い意向を示した。
研究会程度の座長は大げさに吼えるもの。
> メーカーは「対策を取るつもりは今のところありません」と知らんぷり。
当然です。神戸地裁の請求棄却もあり今のところは安泰。今のところはですがね。
現在メーカーは悪魔的でもなく、犯罪的でもなく、ましてや殺人罪が適用される会社でもない。